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2005.10.31

スケジュールを入れよう

今日は代休。しかし、ほぼ一日仕事だった。一つはCEC発表の原稿。もう一つは取材授業の指導案書き&準備。休日といっても代休だから・・・と自分もこの日をあてにしていた。二女も代休だが、午前も午後も友達と遊びに行っていたので仕事の時間を確保できた。

でも、このような生活も考えものだ。もっともっとスピードを上げなければと思う。スピードを上げたからクオリティが下がるわけではない。むしろ、調子のいい時はスピードアップした方がクオリティは間違いなく上がる。
自分の中では「一区切りしたら、あれをしたい、これをしたい」というのがある。しかし現実は今日のような状態だ。

「アメリカの一流ビジネスマンはスポーツジムによく通っている」という話を聞いたことがある。超多忙の中でよく行ける時間があるものだと思っていた。ところが、時間があるからジムに通うというわけではない。いつ行けるかわからないがとにかく予約しておく。予約をしておけばどんなに多忙でもやはり行く気になる。そして、運動をしながら本を読むということだった。
自分も「自分がやってみたいこと」のスケジュールをどんどん入れちゃえばいいのだと感じている。それによって仕事の時間は減る。その分、スピードアップするのは確かだと思う。

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2005.10.30

昔の習字に目を見張る

本校の文化祭では特別展示をする。学校の資料室にある、戦前の作品や資料等を展示するのである。年に一回の公開である。
今日の文化祭でも展示されていた。その中で目を見張ったのは習字である。とても小学生と思われない達筆の習字が並ぶ。書かれている文字は「神風」「堅忍持久」「億兆一心」といった時代を反映する言葉だ(これを見て、平和教育に力を入れている人なら字自体を素材にするだろうなあ)。
私はこの習字を見て、戦前の習字指導の徹底ぶりを感じ取る。あくまでも実感であるが、私の親の世代(昭和1ケタ)は字が上手な人が多いと思われる。ところが、私たちは親の世代ほどは上手ではないと思う(自分も字が下手で今だに授業公開の板書が恥ずかしい)。
これはまさに教育の反映であろう。

今学級で字が上手な子は習字の塾に通っている子たちである。学校教育の成果とは言い難い。毛筆を一つの文化とするのなら、もっと力を入れなければいけないなあと資料を見て感じた。

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2005.10.29

他校との交流も検討

 今日、国語の時間に「文化祭のことを伝えよう」というミニ単元の話し合いをした。これは、文化祭、取材授業、そして11月7日に市内一斉公開日があるので、それらに関わらせて学習しようと特設したものである。

 何かを伝える学習の場合、「相手意識」が重要だ。今回は7日の地域一斉公開に合わせて、地域の人に文化祭のことを伝えるようにしたいと考えた。今日はその1時間目。目的、内容、伝える相手等、単元の概要について話し合う。ここで一番盛り上がったのは「誰に伝えるべきか」だ。親戚、転校した友達、地域の人、親、他の学校の友達等、多くが出てきた。いろいろな情報を提示して、プラス・マイナスを検討した結果、残ったのは「地域の人」と「ほかの学校」の二つ。最終的には「地域の人」が今回は適切ということになったが、「ほかの学校」に伝えたいという子どもたちの理由や思いも価値あるものとなった。
 そこで話す予定ではなかった。2年前の交流学習について話をした。子どもたちは交流学習の経験がない。羨ましそうに話を聞いていた。
 交流学習か・・・。今年度は考えてはいなかったが、2年前のことやこれからの総合の学習を考えたら、今後検討してみてもいいなあ。あの子たちなら夢中になって取り組みそうな気がする。

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2005.10.28

企業から学ぶ

今日、とあることで某企業さんのお世話になった。気づいたのが3時ころ。「今日は金曜日。今連絡をしないと、来週になってしまう。いや、今連絡をしても来週になってしまうかもしれない」と思いながら電話。さっそくいろいろと連絡をとってくださって、3時50分ごろにこちらが安心できる電話がかかってきた。このスピード。このような経験をすると、「企業と学校のスピード感」の違いを感じる。

自分はいくつかの事務局をしている。学校に問い合わせがきた時には、即対応を心がけている。企業からすれば当然のことだが、通常は授業がびっしり入っている。さらに緊急の子どもたちの対応があったりした時には、どうしても後回しにしていた。結果的にスピードのない対応になってしまっていた。
それがここ数年、企業さんと一緒のプロジェクトにいくつか参加させていただいて、いろいろなことを学んでいる。対応のしかたにしてもそうだし、マナーにしてもそうだ。たとえば、初対面での名刺交換にしても自分も含めて学校関係者は慣れていない。

今も自分は企業さんとのプロジェクトに関わっている。これからも、会議等を単なる話し合いの場ととらえず、一つの学びの場としても位置付けていきたいと思っている。

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2005.10.27

「場面」での対応を考える

ここ数日、部分執筆の本の原稿を書いている。
ある場面での対応について考えるという内容だ。
たとえば、廊下にごみが落ちていたとする。近くに子どもたちがいた。皆さんだったらどう対応するだろうか。
子どもたちに「拾いましょう」というのも一つの方法、教師がだまって拾うのも一つの方法、あえて拾わずに通り過ぎるのも一つの方法だと思う。
その対応のについての原稿である。これはまさに教師の考え方が対応のしかたに反映されると思う。

実はこのような対応のしかたを研究会でできないかと思う。
一つの場面を課題として出す。それに対して自分だったらどのような対応をするか、案を出す。きっと個性が反映されるであろう。全員が出したところで、それぞれの案について話し合う。きっと他の人のもので共感する案もあるだろう。それが研究会の学びとなる。
時にはそのようなミニ研究会もいいと思う。

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2005.10.26

エピソード2つ

学級通信 ファンタジア 111号より

★ 「トラブル」も貴重な学びの機会です

 子どもたちの生活でトラブルになることが時々であります。
 先週もそうでした。学級でイベント係が企画をして、昼休みに学級全員で「けいどろ」(「警察と泥棒」の略)をすることになりました。鬼ごっこを変形させた遊びです。
 掃除が終わったあと、係の子たちが「話し合わせてください」と言います。どうやらトラブルがあったようです。ここで教師としてとる道はいくつかあります。子どもたちに任せるのも一つですし、教師が中心に話し合いをリードするのも一つです。

 今回は、子どもたちに任せることにしました。子どもたちが企画をして実行したわけですから。聞けば、「けいどろ」のルールを守らないで遊んでいたために起こったトラブルのようでした。
 どうなるかと様子を見守っていたら、無事自分たちで解決をしました。子どもたちが集団で活動するとトラブルは時々出てきます。それは自然なことと思っています。そして、可能な限り自分たちで解決してほしいなと思っています。

 もちろん、子どもたちだけで解決できない場合もあります。深刻な問題になりかねないものもあります。そのような時には教師の出番だと思っています。

 この場合には、みんなの思っていることは一通り出し合って、自分たちの行動で勝手だった部分、改めなければいけない部分を話し合いました。心の中に深く入ってくることもあります。それはそれで大事な機会です。このトラブルも子どもたちなりに解決をしました。このようなトラブルは集団が高まる一つのチャンスです。その通りになればいいなと思っています。

★ 新しい委員会の役職立候補率56パーセント

 10月になってから新しい委員会活動に取り組んでいます。次の通りです。

・計画委員会・・・〇〇(以下略)

 さっそく子どもたちは新しい委員会の活動に取り組んでいます。
 ここで、子どもたちの意欲を示す事例がありました。それは、委員会活動の一回目の時に、進んで役職(副委員長か書記)に立候補をする子がけっこういたことです。その立候補率56パーセント。

学級の組織だったら、お互いに知り合いですし、気軽に立候補ができます。しかし委員会となると別です。6年生が中心になっていますし、雰囲気も学級の中とは別です。その中にあって、立候補したこと自体が価値のあることです。もちろん、他にも立候補者がいた場合には役員になることができないというケースもあります。でも、大事なのは立候補して「学校のために役立つことしよう」という志です。ふだんから、「学校のために、学級のために何ができるか考えよう」と言っています。その気持ちが伝わっているのだと感じました。

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2005.10.25

バレンタイン監督

ロッテが強い。
別にプロ野球ファンというわけでもない。ロッテファンでもない。でもこのロッテが急に強くなったのは、やはりバレンタイン監督の力によるものだろう。そこに組織を強くする秘密をどうしても見い出したくなる。
もちろん間近で見ているわけではないので、あくまでも雑誌の情報に頼らざるをえないが・・・。

「日経ビジネスアソシエ」に以前記事が出ていたことを思い出し、改めて見てみた。

・監督術はひと言でいえば合理主義と人心の把握
・ほとんど毎試合先発ラインアップを変える
・長いペナントレースの中で大切なのは選手をいかにフレッシュな状態に置いておくかということ
・選手をほめる時に心に響く表現を使う
・「褒める」「叱る」のバランスではなく、大切なのは監督の言葉によって選手が「野球をやっていて楽しい」と感じられるかどうか。
・自分の方針をサポートしないスタッフにはあからさまな態度で誰がボスなのかを思い知らせることもある

学級経営に共通することが多いと感じる。
たとえばラインアップを変えるということは、固定した人が活躍することではない。日替わりヒーローが出てくるような場を仕組むということだ。子どもたちを常にフレッシュな気持ちにさせる授業。教師の言葉によって「学級が楽しい」と感じられるかどうか・・・等。

それにしてもプロの中で弱小チームをみるみるうちに変えていく。教師にとっては羨ましい指導力である。

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2005.10.24

わくわく授業

昨日、「わくわく授業」が放送された。いくつかの感想をいただいたし、ブログにコメントを書かれている方も数名いた。再放送だったので、職場には特に連絡をしていなかったが、数人の先生方から「見ました」と言われたし、学級の子どもたちには口頭でPRしていたので、半分ぐらいは見たようだった。

さて、一つの授業にもいろいろな見方があるものだと感じる。たとえば、ロールプレイという手法について感想を述べている方、複眼的な思考の大切さに賛同している方、視線という授業技術に関わってコメントしている方等、本当に様々な見方があるものだと思う。

これがレポートだけだったらどうだろうか。まず一部の人にしか読まれない。しかも、活字の授業記録ではとうていリアルな動きは伝えられない。その点で、授業が映像で記録されることは本当に有り難い。しかもメールやブログでダイレクトに感想がその日中に届く。「まさに情報社会」とつくづく思う。

なお、10月30日(日)午前0:40~1:05に予定されていた再々放送は都合により中止になりました。お伝えいたします。

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2005.10.23

辛坊治郎講演会

岩手のこの地にも月に数人は著名人が講演をする。
ただ、ふだんはあまり興味がなく、講演会に出掛ける機会も少ない。
ところが今回は違っていた。辛坊治郎さん。「ズームイン朝」で新聞の解説をしている。ずばっと明快な斬り方はすっきりとする。ふだんは朝食の時間で、食べながら「なるほど」と思うこともしばしばである。

今回は水沢市ではなく隣の胆沢町での講演会。7~800人ほど入るホールはほぼ満席。
さて、講演会。あっという間の90分だった。ご当地、胆沢町の印象から入って、5分間に一回は笑わせる。「報道から見た日本」という固いテーマだが、内容は実に身近。選挙や最近のニュースといった聴衆と共通の土俵の話がメインなので、皆、話に引き込まれる。
自分にとっては、メディアとスポンサーの話、誤報の話が「メディアとのつきあい方」を考える点でとてもおもしろかった。

期待して聞きに行って満足する講演会。このようなことができる人がやはり一流なんだなあと感じた講演会だった。

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2005.10.22

授業成立の基礎技術 指示

 授業成立メールマガジンに掲載した原稿です。

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 授業成立プロジェクトリーダーである上條晴夫氏の新著が『子どものやる気と集中力を引き出す授業 30のコツ』(学事出版)です。
 その中に「授業づくりの基礎技術 10のアイテム」という章があります。この授業スキル号では,この10の基礎技術を「紹介プラス具体例」という形でお伝えしたいと思います。今回はその5回目。指示です。

 上條氏は指示の大事な技術として次の2つをあげています。
・一時に一事を指示せよ
・AさせたいならBと言え

 「一時に一事」は向山洋一氏が『授業の腕をあげる法則』(明治図書)で広めたものです。私は初任の時にこの技術を知って、さっそく教室で試してみました。子どもたちの動きが激変したのに驚きました。

 たとえば、身の回りやロッカーの整理整頓をさせるのに、「最初に机の中を整理整頓します。机の中のいらないものは捨てましょう。次に机のわきに習字道具をかけている人はロッカーに戻します。そして・・・」といった指示をしていました。当然、指示の途中で動き出す子がいます。「待ちなさい!全部話してからです」といった注意を言う。指示後も覚えきれない子どもは、指示と違った行動をします。するとまた注意です。

 それが「一時に一事」を徹底するだけで、子どもたちがきちんと行動します。行動の後、子どもたちをほめることができます。その効果に驚いたと同時に、「指示」の重要性は改めて感じました。

 これは授業でも同様です。発問の後の指示は重要です。「この絵から気づいたことは何ですか」と発問をした後に、どういう指示を出すか。「発表しなさい」でも、「ノートに書きなさい」でもいいです。明確な指示を出すことが授業成立にとっては重要です。

 「AさせたいならBと言え」は岩下修氏が『「指示」の明確化で授業はよくなる』(明治図書)で提案したものです。確かにさせたいことをストレートに言うのなら誰でもできます。それを違う言葉で言って子どもたちを変えるのがプロです。

 たとえば、リコーダー指導で口のつけ方や息の入れ方を指導する時に、「小さなシャボン玉を少しずつふくらますように吹いてごらんなさい」という指示がたいへん効果があったと岩下氏は述べています。
 確かに「ゆっくり息を入れなさい」といってもどれくらい入れたらいいか子どもたちは想像がつきません。その点、シャボン玉をふくらます経験を思い出す指示は子どもたちはイメージしやすいです。似たものとして、有田和正氏の「鉛筆の先から煙が出るくらい速く書きなさい」という指示はあまりにも有名です。

 「子どもたちが具体的にイメージできること」がこのような「AさせたいならBと言え」という指示では大切なことがわかります。

 次回取り上げるのは「指名」です。

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2005.10.21

わくわく授業再放送!

あさっての日曜日、朝7:40~ NHK教育テレビで「わくわく授業」が再放送となります。
以下のような内容です。

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10月23日(日)の放送は、
「“立場”をかえて歴史をみれば  ~ 佐藤正寿先生の社会 ~です。
平成16年11月11日の再放送です。
本放送:10月23日(日)午前7:40~8:05NHK教育テレビ
再放送:10月30日(日)午前0:40~1:05NHK教育テレビ

○内容
岩手県水沢市立水沢小学校6年1組担任の
佐藤正寿先生は、授業に寸劇を取り入れ、
子ども達が多角的に歴史を学ぶ授業に取り組んでいます。
今回、先生が取り上げるテーマは「ザビエルは日本をどう変えたのか?」。
戦国時代、スペインから日本に来た宣教師ザビエルを通して、
当時の日本の社会・文化を学びます。

授業では大名、僧、民衆などの立場に分け、調べ学習を行い、
脚本作りを行います。
宣教師一行を迎えた大名にはどんな思惑があったのか、
民衆や僧はどのように考えていたのかを
登場人物になりきり歴史を追体験していきます。

授業のクライマックスは、劇の上演。
他の立場のグループの考えを知ることで、
1つの歴史の出来事にも様々な面があることがわかる他、
多面的な見方を深めていきます。

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ぜひご覧ください!昨日あたりからMLで少しずつ紹介したり、逆に紹介されたりしています。有り難いことです。ご感想をお寄せいただければ幸いです。

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2005.10.20

ものの見方や考え方を育てる社会科2

昨日の続きです。

■ 公開授業で意図した「第2課題による見方や考え方を深める指導」

 4時間目までの「調べ活動から未来の自動車プラン作る」という実践でも、子どもたちの見方や考え方についてある程度育てることができる。しかし、多くの実践はそれらを発表させ、まとめて終わりということが多い。
 私は「子どもたちを調べたものをもとに、もっと見方や考え方を深めることはできないか」と考えた。今回たどり着いたのが「第2課題」という方法である。

 通常であれば、1単位時間の学習課題は一つであろう。それを「社会的な見方や考え方を深めること」を意図とした第2課題を意図的に設定する。今回は、「『安全』『福祉』『環境(リサイクル含)』のそれぞれの視点は大切だが、この中で現在優先させるものは何か」というものである。
 この第2課題については、本校の部会でだいぶ検討したところである。部会での実践から、他にも次のようなものが実践例としてあげられる。

・北海道と沖縄の米作りで共通する点は何ですか。(5年)
・水沢に昔から伝わる3つの祭りに共通することは何ですか。(4年)
・青い目の人形は何のシンボルと言えますか。(6年)
・えりもに緑を蘇らせた例から言えることは何ですか。(5年)

 これらをじっくり検討させることにより、子どもたちは自分の見方や考え方を確実に深めていった。その点で第2課題という方法は有効である。(むろん、「中心発問」という言い方でも構わない。)

■ 実際の公開授業で

 実際の公開授業。子どもたちが調べた「未来の自動車プラン」について発表する。

・「より安全を重視するためにエアバックが全面に装着された自動車」
・「シートベルトをつけないと発進しない自動車」
・「ハンディのある人も健常者も共に使える自動車」
・「電気・ソーラー合体自動車」
・「100%完全リサイクル自動車」

 このような案が、子どもたちから出てくる。もちろん、それらは「問題点から出ている願い」「現在の取り組み」を踏まえたうえでの発表である。
 子どもたちは自分たちが調べた1分野についてはくわしく調べ活動を行っているが、他の分野は教科書の概略程度の知識である。そこでこの発表会だけでも子どもたちの知識を深めるのに十分だった。
 それらをキーワードでまとめていく。
 「安全・安心」「人にやさしい」「環境にやさしい」という3つの方向性でまとめられた。
 それらは、一つ一つ大事だ、必要だと確認したうえで子どもたちに第2課題を提示した。「あなただったら、どれを優先させますか」。子どもたちは一瞬「えっ!」とゆさぶられた感じだった。これは参観者も同様だったようで、どれか必死になって考えられたようだった。

・今死亡事故が毎日のようにある。だから「安全・安心」を優先すべき。
・お年寄りがこれから増える。「人にやさしい自動車」をふやすべき。
・地球環境が悪くなったら意味がない。「環境にやさしい」を優先すべき。

 このような意見を子どもたちが次々と出していく。
 ここでは答えを一つに絞るわけではない。お互いの意見の中から、子どもたちが今までの見方・考え方から少しでも深まればそれでよい。だからオープンエンドで授業を終えた。
 時間的な制約や子どもたちの資料不足で、この話し合いがお互いに関連づかない点が課題として残ったが、第2課題で見方・考え方が深まったのは確かである。

 子どもたちの中には見方・考え方を深める学習は難しいと感じている子もいる。発表も全員で・・・というわけにはいかない。しかし、ある子が「発表はできなかったけど、みんなの発表を聞いてたくさん考えることができておもし
ろかった」と感想に書いていた。
 これが学級で学習するよさ、集団で学習するよさだと感じた。発表しなくても聞いているだけでも考えを深めるのである。

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2005.10.19

ものの見方や考え方を育てる社会科1

小学校MM「私の教材開発物語」より

■ 特色は「社会的なものの見方や考え方を育てる」

 10月12日(木)に本校の学校公開研究会が行われた。
 国語・社会・算数・理科の4部会があり、私は社会部会の所属をしている。岩手県では校内研究の対象の多くが国語と算数である。数年前は、発足時ということがあって総合的な学習の時間が多かったが、学力低下の声を反映して現在は国語と算数の研究が多い。
 いずれにしても、近年社会科を校内研究の対象とする学校は稀であり、授業後の分科会では社会科好きの教師の熱心な話し合いが行われた。

 本校社会科部会のテーマは「自ら問いを解決し、社会的なものの見方や考え方を育てる学習指導」である。
 ここで言う「自ら問いを解決する」ということは、社会科の場合、ただ単に問いの答えを見つけるという意味ではない。「今までの学習活動を通して得た知識や概念、学習技能を活用して、問いを自ら見つけ、それを追究し解決する」という一連の学習活動を指している。子どもたちはその過程で、社会的事象に対する知識や考えを得る。

 しかし、問題解決的な学習で得た考えは、時として表面的である。そこで意図的に子どもたちの思考を深める場を設定し、社会的事象に対する自分なりの目を育てることが大切と考える。これが「社会的なものの見方や考え方を育てる」ということである。
 
本校の研究はこの「社会的なものの見方や考え方を育てる」という部分が一番の特色である。ただ単に学習内容を理解する社会科ではないのである。

■ 公開授業「未来の自動車プラン」

 私自身が公開した授業は「未来の自動車プラン」(5年・社会)というものである。
 これは「工業生産を支える人々」の中の一つの学習である。「自動車工場のしくみ」「自動車工場で働く人々」「関連工場」「自動車の運輸」等について学習したあとに、「これからの自動車」について学ぶ箇所が教科書(教育出版)にある。
 「安全に対する取り組み」「リサイクルに対する取り組み」といったことである。
 それらはあくまでも現実の取り組まれていることである。それをベースに次のような指導計画を立てた。

□1時間目
・課題を把握する。「未来の自動車プランを立てよう」
・現在どのような自動車の開発が取り組まれているか、教科書から概略を学ぶ。
・自分が調べてみたい分野を決める。(教科書に掲載している「安全」「福祉」「環境」「リサイクル」の分野から一つ選ぶ)

□2~4時間目
・希望分野ごとにグループを決める。→「安全」2グループ、「福祉」1グループ、「環境」2グループ、「リサイクル」2グループ
・調べる視点を確認する。次の4つ。
→「問題点」「人々の願い」「現在の取り組み」「未来の自動車プラン」
・各グループで資料集、本、事典、インターネット等で調べる。
・グループごとに3枚の画用紙に「箇条書き」と「図・絵・表」でまとめる。
・同じグループで発表しあい、次時での全体発表での代表グループを決める。

□5時間目(公開授業)
・課題を確認する。「未来の自動車プランを発表しあい、これからの自動車作りについて考えよう」
・代表4グループが発表する。他グループは付け加えをする。
・各分野の主張をキーワードでまとめる。
・第2課題「どれも大事だが、この中で優先するものはどれか」を検討する。
・自分なりの考えをまとめる。

(明日に続く)

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2005.10.18

11月からの研修会

11月からは自分にとって発表シーズンだ。

まずは11月9~10日。New Education Expo 2005 in 東北がある。9日の学校の情報化分科会の中で、「教科書の写真をじっくり読み取らせるデジコン授業」というテーマで事例発表をする。コーディネーターは堀田先生。宮城の菅原弘一先生と一緒に2時間のセッションである。今まで社会科やメディつきでの実践がメインとなる。

続いて11日~12日が全日本教育工学研究協議会長野大会である。11日から参加をするが、発表は2日目。カリキュラム開発分科会で「情報社会のしくみを学ぶ小学校情報テキストの開発」というテーマで発表をする。情報テキストのプロジェクトの成果の報告となる。学会での発表は初めてということで、入念な準備をしようと思っている。

12月1日には先進IT活用教育シンポジウムin宮城がある。分科会事例発表2で「このIT活用が学力を伸ばす」で発表を行う。東北の情報教育関係の先生方が発表者として多数参加する。

この他にも11月2日は学研NEWの一日取材&対談がある。また、教研レポート作成が例年通りあるし、原稿もいつもの月以上にある。まさに充実した月になりそうだ。

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2005.10.17

公開後も・・・

公開がおわった後、参観した先生方からいくつかメールをいただいた。
リップサービス的なものではなく、ストレートな感想が多く有り難かった。

初任時代に「どんなに尊敬する先生でも、必死で”批判するところ”を探してそれを指摘する。それが礼儀」と習ったという若手のT先生からは、授業での第2課題以降の展開の物足りなさを指摘していただいた。
かつて同僚だったS先生からは、IT活用のこと、発問のこと、子どもたちの鍛え方について具体的な感想をいただいた。しかもブログでの自分の振り返りを読んでの感想である。
他にも数件、メールをいただいた。有り難いことである。

このようなメールをいただけるのも、ふだんブログを見ていただいているからだと思う。授業後のこちらの考えも発信できるし、参観者もメールで感想を伝えることができる。
そういう手段がなければ、公開後に自分の授業を振り返ってもそれは閉じた世界の中だけで終わってしまう。参観者も手紙で書くのはちょっと・・・と出すのを遠慮するかもしれない。

これからはこのようなスタイルで研究後もやりとりするのもいいなと感じている。

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2005.10.16

橋本定男先生の授業

今日の「わくわく授業」は新潟の橋本定男先生の「ホンネでぶつかりみんな納得!」だった。実にいい番組だった。

教師4年目、児童会担当になってから特別活動研究にはまり始めた。様々な実践を試行錯誤をした。そして実践レポートを書いて発表したり(組合の教研が多かった)、出版社に発送したりした。明治図書の初めての原稿は「特別活動研究」誌だったし、初めての年間連載も「特別活動研究」誌だった。
研究していく中ですばらしいキーマンがお二人いた。そのうちのお一人が橋本定男先生だった。ちなみにもうお一人は松永昌幸先生。共に今は校長先生である。
橋本先生の本には本当に学ぶところが多かった。学級会の話し合い活動でのポイント、教師のすべきことが明快に、しかも迫力のある文体で書かれていた。学級会だけではない。係活動も集会活動も、そして学級の諸問題の解決方法も学んだ。直接お会いして話を聞く機会はなかったものの、本から十分に学んだ。

特別活動なら橋本先生である。選んだわくわく授業スタッフに拍手である。
番組の冒頭では校長室に休み時間子どもたちが20人ぐらい集まって、話し合いをしているところから始まる。すてきだ。
実際の授業は橋本先生が行っているものではない。しかし、途中で担任時代のビデオが流れる。4年生の子どもたちがしっかりと自分の考えを言い合っている。キーとなる発言を一人の子が言う。介入する橋本先生。本に出てくるような場面だ。

時間不足を理由にこのごろ特別活動に力を注いでいない自分に十分インパクトがある番組だった。

ちなみに再放送は23日(日)0時40分~ (感覚的には土曜日深夜)。
なお、この23日(日)は私のわくわく授業再放送「立場をかえてみれば」が放送される。

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2005.10.15

人間性を高める

「現代教育科学」11月号(明治図書)を読んだ。
特集テーマは「上達論」。年に一回ぐらい特集をする。読んでいておもしろい。

その中で有田先生が「人間性を磨く計画も立てる」ということを書かれていた。
・技術は短期間に極めることができても、人間性を高めるのは容易なことではない。
・人間性の中に技術がとけ込んだとき、本当のプロ教師と言うのであろう。

ふと気づくと自分は「人間性を計画的に高める」ようなことはしていないなあと感じた。もっとも、いろいろな人との出会いがその貴重な場でもあることも感じている。ただし計画的ではない。
その面では「研修と修養」のうち、「修養」をもっと大切にしなければいけない。

いろいろな人の話を聞くこと。
いろいろな本を読むこと。
いろいろな体験をすること。
いろいろな人と話し合うこと。

これから計画的に何をしようか。そのことを考えた一日だった。

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2005.10.14

力不足

一昨日の学校公開授業について振り返る。
ここ3年間で社会科の授業を何度も公開している。校内研の授業、市教研の授業、地区社研の授業、そして取材授業等。十数回、指導案を書き公開している。もちろん一回一回題材は違うし、新たな提案もしてきている。そして終われば何らかの達成感があった。

しかし、一昨日の授業はその達成感が乏しかった。むろん子どもたちは本時までの調べ学習(未来の自動車)は一生懸命にしていたし、授業での発言もそれなりに出ていた。「3つの視点はどれも大切ですが、あなたならどれを優先させますか」という発問も有効だったと思う。
しかし、「手応え」がうすかったのである。

なぜか。一つ一つを見れば、いいように思われるのだが、「全体の単元構成・授業構成」という点で結局は力不足なのだったと思う。

1 子どもたちの調べ学習の位置付け
 発展的な内容として子どもたちは「未来の自動車プラン」を出した。「問題点」「願い」「現在の取り組み」を調べ、これをもとに簡単な未来のプランを出すというものである。限られた時間で調べ、シートを作り発表する。公開等ではこのパターンは、「発表させて簡単なまとめをして終わり」というものが多い。しかし、そうはしたくなかった。それらはあくまでも「今後の自動車作り」を考えるための素材、これからが本番と思っていた。
 しかし、それは教師の方。子どもたちはその意識が薄かったと思われる。これは単元の中での位置付けのあいまいさによる。単元レベルでゴールを明確にする。時々確認する。それらが必要だった。

2 学習課題の意識化の問題
 1と関連するが、事前に子どもたちに「『環境』『人』『安全』の3つの視点がある。どれを優先させるべきか」と投げかけておいてから、調べ活動をさせたらまた別だっただろうと思う。他視点と比較したり、根拠となる資料を子どもたちは探して、それをもとにしたプランを立てたのではないかと思う。単に「プラン作り」させるだけではダメなのであった。

3 根拠となる資料の薄さ
 本時で深める話し合いの時に必要なのは、社会の場合は根拠となる資料だ。自分の「思い」「願い」だけで話し合わせるのなら、今回のような場合には話し合いはかみあわない。教師の準備が不足してと思う。

 こう考えると改めて力不足ということを感じる。
 むろん、これで落ち込むとかめげるということはない。次のステップのために役立てよう。じっくりと構えているひまはない。

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2005.10.13

公開授業

昨日の学校公開の授業について、簡単に学級通信で紹介をします。

学級通信 ファンタジア 103号より

 昨日は教育実践研究会でした。市内の先生方を中心に多くの先生方が参観されました。5年1組にも授業開始前から次々と先生方が教室に入ってきました。取材授業で参観者に慣れているはずの子どもたちも、その人数の多さに緊張していました。
 時刻通り授業開始です。
 今日の目標は、「自分たちが考えた未来の自動車プランを発表し、これからの自動車作りについて考える」というものです。
 授業の前半は子どもたちの発表です。子どもたちは今まで3時間、「今ある問題」「願い」「今開発されている取り組み」「自分たちが考えた未来の自動車プラン」という視点で発表準備をしてきました。分野は「安全」「人」「環境」「リサイクル」の視点のうちのどれかです。
 たとえば、「環境グループ」は次のような内容です。(スライドをそのまま紹介)

 このような内容は子どもたちにとっては新鮮で、感想では「このような車はとてもいいと思う」「地球にやさしい車だと思う」といったものが次々に出てきました。
 これは環境だけではなく、「ハンディのある人にやさしい」「安全・安心で事故を防ぐ車」のプランでも同様です。

 さて子どもたちが発表して終わりではありません。新しい知識を得たうえで次のような発問をしました。

 3つの内容はどれも大事ですね(一つ一つを確認)。では、この中であなたが一番優先したいのではどれですか。

 ポイントは「3つも大事だけど、一つより大事なのを考える」ということです。別に1位を決定するわけではありません。私からすればどれが一番優先させるものになってもいいのです。これを考えることによって、子どもたちが深く考えればいいのです。子どもたちからは、「環境を大切にしたい」ということが一番多く出てきました。

 いずれ子どもたちが頭をフル回転した1時間でした。ノートには1時間の学びがぎっしり書かれていました。複眼的な視点を学んだ授業だったと思います。

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2005.10.12

社会科部会の研究

12日は学校公開日。
社会科部会の研究についてプレゼンをした。本校の社会科部会の研究について一部を紹介をする。

1 研究主題  自ら問いを解決し、社会的なものの見方や考え方を育てる学習指導

2 研究仮説 
 社会科の学習指導において、次の手立てを取るならば、自ら問いを解決し、社会的なものの見方や考え方を育てることができるであろう。
手立て1 
自ら問いを解決するために必要な学習技能の指導を段階的に行う。
見方や考え方を深めるための体験的な活動および学び合いの場を意図的に設定する。
手立て2 
自己評価活動・相互評価活動を学習過程に効果的に組み入れ、児童の学びのよさを認める評価活動を行う。

3 研究の内容
(1) 手立て1に関する内容
ア 学習技能を段階的に身に付けさせる指導の工夫
イ 見方や考え方を深めるための価値ある活動・価値ある発問の組み入れ
ウ 単元におけるモデル学習とチャレンジ学習の効果的な構成
(2) 手立て2に関する内容
ア 学習を通して社会的な見方や考え方を高め合う自己評価活動および相互評価活動の設定
イ 評価補助簿、座席表による補助簿の活用
ウ 事前・事後テストおよび評価規準表の効果的な活用(一人一人の変容を見取る評価活動)

4 研究の実際
(1) 研究についての基本的な考え方
ア 研究主題について
  「自ら問いを解決する」ということは、社会科の場合、ただ単に問いの答えを見つけるという意味ではない。「今までの学習活動を通して得た知識や概念、学習技能を活用して、問いを自ら見つけ、それを追究し解決する」という一連の学習活動を指している。児童はその過程で、社会的事象に対する知識や考えを得る。
 しかし、問題解決的な学習で得た考えは、時として表面的である。そこで意図的に児童の思考を深める場を設定し、社会的事象に対する自分なりの目を育てることが大切と考える。これが「社会的なものの見方や考え方を育てる」ということである。
 このような学習を行う時、学習技能の育成が重要である。見通しを持つ力、調べる力、考える力等、具体的な学習活動によって児童の学習技能は伸びる。その力が前提となって、社会的なものの見方や考え方が深まる。
 
イ 段階的な学習技能の指導
 学習技能系統表をもとに児童の学習技能育成を試みている。留意しているのは細分化して行うということである。たとえば「グラフの見方」であれば、「表題」→「出典」→「縦軸の意味」→「横軸の意味」→「注目する点」というように確認をする。一つ一つを具体的に教えてこそ子どもたちの技能は身につく。

ウ 見方、考え方を深める体験的な活動及び学び合いの場の設定
・価値ある活動を組み入れる
 社会科において様々な体験活動は子どもたちの学びを深化させる点で大切である。ただ、それらが価値あるものとして位置付かなければいけない。子どもたちの課題意識を育てたり、見方や考え方を広げたりするものなどである。具体的に取り組んだ例としては、見学学習、追体験学習(水墨画)、提案学習、プレゼン学習等があげられる。そして、これらの学習にとって大切なのは事前指導と事後指導である。それらが体験活動とワンセットになって価値ある活動と位置付く。
・思考を促す発問・第2課題
 社会的なものの見方や考え方を深めるのには、効果的な発問や第2課題が不可欠である。本校の場合には授業後半に位置付けている。具体的には「価値観を問うもの(例:○○で大切なことは何ですか)」「一般化を引き出すもの(例:○○の事例から言えることは何か)」等である。

エ モデル学習とチャレンジ学習の構成
 児童が身につけた基礎・基本を自らの力で応用・発展させ、伸ばしていくことが基本的なチャレンジ学習のねらいである。社会科の場合、次の2つのタイプが考えられる。
・「深める」タイプ・・・学習指導要領に示す基礎・基本の応用・深化を図るもの
             →既習内容をより深化させた内容が多い。
・「広げる」タイプ・・・学習した内容から学習指導要領の範囲外に及ぶもの
             →既習内容と関連づいている特別な学習が多い。
 
オ 社会的な見方や考え方を高め合い、一人一人の変容を見取る評価活動(略)

カ 評価補助簿、座席表による補助簿の活用(略)

 このような内容が本校の研究の概略である。
 

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2005.10.11

「ゲームで身につく学習スキル」

新たに共同執筆をした本が送られてきた。
「ゲームで身につく学習スキル 小学校」(上條晴夫・進藤聡彦編著)である。出版社は図書文化である。図書文化といえば、自分にとっては「エンカウンター」や「教研式学力テスト」等がなじみ深い。その出版社の本に初めての部分執筆をした。

もともと私は学習ゲームが好きである。単なるゲームではない(ゲーム自体も好きだけど)。「学習ゲーム」という点がポイントだ。以前も「思考力を鍛える学習ゲーム」(学事出版)という本を部分執筆をした。
今回は「学習スキル」を育てるというもの。全部で26ものプランが出ている。
特徴的なのは「問題を見つけるスキル」「聴く・読むスキル」というようにゲームの目的を7項目に分類している点だ。これによって学習の目標が明確化する。具体的なゲームも「番号作文コンテスト」「グループ対抗辞書速引き競争」と引きつけられるものが多い。私は「〇〇時代スリーキーワードゲーム」「都道府県スリークエスチョンゲーム」「ザ・新語ゲーム」の3本を執筆をした。それぞれゲームをしながら、スキルが身につくという点を重視して原稿を書いた。

一本のゲームにつき、「ゲームのよさ」「展開例」「ワークシート」「振り返り」と追試しやすいように丁寧に書かれている。お勧めの一冊である。

 ※まだ図書文化のホームページには本の紹介は出ていませんが、興味のある方は私にメールをください。

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2005.10.10

公開間近

市指定の学校公開授業があさってに迫ってきた。
岩手ではおおよそ5~6年に一回公開校になることが多い。普通の教諭であれば、その学校に勤務しているうちに一度は公開を経験する。

その点で自分は公開づいている教師だ。

初任校。初任の年に県造形教育研究大会の会場校であった。自分が授業をしたわけではなかったが、それに至るまでの過程を間近に見て、一つの目標に向かって学校全体で取り組むすばらしさを感じた。2年目はその成果を受けた図工の公開。これが初めての公開だった。

2校目は毎年学校自主的に公開をする学校だった。7年間で7度の公開。教科も生活、社会、算数、国語と様々体験できた。県の国語大会も価値ある経験だった。

3校目は責任者として国語の説明文を公開。紀要だけではなく、100ページほどの「説明文Q&A」の冊子を作成。権限があると特色ある公開ができると実感をした。さらに、翌年県家庭科教育研究大会の授業者となる。家庭科の食分野については徹底的に研究した。母の死が公開前々日。その中での公開で印象深い。
4校目の現任校は、その時以来の公開だ。

公開を経験することによって明らかに自分に力もついたし、価値ある経験もできたと思っている。
だから、「公開、大変ですね」と言われた時でも、「そういう面はあるけど、自分のためになります」と答えていた。それは本心だ。
特に若い頃には数多くの教科を公開することによって、その教科にだいぶくわしくなった。国語・算数といった教科はもちろん、生活科や図工などは公開のために勉強したことが役立った。別に公開がなくても構わないのだが、やはり公開があると研究のスピードがアップする。2倍ぐらいは勉強できる。

そして、自分は可能な限り公開の成果をいろいろな方面に役立ててきた。レポートだったり、原稿だったり、研究発表だったり。家庭科などはあこがれだった筑波大学附属小の初等教育研究会で発表するという僥倖に恵まれた。

公開のないここ4年間は取材授業や特別授業が一気に増え、他の先生方からは「正寿先生は一年に何回も公開しているようなものですね」と言われることもある。そう言われる自分の境遇はやはり有り難いことだと思う。
さて本番はあさって。事前に私の授業を見たいと行って参観する先生も数人いる。その先生方と久々の公開を楽しみたいと思う。

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2005.10.09

教師力セミナー

9月17日に読売新聞社主催の「教師力セミナー」があった。私が所属している授業づくりネットワークのMLでPRされていたこともあり、見にいきたかったが、残念ながら家庭事情もあって参加できなかった。
ところが、幸いなことに読売新聞のWeb(教育ルネッサンス)でその様子が動画で紹介されていた。授業づくりネットワーク代表の上條さんの模擬授業も、TOSSもたっぷりと見ることができた。同時に新聞記事も読むことができた。この情報は10日ほど前から知っていたが、ようやく今日見ることができた。もっとも動画は期間限定らしい。

このように取り上げられることの意義は大きい。授業づくりネットワークがこのように注目されているということに、私が編集統括をしているメールマガジンの発行の励みになる。
それにしても自分がいけない研修がインターネットで見られる。有り難い時代になったと思う。このようなスタイルは広まっていくんだろうなあ。

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2005.10.08

今週の本棚

1 NEW教育とコンピュータ11月号(学研)
 「堀田龍也の情報教育授業指南」に8月30日の佐藤学級の取材授業(社会国語)の記事が掲載されている。4ページに写真と活字がぎっしり。自分の授業の特徴を的確に記事にしている。記事の概略はこちら。なお、この取材授業がきっかけとなり、さらに11月に一日取材が入ることになっている。

2 「教育論議を『かみ合わせる』ための35のカギ」(岡本薫著・明治図書)
 教育書の中でも異色の本だ。筆者は一定の主張を筆者が主張してはいない。教育を考える時のベースになる点を教えてくれている。たとえば・・・
・「ルール」と「モラル」を区別できない不思議
・何でも「〇〇教育」を「追加」して解決しようとする不思議
・「戦略」という発想ができない不思議
 自分が今まで使っていた言葉もこの本を読むといい加減だったなあと痛感する。さらに随所に固定観念を打破するデータも出てくる。もっと考えねば、もっと調べねば・・・と思わせてくれる本である。

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2005.10.07

一通の礼状から2

学級通信 ファンタジア 101号

 礼状を出して1ヶ月。
 いつものように日常は過ぎていった。私自身も礼状のことは忘れていた。
 そんな時、「書籍小包」のはんこが押されたB5版の封筒が我が家に届いた。中にはケースに入った本が一冊。「私の教育論」という題名のその本は、私が礼状を出した先生から送られてきたものだった。
 本を追うようにして、翌日、その先生の手紙が届いた。
 市の要職にあられる方からの返事である。ご多忙な中を、講演を聞いた一教員からの手紙にわざわざ時間をさいてくださったのである。
 しかも葉書ではない。丁重なお便りが便箋3枚に綴られてあった。
 ありがたいことである。再び胸が熱くなった。

 その内容にも驚いた。私の手紙のことを評価した文面であった。
 その手紙に私は恐縮してしまった。と同時に、この手紙に感動した。そして、人間の誠意ということを学んだ。送られてきた著書を一気に読んだことは言うまでもない。

 「根を養えば樹おのずから育つ」

 その先生の応接間には、この書の額が飾られてあるという。
 教育に携わるものとして、含蓄のある言葉だと思う。
 その著書にも、その言葉の意味が書かれていた。
「子供の生き方の根本を深く耕せば、子供は自己開発していくものだ」という。

 我々はとにかく、目に見える「樹」の部分を変容させようと試みる。しかし、それだけではいけない。
 あくまでも、見えない「根」の部分をどう変容するかまで考えなければいけない。
 その「根」の部分は何か。どんな栄養を与えなければいけないか。
 これらは、教師生活を続けながら探っていくべきことだと思う。

 このエピソードから15年もたった。この先生とは会う機会がなかった。お
そらくこれからもないかもしれない。
 人との出会いはそういうものであろう。
 しかし、この感動や刺激は今も心の中で燃えている。そして、別の形ではあるが、同じよ
うなことを担任している子供たちにも与えることができたらいいと思っている。

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2005.10.06

一通の礼状1

学級通信「ファンタジア」が100号達成である。行事等の特別の日以外は発行を続けている。このペースでいくと今年も180号ぐらいはいきそうである。節目の号ということで特別エッセーである。

学級通信「ファンタジア」第100号

 私は元来筆マメな方ではない。特に大学時代は、手紙を出すことなどまれであった。
 はなはだしい時には、手紙をもらったのに返事をしないということもあった。今考えるとずいぶん失礼なことをしたものである。

 しかし教員になってからは別である。きっかけは教え子からの手紙である。やはり、卒業した子供たちからの手紙は特別である。その子たちと一緒にすごした日々が鮮明に浮かんでくる。だから、何よりも優先して手紙を書く。もっとも時代は変わって、手紙よりもメールの方が多くなったが。

 また、仕事上でも同様である。それは、こんな話を本で読んだからである。

  自分が感動した本や講演があったら、著者や講演者に対して礼状 を書くといい。何も返事を期待するためではない。その本や講演の内 容をもう一度自分なりに整理するためである。
 
 このことを聞いて「なるほど」と思った。
 本を読む。感動する。勇気がわく。そして行動する。
 しかし、日常はそれほど変わらない。また、いつもの生活に戻る。
 本を読んだあと、自分なりに考えを整理しておけば別なのであろう。しかも、読書ノートをつけるよりも、礼状の方が相手意識がある分、思考も深まるであるかもしれない。

 ということで、講演会や授業等で大変勉強になった時に、礼状を書くことにした。ただし、数はそれほど多くはない。ひんぱんに講演会や参観授業ができるわけではないからだ。年に2~3回、礼状を出すくらいであった。
 しかも、相手は著書がかなりある先生や全国的に有名な先生が多かった。つまり、著名な実践家ほど勉強になることが多かったのである。(当然であるが)
 礼状を書いたものの、返事など期待するのは失礼にあたると考えていた。

 その時の講演もそうだった。
 研修会で熱く講演をしてくださった方がいた。若い頃夜遅くまで教材分析をした話、分厚い実践レポートを意欲的に書いた話等、刺激が多かった。
 すでに還暦をすぎた方で、現在はある市の要職につかれているという。
 けっこういろいろな講演会に参加した私ではあったが、その日の講演は特に胸にしみた。何か自分が教師として「もっと頑張らなければいけない」と勇気がわいたからである。

 たまたま講演資料の中に、住所があった。さっそく礼状を書く。講演内容が自分にとってどんな点が参考になったかということを整理してである。
 「書きたい」という思いよりも、「書かざるをえない」という気持ちからであった。人間、そんな気持ちになる時もあるのだ。
 時間を忘れて夢中で書いた。1時間以上は書いただろうか。便箋はいつのまにか5枚を越えていた。
 一気に書き上げたら5枚になっていたというのが正しいのかもしれない。ただ、その時も返事など期待していなかった。                    
 (次号へつづく)

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2005.10.05

体験的算数

算数の教科書も10年前や20年前と比べたらずいぶん変わったと思う。発展的な内容が実に楽しいのである。今回は円の学習で、実際に校庭に円を描いて、そこから円周率を測るという学習である。学校公開の時に同学年の算数部会の先生方が授業をする。本番の前に他学級を借りての授業である(このような点は大規模校のメリットである)。学級通信で紹介をする。

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 今日の2時間目の算数では特別に4組の先生と少人数担当の先生が1組で授業をしました。
 校庭に大きな円をかいて円周を測り、円周率を求めるというものです。昔と違って算数では体験的な活動が多くなりました。今日はまさにそのような授業の一つです。
 最初に大きな円をかきます。方法を子どもたちに確認すると、子どもたちからは、「ひもをひっぱってかけばいい」というアイデアがすぐに出てきました。3年生のときに、画びょうと糸で円をかいた時のことを思い出したようでした。
 さっそく校庭で巻き尺と鉛筆がわりのかさを使って円をかきはじめました。ところが、なかなかうまくいきません。巻き尺がたるんだり、線がずれたりという具合です。
 15分ぐらいかかって協力してようやく円ができました。校庭に見事な円ができました。
 今度はその円を石灰でかきます。子どもたちはふだん使うことがないので、喜んでラインを引いていました。これでようやく円周のできあがりです。次は実際の円周の測定です。これは学校にある機械を使って行いました。
 そこで計算をしたら、ぴったり
3.14にはならなかったものの
それに限りなく近い数になりました。(2グループに分かれて行い、3.10と3.075)改めて円周率はこのような大きな円でもわかることを知りました。
 終わったあと、円周の全員リレー競争をしました。(これは次の学習に役立ちします)
 子どもたちの感想を紹介します。

・大きな円をかいて円周率は3.14に近かったので円周率は大きな円でも3.14ということがわかりました。
・今日は大きな円を作ってその円周率を調べたら3.14に近かったので、すごいなあと思ったし、ふしぎだと思いました。
・今日は直径10mの円を作って、円周率をしらべて3.14にはならなかったけど、とてもいい体験をしました。

 算数の楽しさがわかるような授業でした。

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子どもたちは「校庭に円をかいて円周率を出した」ということを忘れないであろう。このような体験は子どもたちの心の中に残っていく。体験至上主義というわけではないが、価値ある体験活動はやはりいいものだる。

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2005.10.04

これからの自動車

社会科が公開用の小単元に入った。これからその授業についてブログに書きたいと思う。
テーマは「未来の自動車」。全部で5時間の小単元。今日の1時間目は「これからの自動車への願いは何か」というものである。以下、学級通信に掲載した記録を記す。

学級通信ファンタジア 97号より

 来週の12日に教育実践研究会があります。これは各学級が授業を市内の先生方を中心に公開をするものです。5年1組は社会を公開します。内容は現在学習をしている「自動車」です。
 この自動車、子どもたちは大いに興味を示しています。やはり、「自分たちも利用している」という身近な存在だからでしょうか。知っていることもどんどん出てきています。

 さて、その自動車の学習も終わりに近づいてきました。
 今日は次のような課題です。

 自動車づくりの願いは何か。

 最初に自動車に関わる問題点を発表させました。

・費用が高い  ・排出ガスがあるために、環境がはかいされている
・燃料がかかる  ・交通事故がおきる
・修理に出してもすぐになおらない ・車が丈夫ではない
・好みと違う自動車だ ・すぐによってしまう人がいる
・ハンディがある人が乗りにくい ・作るのにゴミが出る
・騒音が出る

 けっこう子どもたちも知っているものです。一つ一つの内容については子どもたちから具体例が出されました。
 ただ、今日の学習はあくまでも「願い」は何かということです。そこで「これらの問題点から出てくる願いは何か」と問い直しました。子どもたちからは次の9つの願いが出てきました。

1 安くて丈夫な車    2 燃料がいらない車
3 環境にやさしい車   4 交通事故を防ぐ車
5 安全な車       6 好みに合う車
7 人にやさしい車    8 リサイクルできる車
9 静かな車

 子どもたちから出てきたものは確かに現時点での「願い」に合っているものばかりです。
 子どもたちに「これらは開発されていると思いますか」と聞きました。一つ一つ、順番に聞いていったら、多くのものは「開発されている」と予想していました。少なかったのは4と8です。「交通事故を防ぐ車は無理」「リサイクルもできないだろう」という予想です。
 これらの開発については次の時間調べることにしました。

・わたしは、自動車に関係のある問題は交通事故ぐらいかなと思ったけどいろいろな問題があることがわかりました。
・今日は車の問題について勉強しました。車はいいのだけだと思っていたけど、やっぱり悪いところもあるのだと分かりました。こんな車に乗りたいという願いもいっぱいでよかったです。もっと知りたいと思いました。
・車はいいところもたくさんあるけど、問題点もたくさんあることがわかりました。この問題を解決した車がはやく開発されてほしいと思いました。

 子どもたちの感想から学んだことが、価値があったことがわかります。次時が楽しみです。

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2005.10.03

わくわく授業再放送

昨年11月に放送された「わくわく授業」が再放送になります。

日時:10月23日(日) 7:40~8:05 教育テレビ
タイトル:立場を変えて歴史を見れば ~佐藤正寿先生の社会~

昨年は木曜日の10:25~でしたが、今年になって日曜日の朝になりました。この時間だと一般でご覧になる方もわりといつのでは・・・と思っています。いずれ有り難いお話です。近くなりましたら、またお伝えします。

NHKがらみで昨日一つ発見しました。4年前に教育テレビの「体験!メディアのABC」のプロジェクトに入っていましたが、その番組に出演されていた中谷日出さんの説明文が4年の光村図書の教科書に出ていました。それも「アップとルーズ」。やはりメディアリテラシーのテーマなんだと嬉しくなりました。

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2005.10.02

小休止

夏休み後の1か月半はあっという間だった。学校の仕事も学校外(?)の仕事も一気に入ってきた。夏休み中に取り組めばよかったと思うものもあったが、それはそれで夏休みにすべきことがあり難しかった。

仕事があれこれ重なった時、自分が留意していることがいくつかある。
まずは「精度を落とさないようにすること」。特に原稿やレポートはそうだ。時間が限られているのなら、助走を大事にする。これは以前にも書いた。

次に「日頃の習慣はテンションをあげるためにも続ける」。どのような状況でも、ブログ、仕事日記、学級通信は連続で書き続けた。メディアの向こうに読者が見えるだけに張り合いがあるのが事実だし、これらを書いてテンションをあげて他の仕事に取りかかるという意味もある。

そして「学校の仕事は即決・即断」。本当であれば学校の仕事は学校で全て終えたい。しかし、現実には無理である。ならば可能な限りスピードアップを図るしかない。そこで即決・即断のスピードはアップした。話し合って、すぐに計画を出す。修正の依頼があれば、その場で見るというようにだ。「あとで・・・」となると、何かしらのロスが生じる。

最後に「学校や他の人のプラスになるように」。2学期の2度の取材授業は他の先生方に貢献できたと思う。特に堀田先生にご講演をいただいてから、IT活用が促進された。また、海外研の事務局は裏方でかなりの時間を要する仕事である。しかし、誰かがしなければいけない仕事だ。自分が役に立つのなら、苦労も報われる。

締め切り直前の原稿や、海外研の総会後の事務仕事、そして来週ある学校公開等、あれこれ仕事はあるものの、まず今日を目標に突っ走ってきた。この日まで「自分はできるのか?」と思ったこともあったが、無事この日を迎えることができた。ここで数日間は少しゆっくりペースで仕事をしようと思う。

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2005.10.01

教研と若手

組合には新採用の年に入った。4月の時点で同学年の先生が「組合に入る気、ある?」と言われた時に、「もちろんです!」と答えて、びっくりされたことを覚えている。当時、すでに組合の加入率は下がり始めていたし、新採用者で入る人は少なかった。
卒論を「小説に見る教師像の変遷」というテーマで書いた。石川達三の「人間の壁」に共感しての発想だった。その中に教研の内容が詳しく出てくる。教師になったら教研で学ぼうと思っていた。
それ以来、20年間教研には可能な限り出ている。

今年は昨日が隣の和賀支部の共同討議者として、今日が支部の事務局として参加をした。
昨日はレポートがなかったので、結局は私の講座みたいになった。「先生は楽しそうに話すので、とても元気になりました」という参加者の言葉が印象的だった。自分も教研では先達から多くの元気をいただいてきた。少しだけど恩返しができたと思う。
今日はレポート発表している以外は皆さんのお話を引き出すのに終始。他学校の様子もわかって何より。

ただ一つ。参加者の年齢が高くなってきているなあ・・・とつくづく感じる。岩手県では少子化・退職者減少・統合が続いて、ここ10年採用者が少ない。それは同時に若手教員の減少、若手組合員の減少を意味している。私が20代の頃は青年部もかなりの人数で活気があったが、今は少数になったということだ。
組織には適宜各年代がバランスよくいた方がいいであろう。いや、今まで経験で言えば、若手が多い方がやはりおもしろい組織になる。自分が各プロジェクトに参加しておもしろいと思うのは、自分が年配の方で若い方々から刺激を受けることが多いからである。

こう書いても岩手県の採用事情は今後10年間は変わらないらしい。学校現場も高齢化が進む。何とかならないものかと思う。

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