いろいろなメディアと掲示板のトラブル
情報教育の一つとして昨日情報モラルの学習をしました。
次のような内容です。
1 知っているメディアを発表する。
20種類以上のものが出てきました。
2 交流できるメディア(電話・電子掲示板・手紙など)のプラス面・マイナス面について考える。
プラス面はどんどん出てきました。それもメディアによって違うことが出てきました。(「手紙は届くのが遅いけど、じっくりと考えて書くことができる」「掲示板は多くの人の目にふれる」)。マイナス面で共通しているのは「いたずらがある」ということです。
3 電子掲示板での書き込みのいたずらについて考える
友達の悪口を書いた書き込みについて、「どう思うか」「どういう結果になると予想するか」考えました。当然のことながら、「書かれた側の気持ちを考えてほしい」「書き込みは管理する人によって、誰が書き込んだのかわかってしまう」ということになりました。
4 書き込みのトラブルにあった場合にはどうしたらいいか考える
「友達に相談する」「先生に言う」「自分も掲示板に『やめてほしい』と書き込む」「自分の行いを振り返る」「家族に話す」
5 感想を話し合う
日常的にモラル指導はしていましたが、改めて授業をして、子どもたちは「メディアには特性があり、それに応じた使い方が大切」「書き込みなどのトラブルに対してのスキル」を学びました。(これが今回の授業の目的です。)
子どもたちが学んだことを感想から紹介します。
・被害者になったら、みんなが考えたようにすればいいなだなと学びました。メディアはいい点があるのに、悪い点もいっぱいあるので、メディアの悪い点は使わないようにしたいです。今日学んだことを生かしたいです。
・掲示板はみんなのものなので、マナーを守り書き込みをしていきたいなあと思いました。また、悪口を掲示板に書き込んでも誰かわかるので、すごいと思いました。これからもマナーを守っていきたいです。
・今日学んだメディアと掲示板のことを知って、いろんなことにも礼儀が必要と思いました。少しのいたずらでも、受けた人はとてもすごいショックを受けるのだと思いました。
子どもたちにとって大切なことを学んだ1時間だったと思います。
(学級通信「6年1組物語」56号より)
« 先生への手紙 | Main | わくわく授業1時間目 »
Comments