場面設定の重要さ
授業成立プロジェクト(私はメールマガジンを担当)のリーダーの上條晴夫さんから、「教材開発優先型から場面設定優先型へ」という話を伺ったことがあった。これは教材開発を行い、工夫した発問をして・・・・というような授業を多く実践していた自分にとって、考えなければいけない話だった。
昨日、改めてそのことを感じた。インタビューのしかたの授業で、質問を考えて隣の人にインタビューをする場面を設定した。ノートに質問を書かせたが、どうも子どもたちのスピードが遅い。子どもたちは書くより即質問したかったのだ。そこで急遽ゲーム化する。「連続質問ゲーム」と勝手に名付けた。大いに盛り上がる。場面設定を変更したからできたことだった。
確かに教材開発は魅力的だ。この間の雪エネルギーの授業など、その典型だ。ただ、「応用性」ということを考えたら「場面設定」も改めて重視して授業構成をしなければと思う。そう感じた。(両方を合わせればベストなのだろうが)
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