今年の夢
元旦。今年の夢を考えてみた。もっともこれはあくまでも夢であり、現実的な目標とはまた別だ。教師の仕事は具体的なポジションで始動する4月1日が「元旦」だと思っている。
1 プロジェクトで結果を出す
今、関わっている情報テキストプロジェクト、メディアとのつき合い方プロジェクトに全力投球。どちらも長期間のプロジェクト(ゆったりと行うプロジェクトという意味ではない。それぐらい時間をかけて取り組まなければいけないものという意味)なだけに、背筋を伸ばして取り組みたい。
そして、自分での一つのプロジェクトを主宰し、成果をアウトプットしてみたい夢がある。経済的裏付けと人的確保が前提条件だけど。
2 学会で発表する
研究会での発表なら数多くあるが、学会での発表は未経験。この夢が叶うとよい。上のプロジェクトに関わって情報教育と社会との関わりを今年はディープに研究してみたいと思っている。そのテーマで行ってみたい。
3 精力的に執筆する
まずノート本をしっかりと完成させる。これは夢ではなく現実。その後、教材開発と授業を関連づけた原稿を書いてみたい。「書きたいことを書く」という路線だ。発表の場としては本という形になるのが夢だが、難しいと思うのでホームぺージになると思われる。また何年生の担任になるかわからないが、今度こそ「〇年生の社会・一年間の実践記録」をとりたい。自分の学級経営についてまとめてみるのも行いたいが・・・。
4 企画力をアップさせる
水沢に戻ってから、ずっと考えていた地域の教師対象の企画を実行に移したい。単発では今までも図工のセミナーで行ってきているし、今度の地区社研はだいぶ反響を呼んでいる。それらを発展させた形でできないか。
5 日常をしっかりと
これは夢ではない。ブログと仕事日記の毎日ダブルアップ。学級通信のほぼ日刊発行。子どもたちに基礎的な力をつける。担任と子どもとのよき関係を築く。依頼された発表、原稿を締め切りまできちんと行う・・・等。日常的なものはしっかりと行いたい。
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Comments
ありがとうございます。「新年なのにずいぶん朝早くの書き込みだなあ」と思ったら、時差があるのでしたね(笑)。ブログ、さっそく拝見しました。アメリカの教育に日本流の方法を持ち込む・・・成果が楽しみですね。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
Posted by: サトマサ | 2005.01.02 08:48
佐藤先生、あけましておめでとうございます。ココログより、ご挨拶したいと思います。最近社会科教育の教授にそそのかされて、iBookとiMacを購入したのですが、メールはいつも文字化けするので、ここに書き込みさせていただきました。
奥様の看病で大変だと思いますが、休めるときは休んでくださいね。
昨年はメールでのやり取り、ありがとうございました。最近友達が日本に帰ったので、佐藤先生の単著、授業のアイディアを買ってもらいました。(まだこっちに帰ってきてないので、手元になく、読んでいませんが。)そしてノート本の方をアメリカより楽しみにしております。
最近、教授と個人的に、歴史的思考/理解(Historical Thinking/Understanding)の研究をしています。主にアメリカの小学校でのアメリカ史での実践が多いのですが、いろいろ勉強になります。佐藤先生の実践をここで読んでいますが、先生の学生さんは歴史的なものの見方というのが身に付いているようで、すごいなあ、と思っています。自分の学生もちゃんと目的をもって授業で身につけさせなければ、と思っています。
何分、ここ一年間は9年生(14、15歳)の保健体育の担当でしたのであまり実践の場はなかったのですが、今年からは本業の社会科に戻れるので、佐藤先生の実践を参考に、教材研究、授業の技術というのをウェブを通して勉強していきたいと思います。
最後に、私もブログなるものを作って、高校での実習などを日記のように書いております。日本語が「かなり」変ですが、機会があったらのぞいてください。それでは、よいお年を。今年もよろしくお願いします。
Posted by: 先生志望@コロラド | 2005.01.02 04:27