教科書を読む
一週間後のプロジェクトレポートのために来年度の社会科の教科書に目を通した。
夏の展示会の時にも目は通していたのだが、改めて目的を持って見ていると次のようにいろいろと気づくところがあった。
・「メモの取り方」「インタビューの仕方」といった学び方の部分がさらにくわしくなっている。
・コンピュータ活用についてもずいぶん具体的になっている。
・岩手県の内容で新たに取り入れられたところがあった。(5年社会。私の前任校のある宮古市!)
このうちメール活用について5年生で触れられていた。地域の気候の違いを学習をするために、沖縄の小学校にメールをする時の注意と具体的な文例が書かれていた。
でも、実際にメールを送るとなると別だろう。相手をどこにするか探さなければいけない。写真を送ってもらうということだが、教科書に写真が出ていれば、その写真を活用して授業をするだろう。
その点では、コンピュータ活用の学び方を教科書にどう記述するかは限られたスペースの中では難しいものがあると感じた。
さて、今回自分にとってよかったのは、教科書のパンフレットから教科書会社の有益なマガジンを知ったことだ。日野原重明さん、向井千秋さんといったビッグネームが教育への提言を書いているし、何よりも有田先生によるおすすめ授業も書かれている。
いつの間にか教科書会社のホームページを見なくなっていたが、だいぶ活用できるものに進化をしている。そういえばこの間、国語の外来語の発展学習をした時に、結局参考になったのは教科書会社のHPだった。
これから時々、要チェックだ。
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