子どもと密接に関わった教材
今日の出張で社会科の授業を2コマ参観した。
参観しながら,忘れていた視点を思い出した。「子どもと密接に関わった教材」ということである。
たとえば今日の水産業の学習では,地元の県で生産しているかまぼこを題材にしていた。CMもあって子どもたちも口にしたことがきっとあるに違いない。その原料が100%外国からの輸入であるという事実。子どもたちは興味を持って考えていた。
かつて有田先生から,「この教材なら,あの子とあの子が食らいついてくるだろう」というねらいを持って教材開発をしているという話を聞いたことがあった。その子を熱中させる教材である。今,自分の教材開発の方向にはこの視点は少ない。その面では一つ学んだ公開授業だった。
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