教科書は吟味されている
当たり前のことであるが、教科書は吟味されている。自分がテキストを書いてみるという経験をしてみて、つくづく思う。たとえば次のようなことだ。
・文章の表現。短い文章でわかりやすく内容を伝えている。
・子どもの発言が学習の方向性を規定している。
・写真や絵の配置も吟味をしている
・写真もわかりやすいものを選んでいる。
ふだん何げなく見ているものの、自分が表現する立場になると今まで見えなかったものが見えてくる。
そのような教科書を自分は十分に使いこないしているか。明らかに十分ではない。子どもたちは予習として教科書はよく読んでいるが。
先週の有田先生の講演の中で真似したいと思うことがあった。それは教科書に、使う資料やエピソードを書いた紙を貼っておいているということだ。なるほど、そうすると教師にとって世界に一冊の「マイ指導書」となる。また、実際の模擬授業では3回、教科書を音読させた。写真の説明の部分まで読ませた。それは写真や絵もきちんと注目させるための工夫であった。
いずれ教科書は吟味されている。テキストも質を高めたものを提案しないと・・・。
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