« 有田先生ご紹介 | Main | IT活用の発問研究 »

2004.11.22

役割と場の設定

今日、本校で県の体育科教育研究会の授業研究会があった。水沢教育事務所の指導主事が授業者。県内では著名な実践者である。体育関係の雑誌にもよく寄稿されている。本校の6年2組を借りての授業である。

単元はバスケットボール。指示が少なく(しかも話す時間も短い)、子どもたちの運動量は多いいい授業だった。(逆の体育授業はよくある)
その中で印象に残ったことが二つ。
一つ目は、グループ活動における役割をきちんと指導していたこと。たとえば基礎練習の回数を班で数える。その時に一人一人が「自分は〇〇の運動の回数を数える」ときちんと分担されていた。当たり前だけど大切なことである。一人一人が役割を持てば、責任感や意欲は向上する。
二つ目は場の設定の工夫である。ポートボールゲームの時にシュートをして得点をした人が台に乗るしくみになっていた。これだと上手な子がシュートを決めても、次は相手チームが有利である。このような場の工夫が他にもいくつか見られた。さすがである。「場の工夫」の例を一つでも見ると追試ができる。県の授業研究会だからこの点が大事だ。

県内の学校への案内があったので、県内各地から70人ぐらいは参加をした模様。9割が男性で体育館の雰囲気が違ってみえた。

|

« 有田先生ご紹介 | Main | IT活用の発問研究 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 役割と場の設定:

« 有田先生ご紹介 | Main | IT活用の発問研究 »