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2005.03.17

贈る言葉

明日が卒業式。
6年担任の時に必ず行っている卒業式の日の「贈る言葉」。
現在書いている最中。

■ Aくん
 大きな体にやさしい心。何か仕事を頼んだ時、すぐに「いいですよ」と答えてくれる。その君をすごいなあと思ったのは、6年生を送る会の呼びかけのリーダーになった時のことだ。的確な指示と励まし。堂々と言う君の姿に感心した。本番はそのおかげで大成功。成長を感じたものだった。

■ Bくん
 水泳、陸上、そしてサッカー。誰もが認める君の運動神経。しかし、それ以上に評価したいのは、君がリーダーになろうと思っていた点だ。体育委員長に実際になって、がんばった。一つの仕事をやり通した経験は運動とはまた別の価値がある。困った時もよく考えていた。いい経験だ。

■ Cくん
 4年生の時から君を担任していた。そのころの君と今の君を比べると本当に変わったなあと思う。ぐっと落ち着きさを増した。友達のことをよく考えるようになった。そんな君の得意技はやはり跳び箱とマット運動だ。ダイナミックなヘッドスプリング。「オー」とみんなの声が上がったほどだ。

■ Dくん
 6年間皆勤賞。たった6文字だが、これを達成するのは難しい。何せ学年4人だけだ。具合が悪い時でもがんばった姿を思い出す。「継続することの大切さ」をよく知っている君。それは毎日続けた新聞の視写に表れている。宿題なしの日でも続けたそのノート。まさに君の宝物だ。

■ Eくん
 君のやさしさは友だちのお世話ぶりに表れている。決して口数は多くないが、友達のことをよく気にかけ「〇〇するんだよ」とよく声をかけていた。人なつっこく私にもよく話しかけてきたし、腕相撲も君と一番した。もう今は私に腕相撲の実力も追いつくところだ。嬉しい限りだ。

 私から贈る「もう一枚の卒業証書」である。今年は写真入りで贈る。

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