「ゲームで身につく学習スキル」
新たに共同執筆をした本が送られてきた。
「ゲームで身につく学習スキル 小学校」(上條晴夫・進藤聡彦編著)である。出版社は図書文化である。図書文化といえば、自分にとっては「エンカウンター」や「教研式学力テスト」等がなじみ深い。その出版社の本に初めての部分執筆をした。
もともと私は学習ゲームが好きである。単なるゲームではない(ゲーム自体も好きだけど)。「学習ゲーム」という点がポイントだ。以前も「思考力を鍛える学習ゲーム」(学事出版)という本を部分執筆をした。
今回は「学習スキル」を育てるというもの。全部で26ものプランが出ている。
特徴的なのは「問題を見つけるスキル」「聴く・読むスキル」というようにゲームの目的を7項目に分類している点だ。これによって学習の目標が明確化する。具体的なゲームも「番号作文コンテスト」「グループ対抗辞書速引き競争」と引きつけられるものが多い。私は「〇〇時代スリーキーワードゲーム」「都道府県スリークエスチョンゲーム」「ザ・新語ゲーム」の3本を執筆をした。それぞれゲームをしながら、スキルが身につくという点を重視して原稿を書いた。
一本のゲームにつき、「ゲームのよさ」「展開例」「ワークシート」「振り返り」と追試しやすいように丁寧に書かれている。お勧めの一冊である。
※まだ図書文化のホームページには本の紹介は出ていませんが、興味のある方は私にメールをください。
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