« やはり楽しい教材開発 | Main | 道徳でのIT活用 »

2004.11.08

「学校間交流学習をはじめよう」

「学校間交流学習をはじめよう」(稲垣忠編著 黒上晴夫・中川一史・堀田龍也監修 日本文教出版)が発刊された。「こんな子どもたちを情報教育で育てたかった!」と本の帯に書かれている通り、インターネットを活用した学校間交流学習についてディープに書かれている。
「ディープ」と書いたのには理由がある。240ページに情報がぎっしり詰まっているからだ。理論はもちろん、実践も11本。しかも研究者のコメントが入っている。資料編も充実しており、Q&A、監修者3人による座談会、ワークシートもある。まさにこれ一冊で学校間交流学習の魅力、方法、指導、理論がほぼ網羅されているのだ。筆者の稲垣先生のアシストで、私も1実践を書かせていただいた。「味・日本一」のりんご・みかん交流(静岡の藤原先生)である。

この交流学習で初めてIT関係のプロジェクトに入らせていただいた。1年前のことである。それから自分の情報教育実践が激変した。もちろんプラスの方向にである。堀田先生にいくつかのプロジェクトに誘っていただき、そのたびに大きな学びをしている。その点でもこのりんご・みかん交流は自分にとっては、忘れられない実践である。

交流学習をしている人はもちろん、興味を持っている人であれば絶対にお得な一冊である。ちなみに稲垣先生はまだ20代。私が初任で担任した子どもたちと同じぐらいの年令である。

|

« やはり楽しい教材開発 | Main | 道徳でのIT活用 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「学校間交流学習をはじめよう」:

« やはり楽しい教材開発 | Main | 道徳でのIT活用 »