回顧2004年
■2004年。昨年に続いて今年もいい年になった。
■まず、いくつかのプロジェクトに参加させていただいたことだ。プレゼンプロ(キューブプレゼンを活用した実践)、IT活用日常化プロ(カシオプロジェクタ)、NHK高学年番組プロ(「にんげん日本史」「3つのとびら」)、年末には情報テキストプロ、メディアとのつきあい方プロに加えていただいた。プロジェクトではその内容そのものも学ぶが、何といっても「人を知る」「仕事のしかたを知る」という点が何にも代え難い経験となる。これは本当に自分にとって価値があった。その他にもあるが、その多くは堀田先生から有難い機会をいただいたものだ。
■執筆面では初の単著「授業のアイデア」(ひまわり社)を発刊させていただいた。初著書ということで家本先生には最後までアドバイスをいただいた。原稿の書き方で実に多くのことを学んだ一年だった。その他にも「プレゼン指導虎の巻」、「学校間交流をはじめよう」、「保護者とのトラブルQ&A」が共著で発刊となった。来年は共著が5冊(書き終えている)、単著1冊(一通りは執筆)を発刊が決まっている。機会を与えていただいていることに本当に感謝する。
その他にもメルマガでの連載2本は順調に進んだ。月刊雑誌の執筆は減った。この点は自分なりの問題提起が足りなかったのだと思っている。
■発表やパネリストでもいくつかの機会をいただいた。メディアリテラシー研修会での実践発表、放送教育東北大会等のパネリスト、ネットワークやIMETSでの実践発表と一つ一つが自分の実践を振り返る場となった。
■自分の実践が映像化されたのも一つの特徴だった。NHK「わくわく授業」のザビエル、IT授業実践ナビ収録、水沢テレビのキャッチコピーといくつかの記録が残った。自分の実践を紹介する時、コンパクトにまとまったこれらの記録は貴重だ。その他にも、地元ニュースには数回別件で出て教え子からメールをもらったり、図書券を学校でいただいたりした(大縄チャレンジ)。テレビの凄さを感じた。
■これらの実践はあくまでも子どもたちのためにならなければ意味がない。自分の学んだことは子どもたちに還元されていったと思う。新しい授業への挑戦は子どもたちにどのような力がついたかという点を検証していたし、ITを活用した授業は日常的なものとなった。子どもたちも6年生ということで各分野の活躍した。それだけではなく、心の面でも成長したことは実に嬉しいことだった。
■自分が事務局として、海外研、図工研の二つの事業をやり通せたことにはホッとしている。もう一つ、地区社研の企画に積極的に関わり、来年の2月に一つの企画を立てることができたのは今までの下地があったからだと思う。
■一つ、教材開発の面では不足だった。プレゼンテーションコンテスト用に「青い目の人形」、研究授業用に「水墨画」といった授業をしたものの、新たな教材開発実践は手が回らなかった。
発信が多くなればかなりの受信が必要なのだが、読書量も不満だった。この点は来年の課題としたい。
■プライベートではPTAや地域のいくつかの小さな役を引き受けたり、我が子も成長したりと順調だったが、年末に健康の大切さを改めて感じる出来事があった。我が家にとっては大きなことであり、周囲からは温かい励ましをいただいている。助けられながら生きている自分を実感している。
☆今年のブログ記事はこれが最後です。ご愛読してくださった皆様に感謝いたします。そして、来年もよろしくお願いいたします。
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