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2005.05.02

子どもたちが変えてくれた自分

昨日,「えさし藤原の郷」(NHK「義経」のロケ地)のイベントに行ったら,偶然教え子と再会した。7年前,3年生を担任していた時の子どもだ。今はもう高校2年生だ。
Cさんとわかった時に,一瞬のうちに7年前のその子とのやりとりが一気に蘇ってきた。離任式の時に,学級代表で花束を渡してくれたこと,一緒にもらった手紙に励まされたこと(遠い未知の地への転勤だった),ノート指導に力を入れた頃でいい感想をよく発表していたこと等・・・。話しているうちに,また次々と思い出が出てきた。Cさんも「そうだった。うん,うん」とうなずく。これが教師冥利というものだろう。仕事の思い出が一人の子の思い出とリンクしている。

さて,Cさんがいた平成9年度,3年1組は「自分を変えてくれた学級」だった。岩谷堂小学校勤務が7年目。毎年似た校務分掌。やや仕事にマンネリ化気味だった。今のようにプロジェクトに加わっているわけでもないし,小さい子が二人ということで自主研修の参加も少なかった。
そんな自分に「教師の仕事って本当に楽しい」という思いにしてくれた子どもたち。授業中の反応が活発。その学年の先生方を子どもたちは好きだった。休み時間も「先生,一緒にあそぼう」とずっと一年間誘ってくれた。楽しいと思えば,毎日の実践にも力が入ってくる。雑誌の依頼原稿も増えてきた頃で,マンネリ化という気持ちなどどこかに吹っ飛んでいた。

その時の子どもたちとの巡り会いを有難いことだったとつくづく思っている。

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Comments

佐藤先生のお話に共感しました。子どものおかげだと思ったことも何度かあります。先日も、8年前に始めた盲導犬育成の活動に、高校3年生になった今回も参加してくれた教え子がいました。とっても幸せな気分でした。

Posted by: みやくん | 2005.05.03 at 02:07

ありがとうございました。つくづく教師は幸せな仕事と思います。子どもたちの成長に励まされるからです。現在担任している子たちはもちろん,時々会うかつての教え子たちについてもです。経験年数分,その幸せは増えていきますからね。

Posted by: サトマサ | 2005.05.03 at 05:47

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