やはり楽しい教材開発
教材開発に関わる話を二つ。
一つ目は伝統芸能について。
新幹線に乗った時には必ず車内誌「トランウ゛ェール」に目を通す。JR東日本の冊子でお目当ては特集。対象の地域の魅力がビジュアルに書かれている。ちなみに持ち帰り自由。
昨日見たのは岡本太郎が撮影した秋田、岩手、青森の写真だった。北東北の魅力にとりつかれた時期があったようだ。これは初めて知った。なまはげ、鹿踊り、鬼剣舞・・・すべて自分にとっては伝統芸能として見聞きしていたもので珍しいわけではない。しかし、それが逆に教材開発的な視点を見えにくくしていたのかもしれない。間違いなく「地域のよさ」である。何らかの形で教材化ができそうだ。
二つ目は子どもたちが追究して発見したものについて。
社会の発展として「青い目の人形」を扱おうと思っている。昭和の初めに1万2千体、アメリカから送られたが、戦時中に焼かれたり捨てられたりして、現存するのは3百体というものだ。16日の市教研の研究授業で行う予定だ。初任校に偶然青い目の人形が残っており、実践してみようと思った。先週おじゃまして実際に見たり、いろいろと教えていただいたりした。
この青い目の人形、訳あって数人の子たちに追究活動を先行させている。そうしたら、学区内の水沢幼稚園に現存されていることを子どもたちが突き止め、来週見学できる運びとなった。私自身には「この地区では初任校にしかない」という固定観念があったから、マークしていなかった。子どもたちに拍手!
これで学習活動もよりリアルになる。嬉しい発見だった。
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