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2005.09.13

和文化

10月号の雑誌が届いた。ここ数ヶ月、雑誌が届いた時期に限ってすべきことがあり、すぐに読むことができなかった。今月は即読むことができる。

さて、同じ月の雑誌で似た特集をする場合がある。「それぐらい注目されているもの」と考えている。今月は「総合的学習を創る」(明治図書)の特集が「国際理解和文化-基本教材リスト100選」、「ツーウェイ」(明治図書)の特集が「伝統的教育文化を現在に生かす」と似ていた。しかも、自分のホームページのテーマに直結するものである。
この和文化は兵庫教育大学の中村哲先生が提唱されているものである。中村先生は私の大学時代(秋田大学)に社会科教育でお世話になった。当時の著名な実践を教材として学生に分析させていた。どれもすばらしい実践ばかりで感心していたが、それをズバリ問題点を指摘する。自分が社会科教育が好きになった理由の一つにこの講義があげられる。中村先生は「和文化の風」というwebでその主張を行っている。

「ツーウェイ」誌では日常の授業の中でできる伝統的教育文化を紹介している。具体的な授業場面を紹介している点は参考になる。

子どもたちに「日本のよさ」を感じ取らせたい。その思いで作った我がホームページ。2誌がとりあげているということは、ニーズがあるということだ。これを機会に実践化を試みたい。

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Comments

ありがとうございました。ちなみにこの話は、「学校マネジメント」(明治図書)10月号の中にあります。今日のブログに紹介している雑誌です。

Posted by: サトマサ | 2005.09.14 20:07

なるほど…。
掃除当番なんかさせると、児童虐待になる国もあるそうですね。まさか、こういうつながりがあるとは…。
あらためて視野が広がったような気がします。

Posted by: のりたん | 2005.09.14 19:55

のりたんさん、コメントありがとうございます。別の雑誌に似た記事がありました。ほとんど日本にしかない掃除当番・給食当番・班別活動の効果を、外国の専門家が評価しているというものです。それらがベースになっているからこそ、大震災での協力があったというものです。自分たちは当たり前に思えますが、外国の人から見るとそれらは貴重なことのようです。まさに「日本のよさ」ですね。

Posted by: サトマサ | 2005.09.13 21:41

「和文化」とは違うかも知れませんが、阪神・淡路大震災での日本の被災者たちの対応について、あるMLで話題になっていました。

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/396669

「それにしても日本の人たちはこれほどの被害にあっても、沈着で整善として、静かに復旧作業に取り組んでいますね。いったいなぜこれほど秩序のある態度を保てるのでしょうか」

これも「日本のよさ」なのですね。

「日本のよさ」について、以前メールで質問させていただいたことがありました。そのとき教えていただいたことの1つに、以下のことがありました。

■助け合い
関東大震災の直後に落ち着いて助け合っていた人々を見て外国人は驚いていた。

…という例を教えていただきました。
関連していますね。あらためて腑に落ちました。また1つ、日本が好きになりました。

Posted by: のりたん | 2005.09.13 21:21

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