シンポジウムからの学び
奥三河サマーキャンプにシンポジストとして参加した。(日程や参加者等については日記を参照)
シンポジウムでは発表やプレゼンとは違った要素が必要になってくる。そのことを痛感した。
思いつくまま学びを書きたい。
1 準備したものは使われなくて当たり前と思った方がよい
最初に「今までの実践を自己紹介の中で」と依頼されていたので、5分程度のプレゼンを作って臨んだ。ところが他の方々はあっさりとしたもので進行上5分も費やすのは失礼に思われた。そこで5分のものを半分程度に紹介をしたが、早口でよくわからなかったであろう。これは「せっかく準備をしたのだから」という思いがあったからだ。時間を半分にするのなら、スライドも半分にしなくちゃいけないと反省。他に写真等のスライドは準備をしたが、それらも話の流れから活用されることはなかった。使われなくて当たり前と思った方がよい。
2 日ごろの問題意識が反映する
シンポジウムで話す柱は決まっている。しかしながら話の流れで何をいうかはその時のコーディネーター次第。今回も「この点はどうなのですか。佐藤さん」とふられた時に、「これは難しいなあ」と思ったところがあった。幅広い問題意識を持っていないと即答できないと痛感した。
3 知識は絶対必要
同じシンポジストの吉田氏の知識には驚くばかりだった。自分より日本の教育史について詳しい。それらを適宜織り込んだ話は説得力があった。当たり前のことながら知識が豊富ということは武器である。
4 論理的な話し方を身につける必要あり
聴衆をいかに引き付けるか・・・そのような話し方を自分自身はできていなかったなあと反省した。限られた時間で的確に話すことを鍛えなければと感じた。
シンポジウムは息が抜けない。一瞬で考え、すぐに明確に話すことが要求される。貴重な学びであった。
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