これからの自動車
社会科が公開用の小単元に入った。これからその授業についてブログに書きたいと思う。
テーマは「未来の自動車」。全部で5時間の小単元。今日の1時間目は「これからの自動車への願いは何か」というものである。以下、学級通信に掲載した記録を記す。
学級通信ファンタジア 97号より
来週の12日に教育実践研究会があります。これは各学級が授業を市内の先生方を中心に公開をするものです。5年1組は社会を公開します。内容は現在学習をしている「自動車」です。
この自動車、子どもたちは大いに興味を示しています。やはり、「自分たちも利用している」という身近な存在だからでしょうか。知っていることもどんどん出てきています。
さて、その自動車の学習も終わりに近づいてきました。
今日は次のような課題です。
自動車づくりの願いは何か。
最初に自動車に関わる問題点を発表させました。
・費用が高い ・排出ガスがあるために、環境がはかいされている
・燃料がかかる ・交通事故がおきる
・修理に出してもすぐになおらない ・車が丈夫ではない
・好みと違う自動車だ ・すぐによってしまう人がいる
・ハンディがある人が乗りにくい ・作るのにゴミが出る
・騒音が出る
けっこう子どもたちも知っているものです。一つ一つの内容については子どもたちから具体例が出されました。
ただ、今日の学習はあくまでも「願い」は何かということです。そこで「これらの問題点から出てくる願いは何か」と問い直しました。子どもたちからは次の9つの願いが出てきました。
1 安くて丈夫な車 2 燃料がいらない車
3 環境にやさしい車 4 交通事故を防ぐ車
5 安全な車 6 好みに合う車
7 人にやさしい車 8 リサイクルできる車
9 静かな車
子どもたちから出てきたものは確かに現時点での「願い」に合っているものばかりです。
子どもたちに「これらは開発されていると思いますか」と聞きました。一つ一つ、順番に聞いていったら、多くのものは「開発されている」と予想していました。少なかったのは4と8です。「交通事故を防ぐ車は無理」「リサイクルもできないだろう」という予想です。
これらの開発については次の時間調べることにしました。
・わたしは、自動車に関係のある問題は交通事故ぐらいかなと思ったけどいろいろな問題があることがわかりました。
・今日は車の問題について勉強しました。車はいいのだけだと思っていたけど、やっぱり悪いところもあるのだと分かりました。こんな車に乗りたいという願いもいっぱいでよかったです。もっと知りたいと思いました。
・車はいいところもたくさんあるけど、問題点もたくさんあることがわかりました。この問題を解決した車がはやく開発されてほしいと思いました。
子どもたちの感想から学んだことが、価値があったことがわかります。次時が楽しみです。
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