落とし穴
今日もふと感じた反省事項。
昨年からの持ち上がりの担任なので、保護者との関係は安定している(と思う)。
しかし、これが落とし穴である。
保護者の皆さんが来校される。PTAの仕事だったり、子ども会の野球のお世話だったりする。お会いした時に挨拶だけではやはり淋しい。「このごろ〇〇君、〇〇でしたよ」と具体的に話したい。
安定してしまうと、それが少なくなってしまう。これが落とし穴だ。特に学級通信を日刊で出しているので、こちらは何かしら「伝えている」という意識になってしまっているのだ。
でも保護者が知りたいのは「学級全体の様子」よりも「我が子の様子」だ。保護者が来校された時には、その子の情報を面と向かって発信できる最大のチャンス。「安定」は「落とし穴」と心得て、保護者と接したい。
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Comments
kimukimuサマンサさん、ありがとうございます。
難しそうに思われるのですが、担任ですから一人一人で印象に残ることはわりと覚えているものです。「社会でいい発表をした」「こんなことを言っていた」という類のものですが。
でも自分の中で一人一人の記憶度が以前に比べて低下してきているのです。金曜日に保護者の方とお会いした時に、とっさにエピソードがなかったことに自分自身を情けなく思いました。それがこの記事を書くきっかけです。
サマンサさんのコメントから、改めて自戒しようと思った次第です。ありがとうございました。
Posted by: サトマサ | 2004.09.19 19:59
「落とし穴」を読んで、こんな風に思って下さる先生に感謝してしまいます。教師である前に一人間ですから、どんな時でも保護者の前でよい教師に慣れきるならともかく、心得ていても、保護者とお会いする時に、咄嗟にその保護者の子どもに対するコメントを述べるのは、よほど印象に残るような出来事でないと浮かばないのではと思いますが・・・、いかがでしょうか!?
でも、普段のノートのチェックなどやプリント・テストに一言でも教師からの励まし・お褒めの言葉などのコメントを書いて頂くのは、生徒もその保護者も喜びでもあるし嬉しいことです。勿論、お会いした時などに、自分の子供のことについて、ほんの些細なことでも知らせていただけたら、本当に嬉しいし感謝なことだと思います。
Posted by: kimukimuサマンサ | 2004.09.19 18:35