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2004.08.19

スポーツ選手のエピソード

今、アテネオリンピックが熱い。特にもいつものオリンピックと違って、毎日がメダルラッシュ。がんばる日本人選手の活躍ぶりに子どもたちも寝不足になるのではないか・・・と思ってしまう。
さて、今回はメダリストたち一人一人の「物語」があるんだなあと共感しながら見ている。もちろん、そのエピソードは子どもたちにも通じる。始業式の今日、さっそく水泳の北島選手、柔道の泉選手の小学生時代のエピソードを写真等のプレゼンを交えて紹介をする。学級通信からその部分を抜粋する。

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★ オリンピックのエピソードから2学期の目標を決める

 アテネオリンピック、真っ盛りです。連日のメダルラッシュに皆様も寝不足ではないでしょうか。子どもたちも大いに興味を示しているようです。私ももちろん興味があります。というのもメダルをとった一人一人の選手に、その人固有の「物語」があるからです。
 2学期最初の日の1時間目、このオリンピックネタで子どもたちに話しかけました。

 この人は誰ですか。(北島選手!) そう水泳で金メダルをとった人ですね。今日2個目の金メダルをとりました。
 この北島選手のことでみんなに伝えたいお話があります。それは北島選手が小学校の卒業文集に書いた内容です。その時にすでに「オリンピックに出場金メダルをとりたい」と書いていたそうです。その当時、すでに平泳ぎ50mを34秒で泳いでいたそうです。(この数字にはやはり驚いていました。)でも北島選手は卒業文集には、「34秒より、楽しかった小学校のプールで出した36秒3の方が思い出」と書いたそうです。

 もう一人、柔道の泉選手(銀メダル)のエピソードを紹介しました。青森県から中学校に進む時に、「柔道をしたい」という自分の意志を貫き、東京に出てきた話です。

 二人に共通するのは「何かをなしとげようとする強い意志」を持っていたことです。立場は違うけど、みんなも2学期、強い意志を持って何事にも取り組みましょう。

 こう話した後、「2学期にがんばりたいこと」を作文に書かせました。エピソードが印象深かったのか、何人もの子どもが「北島選手のようにがんばりたい」といったことを書いていました。(子どもたちのがんばりたいことは少しずつ紹介していきます。)

北島選手のエピソードはこちら
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スポーツ選手のエピソードは具体的、明快なだけに子どもたちの心に響く。1単位時間、全て使う必要はないが、部分的にこのように子どもたちに紹介をすればよい。子どもたちは何かを感じるはずである。

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