情報性の高いイラスト
今日はずっとノート本の原稿修正とイラスト原版作りに取り組んだ。明日も同様だ。期末の仕事も気にはなるが、こちらも急がないといけない。
というのも、このノート本は2冊目の単行本として発行される予定だからだ。依頼されたのは、授業のアイデア本が発行される前だから、もう一年ほど前である。アイデア本を仕上げすぐに取り組もうと思っていたが、延び延びとなり2学期になってようやく本格的に取り組む始めた。
発行目標は3~4月。この時期が一番教育書が売れる。逆算すると12月中には原版を仕上げなければいけないというわけだ。
さて、この本も前回のアイデア本と同様に半分はイラストだ。このイラスト、単なるさし絵ではない。「情報性の高いイラスト」というのがキーワードだ。当然絵自体はプロに頼む。ただしその原版は自分の仕事。「どうしたら読者にイメージが伝わるか」と考えながら取り組んでいる。
授業のアイデア本の感想で、「イラストがスーっと頭の中に入ってきます。強く印象に残ります」というものがあった。実に印象的だった。内容が印象的でも大方は忘れてしまうものだ。でも、情報性の高いイラストだと逆に印象に残るものもあるだろう。その点では本文半分・イラスト半分は若い教師向けにはいい中身だと思う。
というわけでデザイン感覚がないながらも、イラストの工夫を試みている。
それにしても、適宜家の仕事があるのはいいことだ。原稿に飽きた頃に買い物に行ったり、家の諸々の仕事をしたり、子どもたちと話をしたりするのがいい気分転換になる。飽きっぽい自分に合うペースで明日まで取り組もう。
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