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2004.05.17

「週末起業」という発想を生かす

藤井孝一著「週末起業チュートリアル」(ちくま新書)を読む。本屋で「週末起業」という言葉はよく目に入っていた。たまたま昨日見たテレビに藤井さんが出ていて、買ってみようと思ったわけである。

といっても別に新たに仕事をするわけではない。今まで自分がやってきていることを、この「週末起業」という形に置き換えるとずいぶんわかりやすいなあと感じたのである。
学校での仕事とは別に、様々な原稿を書いたり、いくつかのプロジェクトに参加したりしている。ホームページの更新もだ。それらは本業をより生かす「週末起業」と言える(「週末」にはこだわらない。「早朝」でも同じ。)。もちろんお金が目的ではない。より充実した本業のためにしていることであり、また、かっこよく言えば「人生の充実」「社会貢献」と思っている。

この本で自分の中で「起業」にするには次の2点が必要と感じた。
1 「起業」の時間を固定する
 今は本業と起業の時間を区別をしていない。平日の夜に原稿を書くこともあれば、朝学級事務をすることもある。要するに締切ぎりぎりの仕事の仕方なので目の前のものを片付けるのが優先なのだ。そうではなく、朝は起業のみとしたらよい。おのずと学校の仕事はその日の夜までという限定。
2 「コンサルタント」がキーワード
 この本の中で一番読み応えがあったのは「週末コンサルタント」の部分である。週末起業をするためのお勧めはコンサルタントになるということである。「元手がいらない」「会社の理解が得やすい」「即オンリーワン」「満足度が高い」といったことがその理由。
 自分も「〇〇教育コンサルト」と名乗ってみたいと思った。もちろん夢だが。そのようなゴールを持つことによって本業も起業の部分も相乗効果で高まる。

藤井氏は「週末起業フォーラム」というwebを運営している。この中にもヒントが様々ありそうだ。

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