がんばれ!子どもたち
学級通信「ファンタジア」 第48号 より
■ 調理実習,がんばれ!
「調理実習,がんばれ!」というのも少し変なタイトルなのですが,わたしの気持ちはこのような思いでした。
家庭科で昨日調理実習をしました。子どもたちにとっては,家庭科の調理実習は初めて。今まで学校でカレー作りをした経験があっても,それらは家庭科としてではありません。
今回は簡単な野菜サラダを作るわけですが,包丁やまな板の使い方,調理のしかた,片づけ方を学んだ後の実習です。しっかりと学んだ成果を実習で発揮しなければいけません。
さらに林間学校の直前です。林間学校では子どもたちの力でやり切る野外炊飯があります。その練習も兼ねています。
だから「がんばれ!」というわけなのです。
さて,実際の実習。準備,包丁の使い方と順調です。ポイントとして,子どもたちに言っていたのは,「同時にいろいろなことをすること」です。たとえば,誰かが野菜を切っているのなら,別の人はなべでお湯をわかすというようにです。
いわば「同時進行」なのですが,予想以上に子どもたちは上手に行っていました。片づけも自分たちの担当のところはしっかりと行っていました。
「これだったら,林間学校の野外炊飯は大丈夫」と思いました。
■ さあ,本番です
いよいよ明日から林間学校です。
子どもたちの事前学習は順調に進み,林間学校のために身につけるべきことのほとんどは学習しました。
子どもたちの成長で見張るのは,式や集いでの態度です。林間学校の中ではいくつかの式や集いがあります。整列・気をつけ・座り方・話の聞き方・移動のしかた等も大事な学習の一つです。
林間学校の取り組みで最初の頃はざわついて並んだり,整列も上手にいかなかったりしていました。それが終わりの頃になるとすばらしくなりました。
それに比べて,最後まで苦労したのが学級ごとの「出し物」です。
1 大声で「ぼく・わたしの主張」
2 お笑いネタ
3 みんなで歌「花」
難しかったのが1と2。自分たちで考えたネタが吟味されると,「なかなかネタがない」ということで考えるのに一苦労でした。それでも,みんなのアイデアで何とか最後まで通しました。
いよいよ明日が本番!楽しみです。
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