5-1キャッチフレーズ
昨日書いた内容を具体的に学級通信に書いた。その紹介である。
学級通信 ファンタジア 第14号より
一昨日、学級のキャッチフレーズを作りました。
学級目標は「力をつける」です。子どもたちにいろいろな力をつけてほしいというのが私の願いです。学力はもちろん、体力、道徳的な力、自主的に行動する力等、あらゆる力をつけてほしいと思っています。私自身も目標にしていますし、子どもたちには様々な場面で「どんな力がついたか」振り返ってほしいと思っています。
「学級のキャッチフレーズ」はこれと別です。子どもたちの発想で考えた覚えやすい言葉です。
ここで私自身が子どもたちに呼びかけたのは次のようなことです。
10年後も覚えているキャッチフレーズを作ろう
印象的なものだったら、子どもたちもずっと覚えているはずです。そこで1年後ではなく、ずっと10年後も覚えているようなものを作ろうと呼びかけたのです。
実際に「にこにこはればれ4の1ランド」「進め!ドルフィン33号」というようにかつての佐藤学級でのキャッチフレーズの例を示しました。
この例によって、子どもたちもキャッチフレーズのイメージをつかむことができたようです。
といってもすぐにキャッチフレーズが出てくるわけではありません。
最初に子どもたちから、「キャッチフレーズに使いたい言葉」を出させました。こういう場合にはとにかくたくさん出させることが大事です。
・ゴー ・行け ・気合いだ ・燃えろ ・ファイヤー ・協力 ・思いやり ・レッツゴー ・なかま ・元気
・ドリーム ・夢 ・希望 ・未来 ・スマイル ・笑顔 ・がんばれ ・友情・・・・等
このような言葉が30個以上出ました。
それぞれについて、「なぜその言葉を出したのか」という理由を発表させました。これは言葉の吟味のためには必要なことです。その友達の理由をもとに「キャッチフレーズに使いたい言葉」を数個選びました。「友情」「スマイル」「元気」「夢」「気合い」等です。
「これらの言葉のいくつかを使って、キャッチフレーズを一人一人作りなさい。」と言いました。言葉が出ていますから、子どもたちにとっては作りやすいです。次のようなものが出てきました。
「友情 スマイル あふれる5の1」
「いつもスマイルと友情でいっぱい!D51」
「スマイルたくさん 友情たくさん 夢のある5年1組」
そして最終的に決まったキャッチフレーズは次のものに決まりました。
「スマイルいっぱい・友情いっぱい・元気いっぱい・5年1組」
リズム感のあるすてきなキャッチフレーズです。子どもたちも覚えやすいです。(教室の前面に掲示していたものです。)
このキャッチフレーズはこれからの活動の指針になると思います。
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