知識定着も重視
今年度の社会のテーマを、「見方・考え方を深めること」を中心にしているが、知識面もかなり重視している。当然のことながら、知識がなければ見方・考え方も深まらない。歴史学習の場合には特にそうだ。事実、見方を深める発問の時には、知識が多い子に見方の深さも比例している。
知識を増やしたり、定着させたりする時には、時間も限られているので最大限に工夫をしているつもりだ。社会科の学習で日常的にしているのは次のようなこと。
・未習部分も含めてどんどん教科書を読むように言っておく。
・時には範囲を指定して宿題に出す。その時には本文だけではなく、資料の題・内容も読むようにさせる。
・重要語句は板書・ノートに書く・読むというようにして記憶に残るようにしている。
・分からない言葉は授業中に自由に国語辞典を引かせる(社会でも大いに役立つ)。
・時間があったら(自習時等)、資料集に目を通すようにしている(どんな資料がどこにあるかを知っていると授業時にすばやく探すことができる)。
・導入あるいは授業の途中でテンポよく知識を問うクイズをする。
・単元終了時には知識を問うチェックテストを行う。(最低2度する)
知識が増えれば理解も当然増す。意欲づけにもなる。考える力とともに重視しなければいけないと思っている。
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