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2005.07.07

校内研究会での司会

今年度は本校の公開がある。4教科と特別支援学級の公開である。そのために校内では26学級全員が1学期中に研究授業を行った。多くは部会のみの研究会である。(そうでなければ自習が多くなってしまう)

研究授業の全体研究会は各教科1回ずつ。ただし国語は2回行う。つまり全部で5回行う。今日がその5回目だった。1年生の国語の授業。今の時期の1年生で45分間集中している姿を見ることができ、感動をした。
さて、校内研究は1回分、およそ2時間。貴重な会議の場だ。その会議の司会は輪番制である。学年主任クラスの先生方が行う。一人一人の司会には特徴があり、司会の人のリードぶりに注目をするのも勉強になる。

では自分は研究会の時、どのような点に留意して司会をしているか。思いつくまま書いてみよう。

1 発言から、論点を自分なりに定義づける
 「今のは資料の読み取り方法への代案ですね」というように一般化する。
2 論点が明確になったら、意見を募る
 例「ここで資料の数を一つに限定にすべきか、複数にすべきか。皆さんはどちらに賛成ですか」
3 話し合いの成果の確認をする
 例「今の話し合いでこういうことが明確になりました」
4 意図的指名をする
 授業と同じである。
5 質問者・意見者の意図を引き出す
 特定の意図を持って質問をしていると思われる場合には、「質問の意図は?」と聞く場合がある。
6 質問者・意見者に確認をする
 「今の発言は〇〇ということと解釈していいのでしょうか。」→研究に関連づくように。
7 時間で区切る
8 話し合いの論点がそれていきそうになった場合には修正する
 「〇〇の話はあとで行います」
9 授業者の意図を引き出す
 そのためには司会も授業者に聞く内容を準備する

まだあると思うがそれはまた思いついた時に。
 

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