IT活用・最初の感動を伝える
今日の県教研集会で印象的な質問があった。
自分のレポートの中で、「この実践をするにあたり、ML(メーリングリスト)を作り・・・」と書いていた。そのことで質問が出た。
「MLって何ですか?」
考えてみれば、今まで情報教育の集まりでのレポート報告だからこのような質問は出なかった。教研だからこそ出た質問だ。周囲も同様にうなずいている。
実際に自分が入っているMLの例をもとに質問に答えた。「空間と時間の壁がMLによってなくなります」とそのよさを強調したら続いて、「そのMLに入るにはどうしたらいいのか」と質問された。実際に組合に関わりあいのある団体のホームページを紹介をした。
「そうなんですか。これは便利ですね。さっそく入ってみたい!」
と感想を話していた。
このやりとりをしていて、「そう言えばMLに入って、いろいろな人のメールを見た時、必死になって読んでいたなあ」「自分がMLに最初に投稿する時は緊張した」といったことを思い出した。
もうすでにMLもHP更新も掲示板活用も当たり前になってしまった。
しかし、パソコンを活用する人でもMLを経験していない人はけっこう多いのではないか。
身の回りにIT活用を広げるためには、このような自分たちにとって当たり前のことを話題にすること・そして自分が享受しているメリットや感動を伝えることが第一歩だと感じた。
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