テレビからヒント
テレビ番組から実践のヒントを得る場合がたまにある。ちなみにこの場合のテレビ番組とは、教育テレビの学校放送番組ではない。
最近では、某出版社の入社試験が「本のキャッチコピーを作る」というものだったので、「読書週間、お気に入りの一冊のキャッチコピー」を作らせた。子どもたちもノッて作り、学級通信で紹介をした。テレビ番組を見なくてもできる実践ではあるが、発想のヒントとなったことは確かである。
土曜日、クイズ形式の情報番組で「リフレーミング」という言葉を知った。その番組では、人間関係をよくする手法の一つとして紹介されていた。「ボーナス下がってなあ・・・」とつぶやく夫に妻が、「私がやりくり上手になるチャンス!」と励ますシーンが紹介されていた。「プラス思考みたいなものか?」と思ってインターネットで調べたら、だいぶ一般化している用語のようだった。「リフレーミング」という本も出ているくらいだから。
エンカウンターの実践では、「短所を、見方を変えて長所にしてみましょう」というものがあった。これは10年前に自分も6年生で授業をしたことがあった。今度、「リフレーミング」をテーマに授業をしてみるのも面白いと感じた。
また、日曜日の朝のNHKニュースで「思い出ベンチ」というものを紹介していた。東京の井の頭公園に置いているベンチで背もたれに「私たちの若き青春の思い出に」といったメッセージと寄贈者?の名前が記されているベンチだ。思い出がベンチに形を変えて残る。その寄贈者の皆さんの思い出も紹介されていた。いい話だ。
子どもたちから、「タイムカプセルを・・・」という話が出ている。思い出ベンチのように、「思い出〇〇」を学級で考えてみるのもいいなと思った。
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