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2004.10.11

佐藤学級のルール

「あたりまえだけど、とても大切なこと」(昨日のblog参照)を読んで我が学級でここ数日で話した「ルール」を思い出してみた。

■まちがいはしていいもの。改善する気持ちが大事
・みんないいことと悪いことの区別はついている。でも、まちがいは誰でもすることがあるんだ。人間だったら必ずある。私もそうだった。大事なのはそのまちがいを反省し、改善していこうとする気持ちだ。

■悪いことほど早く報告を
・都合の悪いことほど早く知らせてほしい。すぐに対応できるからだ。

■ほめられたことはみんなで祝おう
・他の人にほめられたことだってすぐに教えてほしい。「でしゃばっている」なんて考えなくていい。みんなで一緒に喜び合おう。

■貢献しようとする気持ちを態度で示そう
・何かに貢献しようと思うなら態度に表してほしい。役に立候補すること自体がその態度表明になる。たとえ、役につかなくても立候補した時点で成長をしている。

■厳しく言われるのは期待されている証拠
・家の人が厳しくするのは君たちに期待をしているからだ。君たちがきちんとしていないのに何も言われなかったらそれは不幸なことだ。

■メディアの特性を考えよう
・今回の総合は調べ方を身につけるのに大事な学習だ。百科事典とインターネット。その特性を考えて使い分けよう。

■一言声をかけよう
・そうじ後、「遅れてすみませんでした」と入ってくる人たちに一言かけよう。休む間もなく学習に入らなければいけないのだから。

■「譲る」ことを大切にしよう
・「〇〇をしたい」と思う気持ちも大事。でも他の人も同じように考えていたら、「譲る」ということも考えた方がいい。「今回はいいよ」と言える人ほど、心は広いのだ。

「ルール」と言うには違和感があるものもあるが、日々このようなことを言っている。当たり前だがこうやって文章化していくと、自分の学級経営観が反映されていることを感じている。

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