NHKの皆さんへの手紙
学級通信「6年1組物語」62号より
子どもたちに家庭学習でNHKスタッフの皆さんへ手紙を書きました。一人一人の思いが表れています。抜粋して紹介しましょう。
NHKの皆さんが来ますと先生に言われた時には,少しきんちょうしま
した。でも,実際にやってみるとあまりきんちょうしませんでした。たぶんNHKの皆さんが,そんなにきんちょうしなくてもだいじょうぶだよといろいろ声などをかけてくれたからだと思います。
→ディレクターさんからは,本当にいろいろと声をかけていただきましたね。今までもいろいろな学校を訪問して慣れているからですね。
まさとし先生は,ぼく達以上にきん張したのではないかと思います。実はぼくはアナウンサーになる夢を持っています。この貴重な体験を忘れずにいっぱい勉強をしてがんばりたいと思います。
→私は大丈夫でしたよ。それにしてもアナウンサーになるという夢がふくらんだことがうれしいですね。
NHKの人たちが授業中にカメラを先生やぼくたちにむけてとっていた
のを見て,テレビはこんなふうに作られ,ぼくたちに情報を送っているんだなあと思い,テレビ放送は大変だなあと感じました。
→ふだん見られないロケの様子を見られた(体験できた)のですから,貴重な体験でしたね。
私は,最初のころは,ちょっときん張していたけど,だんだんなれてきました。写っているかはわからないけど,テレビに出ると思うだけで,少しドキドキしていました。
→確かにディレクターさんも話していた通り,全員が写っているわけではありません(全員チラッと写るとは思いますが)が,放送ではドキドキすることでしょうね。
発表の時やインタビューされたときはすごくきんちょうしたけど,その答えが授業に役立てることができました。最後のロールプレイの演技の時,
ちゃんとできるか心配だったけど,きちんとできたので良かったです。
→ロールプレイのできは,みんな満足していましたね。その後の深まりもあって本当によかったです。
あれからまた来る時,今か今かと待っていました。カメラマンのお二人
はいろいろな珍しい動物を写していたんですね。すごいなあと思いました。音声の人は持つのは大変そうですね。みなさんのおかげでぼくたちは楽しく学習できました。みなさんは,本当にプロですね。
→プロから直接学ぶことができたこと,本当によかったですね。いろいろな人から子どもたちは学んでほしいと思います。
子どもたちの手紙を読むと改めて貴重な学びの場だったことがわかります。いい学びを1学期の締めくくりとしてできたと思います。
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