雪エネルギーの授業2
昨日に続き、雪エネルギーの授業である。夏休みの作品展示作業後の30分で行った授業である。
1 雪氷室貯蔵施設で貯蔵しているものについて考えさせる。
→住宅の雪冷房にも触れる。
2 雪エネルギーを使うよさを考えさせる。
→電気の節約、自然を生かす、環境にやさしい、新鮮さを保てる、雪を効果的に利用すること、野菜が長持ちしてもうける
3 経済的なデータを示しゆさぶる。
→雪氷室貯蔵施設は経済的負担が大きいという事実
4 「お金がかかっても、このような施設を作るのはなぜでしょう」
→「それ以上にメリットがある」「環境を守るのが優先」等の答えがどんどんと出てくる。子どもたちになかった「利雪」という視点も加える。
5 まとめ、感想。
3でいったんゆさぶった分、4の考えは深まった。一連の授業をしてみて、子どもたちの思考の根拠となる資料を準備し考えさせればよかったと反省。子どもたちの感想を紹介する。
・雪には困る面もあるけど、いい点に利用をすればみんなに役立つと思った。
・このような雪エネルギーがどんどん広まればいいと思った。
・雪エネルギーが環境にやさしいことが分かりました。私は雪エネルギーは使えないけど、私も電気の節約を心がけたい。
岩手でも雪エネルギーを利用した施設がある。これはいつか紹介をしよう。
Comments
割石先生、ありがとうございます。3の文献は自分にとっては有り難い資料でした。それにしてもこのような教材開発をできるのもインターネットがあるからなのですが、そもそも授業をしようと思ったきっかけは、やはり雪プロでの見学があったからです。その点で見学は教材開発には不可欠ですね。
Posted by: サトマサ | 2005.08.24 22:02
雪プロ割石です。実践ありがとうございます。
先生の実践はとても参考になりました。3の資料をもとに、効果的な資料を雪たんけん館で提示できればと思っております。今後も宜しくお願い致します。
Posted by: 割石 | 2005.08.24 21:57