わくわく授業、無事放映
昨日「わくわく授業」が放映された。
視聴直後は、「さすがプロ。あれだけの長さのものを効果的に25分間にまとめている」と思ったと同時に、「入れてほしいあの場面がなかった」「子どもたちの変容がわかりにくかったのでは」と思った。しかし、それも番組構成上仕方のないことである。どうしても「絵」になる場面が映像としては必要。「わくわく授業」といっても「すっかり教師向け」というわけではないからだ。思考を深化させ、子どもたちが発言する姿が続くことは教師はいいだろうが、一般視聴者には興味がわきにくいことであろう。
だから、授業で重要な役割を果たしたワークシートやイメージマップ、様々な資料といった部分は裏側ということで割愛された。その他説明不足部分もあるが、番組ホームページに今回の授業のQ&Aのwebもできたので、そちらに譲ろう。
番組の感想もメール、電話等でどんどんと届いた。ほとんどが好意的な感想。多分にリップサービスもあろうが、授業者としては評価が気になるところであり、その点では有り難かった。
・自分の言葉でしっかり発言できている
・教師の笑顔には余裕と自信があふれていた
・みんなで「学び合う」という姿勢が表情からうかがえた
・教師の一言一言が明確。子どもの発言も確実に鍛えられていた
・日頃の学級経営の素晴らしさが、そのまま授業に表れている・・・等
の感想をいただいた。
むろん、授業者としてはまだまだ力不足の点も自覚をしている。NHK側から一般の視点からの感想もいずれ届くと思うので、改善すべき点は改めていこう。
今回メディアに出ることによって、懐かしい方から連絡があったり、自分の実践に興味を示していただいたりした。新たにこのwebを知った方もいると思う。その点では人と人がつながるいい機会にもなったと思う。
Comments
ありがとうございました。ロールプレイ自体については、常に効果的というわけではないと思っています。今回のように複数の立場を考えさせる場合には確かに効果がありますが。ロールプレイ後も考えを深めるために力を入れました。
Posted by: サトマサ | 2004.11.13 09:05
番組を拝見しました。子供たちが,普段から鍛えられているなという印象を受けました。
ロールプレーを用いて,子供たちにそれぞれの立場について考えさせる取り組みは参考になりました。
その後の子供たちの様子なども,また教えてください。
Posted by: yamachin | 2004.11.13 08:45