情報教育のターゲット
2年ぐらい前から本格的に情報教育の研修会に参加するようになった。
興味を持った分野、プロジェクトに関わった分野を中心に実践を行ってきた。
しかし、自分の中で「核」というものはなかった。浅く、広く(実際は広くないかも)関わってきた。
しかし、一昨日のプロジェクト会議で改めて自分自身のターゲットを決めなくちゃと痛感した。
その会議では、自分の実践の経歴について話をした。もちろん情報教育についてである。実践とそれを裏付ける理論、主張。それを「はい、話して」と言われた時にすぐに言えるということは、日頃からターゲットを決めているからであろう。
その点で「広く・浅く」は当然のことながら弱い。
では自分の場合には何がメインか。
それは「社会科学習における情報教育」だ。具体的なテーマはこれからだが、ターゲットはこの分野だ。初任以来、社会を中心に自分の実践を重ねてきた。学校の研究が国語でも、片方で常に社会を意識をしていた。書いた原稿も一番多いし、教材開発も続けている。今までの自分の強みを生かせる分野だ。
むろん、今まで関わったメディアリテラシー学習、交流学習、プレゼン学習、気軽なIT活用といった分野ももちろん大切だ。それらは重要な裾野となる。
ちょうど今、「社会科学習における情報教育」という分野で二つのプロジェクトに関わっている。これを機会に自分の主張をこの分野で語れるようになる・・・・それが目標だ。
Comments
ありがとうございます。みなかんさんは学会で発表している分野がありますよね。すでに「軸」は確立されていますね(^^)。こちらはまだスタート地点に立ったばかりです・・・。
Posted by: サトマサ | 2004.12.14 18:06
自分の中で決してぶれない「軸」を確立する,ということですね。正寿先生の「軸」=「社会科」,納得納得。さて,自分の場合は何だろう。思いつきの実践ばかりで「軸」はぶれ放題です(^^;)。
Posted by: みなかん | 2004.12.14 17:45