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2004.09.16

ハプニングで知る子どもたちのやさしさ

「先生、イカが落ちてしまいました!」
 給食を子どもたちが配膳台に運んだのを確認して、少し事務仕事をしようとしたら子どもの声。
 見ると、イカの姿焼きが十数人分が床に・・・。聞けば蓋をあける時になかなか開かないので、思いっきり引っ張ったはずみで落ちたらしい。
 落としてしまった子は責任を感じて泣き始めた。

「オレ、イカ、いいよ」
「オレもいい」
「あっ、私も残すから食べなくていい」
 そのような声がすぐに聞こえてきた。
「ほら、みんな言っているから気にしない、気にしない」
 ふだんその子と仲がいいわけではないが、同じ給食当番だった子も声をかける。

「じゃあ、イカがいらないという人から今日は給食をとりにきて」と私が指示。
 何事もなかったようにいつも通りの給食の配膳が始まった。
 配膳が終わった時、残ったイカは混乱なくぴったりと分けられていた。
 落ちたイカも当番以外の子が片付けていた。 
 泣いていた子も給食を食べたのでホッとした。

 みんなやさしいなあ。子どもっていいなあ。
 ハプニングから子どもたちのやさしさを感じ取ることができた嬉しい日だった。

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Comments

子どもの発想っていいですね。そして、お互いを思いやる優しい気持ちって、周りをも暖かい気持ちにしてしまうパワーがあって素晴らしいですね。きっと、思い出に残る給食の風景ですね。この記事を読んでホットな気持ちになりました。

Posted by: kimukimuサマンサ | 2004.09.17 at 00:19

サマンサさん、ありがとうございました。ハプニングやトラブルで子どもたちが育つということがありますが、今回はその例でした。私も温かい気持ちで給食をいただきましたよ。

Posted by: サトマサ | 2004.09.17 at 04:59

とってもいいエピソードですね。
保護者がきいても、きっと喜んでくださることと思います。
こういう事態が起きた時、本当の学級の姿・力が見えるのだと思います。
やっぱり担任してるっていいなあ~。

Posted by: やまたけ | 2004.09.17 at 20:22

やまたけさん、ありがとうございます。
「ピンチはチャンス」という言葉を実感しました。
確かに「担任冥利」。やまたけさんに申し訳ないような・・・。

Posted by: サトマサ | 2004.09.17 at 21:40

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