総合的な学習 一次まとめ
7月から総合的な学習で「ハッピーボランティア大作戦」を行っている。2学期がメインの活動だが、今日で単元の一次は終わり。そのことについて学級通信に書いた。
学級通信 ファンタジア 第62号より
総合的な学習の時間に行っている「ハッピーボランティア大作戦」。1学期の学習は点字、手話、介護、車イス等について調べ、まとめるという学習です。
子どもたちは本やインターネットで、自分が調べたい情報についてノートにメモをしました。今週、子どもたちはそれを個人新聞にまとめました。
まとめる時に留意したのは、次のようなことです。
「自分で新聞に書く情報は適切に選択する」
「見やすい新聞になるように工夫をする」
「自分なりの学びや感想を入れる」
実際に子どもたちが書いた「学び」を読むと「いい学習を子どもたちはできたなあ」ということがわかります。
・Zタイムで学んだことはたくさんあります。アイマスク体験をしてこわくて、目が不自由な人はいつもこんなくらしをしているんだなあということを学びました。また、補助をするのも大変でした。
・学んだことは、ハンディをもつ人とその人を介助する人の気持ちです。今までは介助の人がいれば、問題はないと思っていたけど、調べてから、介助の人もたいへんということがわかりました。思ったよりとても大変ということがわかりました。
アイマスク体験(目隠しをして校内を歩く)では子どもたちは本当にいい経験をしたと思います。「ハンディのある人の立場にたって考える」ということは難しいのですが、この体験により子どもたちは学んだと思います。(もちろん「立場にたった」といってもあくまでも初歩の段階ですが)
この経験があったからこそ、調べ学習でも意欲的に活動ができたのだと思います。
さらに「どんな力がつきましたか」と学習の最後に聞きました。
・わたしのついた力はまとめる力です。最初はどんなふうにまとめればわからなかったけど、もうかんたんにまとめるができるようになりました。
・本やインターネットなどの情報を個人で集めて新聞に書いてまとめました。新聞をできるだけ読みやすく書く力もつきました。
このように自分に身に付いた力を自覚することは大切です。学習でできるようになったことを自覚することが、自分の自信につながります。そして、次の学習でもそのことを生かすことができます。
さて、1学期のボランティアの学習はここまでです。2学期からは、「ハッピーボランティア大作戦」のテーマの通り、実際にボランティアに関わります。これも楽しみです。
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