授業づくりネットワーク千葉大会雑感
授業づくりネットワーク千葉大会に2日目のみ参加した。
ネットワークホームページにその様子が写真で紹介されているし、私の日記にも概略が書かれている。
学びの多い充実した会だった。思いつくままに・・・。
1 忌憚のない意見が飛び交うよさ
ネットワーク全国大会に初めて参加したのは96年の山形大会だった。ストップモーション方式の模擬授業検討会で出る忌憚のない意見が次々と飛び交うことに目を見張った。それ雰囲気が好きで2年に一回は参加している。
今回も同様だった。レポート検討ですぐに出てくる質問・意見。感想カードを読むと一日目の授業やシンポジウムへの率直な意見も書かれている。「参加者が遠慮する雰囲気の研究会」にこの頃慣れてしまっている。その点でネットワークのよさを感じることができるだけでも有難い。
2 人とつながっている
ここ5年では昨年の北九州大会を除けば全部参加している。雑誌に原稿を書いていたり、総合MMを編集したりしているので人とつながる機会にもなる。今回も主催している皆さんや毎年参加している方々とお会いして話をすることができた。皆さんからいただくのは「元気」。これも有難いこと。
3 プロから学ぶ
アナウンサー講座は日本テレビのプロだった。「話す技術」といった実技よりも取材方法がおもしろかった。特にも「心をゆさぶるネタ」を仕入れるためには、本人以外の周辺を取材するという話には唸った。これは教材開発の手法としても同様だ。それにしても質問タイムが活気づいていた。「質問力の授業」スタイルが教員研修でも有効だということだ。
4 レポート発表も「プレゼン」を意識して
せっかく参加するから・・・ということでレポート持参。これも例年と同様。プレゼンプロジェクトに入っていたおかげで聴衆を意識した発表ができたと自己満足。「プレゼン指導 虎の巻」の17か条は教師も身につけるべきもの・・・と考える。特に先週、某会での聞き手を意識しない報告を聞いてから特にそう思う。
5 新しい「提案」を
模擬授業は俳句の授業での新しい提案だった。前日は「算数と演劇」という提案授業も行われている。やはりこのような問題提起をしなくちゃと思った。論を創るのは大変だけど。
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