『カッコよく生きてみないか!』
子ども向けの本、『カッコよく生きてみないか!』(PHP)を読んだ。著名な齋藤孝氏の本である。このごろいろいろな分野で齋藤氏の著書を見かけるようになった。これは子ども向けの本であり、「先生のお勧めの一冊」で紹介しようと思い購入した本である。
「人に喜んでもらう生き方」「あこがれ力を身につける」といった小学生にとっても分かりやすい言葉で、生き方が語られている。少し生き方を意識している担任する6年生にとってはいい本だ。(出てくる事例が男子向けかな・・・。女子バージョンもあったらいいなあ。)
それだけではない。これには授業のエキスも詰まっている。
・あこがれの人を書く。その理由は?
・親から「してもらったこと」と、親に「してあげたこと」を書き出す。どちらが多いか。思ったことは?
・伝記の紹介。
・野茂、イチローと友達の行為の共通点は何か。
・「プロジェクトX」の考えから学ぶこと・・・等
10分ぐらいで指導したいことが次々と浮かんでくる。仕事のヒントにもなる。
ところで齋藤孝さんのホームページを見て、次のサイトに釘付けになった。
「教師を目指す諸君へ」
「教師を目指す」を「教師である」に代えて読みたいメッセージである。
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