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2005.11.30

モデルをいつ見せるか

総合で「水沢の自慢番組」を作っている。
今日はシナリオ作りの時間である。
この番組作りには一つのモデルがある。前任校での「宮古の自慢CMを作ろう」である。二十数時間の実践が特番になって45分間にまとめられている。その中に実際の作品ももちろんある。
それを子どもたちにいつ見せるか考えた。

・シナリオを作る前に、モデルとして見せる。
・シナリオを一回作り、レベルアップのためのヒントとして見せる。
・一回は見せるが細かい分析はせずイメージ化だけにとどめておいて、必要なチームが必要な時に何度も見せる。
等々、いくつかの選択肢が考えられた。

自分が選んだのは最初の作る前に見せてしまうという方法だった。「時間が限られているのでシナリオを早く完成させたい」「モデルを見せることによって活気づく子どもたち」という理由があったからだ。
子どもたちはそのモデルに「いいなあ。こんなの作りたい!」という共感の声。「よし!」と思ったが、いざできたシナリオを見ると、そのモデルの表面上の発想だけをまねて、かんじんの自慢の内容が薄いチームが多いのである。完成作品のモデルのインパクトは大きい。ただし、それが固定イメージになったらマイナス面も出てくる・・・今日はそのことがよくわかった。まさにモデルの見せ方のミスである。
ということで、明日作戦変更でシナリオを修正させようと思っている。

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2005.11.29

家本先生の研究

家本先生の引退で昨日と一昨日、ブログに書いた。
そうしたら池田修先生にコメントをいただいた。池田先生も家本先生の影響を大きく受けた方である。
コメントの中に、「家本先生のほめる指導の考察についての論文を大学院時代に書いている」とあった。さっそくこちらのWebを拝見する。
見て驚いた。これこそまさに「フリーク」である。
まだじっくりとは読んでいないが、このように「数多くの文献をもとに研究をする」「きちんとした論文に残す」ということも、家本先生の実践を広めることにつながるのだなあと改めて思った。
自分が読んだ家本先生の本の冊数は、池田先生に比べてお恥ずかしい限りである(しかも池田先生の修士論文はディベートがテーマである)。
これからはこのような論文にもチャレンジしたいと思った。

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2005.11.28

家本先生の引退2

昨日の続きである。
家本先生の著作は膨大な量である。今まで自分もかなりの本を読んできた。
しかも驚くのは、Webにもその著作以上に多くの情報を提供してくださっているということである。
月一回ずつ発行してきたメルマガは新書1冊分ぐらいになったのではないかと思う。
もちろん内容は濃いものである。

その家本先生の膨大な教育実践が「教育実践大百科事典」にまとめられている。
(家本先生が引退されるということで、「もっと多くの人に広めたいです」とメールを出したら、「どんどん宣伝してください」と許可をいただいた。)

特徴は次の3点である。(有料配布)

①単行本にして300冊以上の量になります。教育のあらゆる情報・実践資料が詰まっています。
②すべての論文・報告にリンクがはられ、読みやすくなっています。
③「検索」も簡単にできます。

目次をぜひご覧いただきたい。実に幅広い内容である。まさに「大百科事典」である。
これだけの情報量を一人の教師が蓄積をしてきたことに本当に驚嘆する。
私自身はすでに2年以上前からこの大百科事典を活用させていただいている。これからもずっと学級経営の柱として使わせていただくつもりだ。家本先生が引退されても、この学びはずっと続くであろう。

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2005.11.27

家本先生の引退1

今までの教師人生で自分が影響を受けた先達は数多い。
その中でも家本芳郎先生(神奈川県)は特別影響を受けた先生のお一人である。
20年以上前の初任の頃から、家本先生は著名であった。すでに著書多数。講演も何回かお聞きし、共感したものだった。「感動した講演の先生には礼状を出す」ということを常としていたので、何回か礼状を書いた。それが縁で20代の頃に2回原稿を書かせていただいたことがあった。

その家本先生が編集する本によく書かせてもらうようになったのは、ここ5年ほどのことである。来年4月発行のものを合わせれば十数冊になる。
何冊か原稿を書いているうちに、「単著を書いてみたら」を勧めてくださった。4年近く前のことだ。本を出すことは自分の大きな大きな夢だった。その夢が叶う。しかも全くの独力ではなく、家本先生が監修してくださる。これは本当に有り難い話であった。夢中で原稿を書き、「授業のアイデア3・4年 授業を楽しむコツ70」という本を発行することができた。お話されてから1年以上かかっての発行だった。
本を出すと自分の世界が変わった。自分の中で自信ができたと共に「下手な実践はできない」といういい意味でのプレッシャーを常に持つようになった。
さらに2冊目の単著も家本先生のご推薦からであった。
まさに私の本の恩人である。

その家本先生から今月初めに「引退」のメールをいただいた。ホームページでも簡単にではあるが公表された。9月から体調を崩されていたのは知っていたが、まさか引退されるとは思わなかった。でも考えたら私の父と同じ昭和5年生まれ。それでいながら、HPを作り、メールで編集ニュースを流し、あちこちでご講演。ハードスケジュールそのものだったのではないかと思う。
引退そのものは残念だが、家本先生の財産は数多くの著書やHPに残されている。自分の使命はそれらを自分なりに実践したり、広めたりすることだと思う。(明日に続く)

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2005.11.26

水沢の自慢番組を作ろう2

 総合の学習、「対象決め」である。

学級通信 ファンタジア 130号より

 総合では「水沢の自慢番組を作ろう」という学習に取り組んでいます。自分たちのビデオ番組を作るということで子どもたちは意欲満々です。
今週、その題材を決めました。この題材決めにはいくつかの条件があります。たとえば、「学区にあり、歩いて取材で行けること」「『自慢』にできること」というようにです。

 さて、子どもたちから案がたくさん出てきました。その中から検討して5つのものを対象に調べることにしました。
私がおもしろいなあと思ったのが「三偉人」「日高火防祭」等のいわゆる「定番」が選ばれなかったのです。子どもたちによれば、「今まであまり聞いたことがないものを調べる方がおもしろい」というのが、その理由です。
なるほどと思いました。

 では、子どもたちが何について番組にするのか紹介をしましょう。

★ 青い目の人形チーム
 水沢幼稚園に「青い目の人形」があります。これは昭和初期に平和の使者としてアメリカから全国各地に送られたものでした。それが戦争中は「敵国の人形」ということで焼かれました。しかし水沢幼稚園の青い目の人形は保存されました。県にも10体ほどです。それを調べます。

★ 後藤屋チーム
 水沢には数多くのお菓子屋さんがあります。その中でも後藤屋さんは老舗の一つです。多くの方が「水沢に来た記念に」ということで購入をしていきます。そのお菓子屋さんの工夫や苦労に迫っていくのがこのチームです。「おいしい」こともあるかもしれません。

★ 武家屋敷チーム
 水沢市役所近辺に武家屋敷があります。子どもたちにとっては見慣れた風景ですが、市外出身の私にとっては「情緒があるなあ」と思ったものでした。その武家屋敷の様子や、伝統のある町並みを残していこうとしている点を調べます。

★ 日高神社チーム
 子どもたちが一度は行ったことのある日高神社。日高幼稚園出身の子たちも多いようです。神社にはいくつもの文化財があります。特にうば杉を見上げるだけで私は「歴史」を感じます。改めてその歴史について考えます。火防祭についても調べられそうです。

★ 文化財・及川家チーム
 立町の〇〇くんの家には歴史を物語っている文化財となっているものがあります。学級にそういう友だちがいるのですから、それがどのようなものか追究して、みんなに知ってもらおうということで取り組みます。私自身も勉強をして知識を増やしたいと思います。

 来週から本格的な取材に入ります。どのような番組になるかとても楽しみです。

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2005.11.25

IT本、ネットで買える!

22日に続き、ITミニネタ本のPRです。
インターネットで購入できるようになりました。
アマゾンでは昨日まで「予約受付中」だったのが、今日になって予約がとれました。こちらです。すでにランキングも出ています。
また、学事出版でも正式な紹介がされています
目次を見ただけでも、この本のよさが伝わると思います。

執筆者の個人ブログでも次々と紹介されています。上條晴夫氏堀田龍也氏とも動きがやはり早いです。実践執筆者の皆川氏小野氏もブログに紹介をしています(他メンバーも紹介しているかもしれません)。これからどのように広まっていくかが楽しみです。
皆さん、お勧めの本です。ぜひお手にとってご覧ください。

簡単に目次を紹介します。

Part1-IT活用で学習意欲を高める

1章 子どもの意欲を引き出す技術としてのインフォメーション・テクノロジー
    (上條晴夫氏)
1 授業成立の新しい基礎技術
2 IT活用が子どもの意欲を引き出す3つの理由
3 簡単ITがもっとも大事なポイント

2章 こうすればITを手軽に活用できる (堀田龍也氏)
1 こんな実践がいい
2 IT活用の主役は誰か
3 今、なぜIT活用なのか

3章 子どもをのせるIT活用のコツ10(佐藤正寿)
その1・教材を拡大して提示する
その2・保存できないものを見せる
その3・モデルを作る
その4・バーチャル体験をする
その5・子どもをのせるデジタルコンテンツ教材を活用する
その6・「お助けツール」としてITを使う
その7・「表現ツール」としてITを使う
その8・ゲームやクイズとITを組み合わせる
その9・簡単に教材を作る
その10・他のメディアとセットで使う

Part2-IT活用ミニネタ&コツ101(各実践者)

■国語
1-デジカメスピーチ
2-国語辞典の使い方
3-筆使いに気をつけよう
4-デジカメ作文
5-今日から私もDJ
6-今年の目標を漢字1字で表そう
7-分かったことをまとめよう
8-擬音語,擬態語作文
9-これだれのもの?~デジタル読書へのアニマシオン~
10-スライドショーで読み聞かせ
11-スピーチを確認しよう
12-原稿用紙の使い方
■社会
13-校区探検スライドショー
14-白地図を作ろう
15-衛星写真で世界旅行
16-ここはどこだ?~昔のもの写真クイズ~
17-プレゼンシートで都道府県3ヒントクイズ
18-写真バラバラ事件
19-テレビCMの秘密を探せ!
20-旅行スピーチ
21-○○さんに賞をあげるとしたら
22-歴史人物クイズ~わたしは誰?~
23-ライブカメラで世界の「今」を
(以下他教科略)

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2005.11.24

水沢の自慢番組を作ろう1

 現在、水沢の自慢番組作りに取り組んでいる。ベースになっているのは4年前の「宮古の自慢CMを作ろう」。その時ほど、時間も費用もかけられないが、子どもたちに可能な限り、力はつけさせたいと思う。これから(とびとびであるが)何回かレポートをする予定である。

学級通信 ファンタジア 128号より

 社会科の学習は「情報」に関わる学習を行っています。具体的には、テレビ番組がどのようにして作られているかということです。制作する人々の役割や注意する点を学んで、ふだん何げなく見ているテレビ番組を作るにはいろいろな工夫や留意点があることを学びました。
 同時に国語では「ニュース番組作りの現場から」を学びました。こちらは説明文ですが、内容自体は社会と関連づきます。
 つまり2教科で子どもたちは番組のことを学んだこととなります。

 それらを踏まえて次の段階です。それは、

 水沢の自慢番組を作ろう

ということです。
 最初の段階では番組作りの動機づけが必要です。次のような方法で子どもたちに考えさせました。

 君たちは水沢に住んでいます。そこで聞きます。水沢は有名だと思いますか?それともあまり有名ではないと思いますか?どちらかを選んでノートにその理由を書きなさい。

 最初にどちらの比率が多いか確認をしました。すると、「有名」が6人、「有名ではない」が29人でした。8割の子が「有名ではない」という反応です。それぞれ理由を聞いてきました。

【有名派】
・南部鉄器がある  ・ときどきテレビにも出る
・偉人が出ているし、水沢小の校歌は県内では一番古い
【有名ではない派】
・県内では知られているが、全国では話題にならない
・岩手の話題といってテレビに出るのは盛岡が多い
・大きなビルがあるわけではない。ディズニーランドのような有名なものがあるわけでもない。

 というわけでやはり有名ではない派の発言が強かったです。
 ここで大事なのは、番組作りの意図です。今回私が考えているのは「ふるさと水沢のよさ再発見」ということです。その点では「有名ではない」というのは子どもたちの意欲を高めるのにぴったりの結論でした。

 この水沢市は来年の2月に奥州市になります。市からは「水沢」という名前は消えます。みんなで水沢市のよさを見つけて番組を作り、よさを広めましょう。どんなよさが水沢にありますか。

 この呼びかけに子どもたちも納得したようです。よさとして「三偉人」「武家屋敷」「りんご」といったことが出てきました。合わせて私から子どもたちが知らない情報もいくつか伝えました。

・私たちの知らないものはまだまだあるんだなあ。取材するのが楽しみだと思いました。
・水沢市はあまり有名ではないことがわかりました。しかし、水沢市にはよいところがたくさんあるので有名にしていきたいです。

 水沢にはたくさんのよさがあると思っています。今回は学区限定でよさを追究します(番組作りのため)。どのような展開になるか楽しみです。

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2005.11.23

「強み」と「核」

「日経ビジネスアソシエ」の渡邊美樹氏の連載が楽しみだ。渡邊氏は居酒屋「和民」の経営だけではなく幅広く活動をしている。最近はテレビのコメンテーターとしても時々見る。
 今号は病院経営の話だった。個人として副理事長になって、斜陽の病院を立て直す話である。手法はきわめてシンプルだ。ムダをカットする他に、その病院の強い点を充実させるということとスター医師を招聘することであった。
 言い換えれば次の2点だと言える。

1 強みを生かす
2 核を育てる

 これはどのような組織、活動にも通じることだなと改めて感じた。たとえば、自分が研究授業で提案をする場合には、その学級と自分の強みを生かせる場面を選ぶ。そして、研究授業に向けて核となる発問を考え、核となる思考力や発言力を育てる。学級経営も同様。子どもたちの強みは何かを生かして考えているし、自分の強みである学級通信もどんどん発行していこうと思っている。
 これは学校経営も同じだと思う。学校経営といっても管理職だけが考えるものではない。教職員全員で考えていくものである。大規模校である本校の強みは何といっても「人」だとずっと思っている。子どもも教職員も。マイナス面と思うこともしばしばであるが、それを強みに変えていくことをずっと考えている。これから成果が出るように続けて考えていこう。

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2005.11.22

ITミニネタ本一次案内

左上の写真にある通り、「IT活用の授業 ミニネタ&コツ101」(上條晴夫・佐藤正寿編著)が送られてきた。編集担当として自分が深く関わった本だ。
この本はディープなIT活用ではなく、ふだん教室で行われているものを掲載したものだ。執筆メンバーのミニネタ部分は東北地方のメンバー。多くのアイデアを出していただいた。さらに理論編は上條氏・堀田龍也氏・佐藤正寿が書いている。
のちほどくわしく掲載するが、明日の授業にすぐに役立つことは確かだ。

なお、本はまだ発売されていない。発売されたら第2段の紹介をしたいと思う。

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2005.11.21

本の検索が役立った

今年度も地区の社研で有田先生を招いて研修会を行う。期日は1月末。あと2カ月半もない。
事務局は自分ではないのだが、昨年度から事務局のサポーターとして会の企画に深く携わっている。今年も企画の権限を委任されている(これだと「サポーター」以上だなあ)。
昨日、テーマとおおよそのプログラムを決めた。研修会のコンセプトは以前から話し合っていたので、それを具現化したものだ。

さて、テーマは「授業力」をキーワードにいろいろと考えるが、どうも発想が広がらない。そこで有田先生の著書を明治図書HPで検索をした。そうしたら、いいヒントが続々。それはそうだ。本のタイトルや内容は工夫されている。編集者の手も入っている。魅力的なキーワードが並ぶわけだ。それらをもとに、いくつかテーマが思いついた。本の検索はこんな風にも役立つんだなあと妙に感心した。

さらにその本の中には「子どもの名前を呼ぶことの大切さ」が書かれていた。今やネットでも本の一部(本当にわずかだが)を読むことができるものもある。ネットの立ち読みみたいなものだ。「これはふだん意識化していない基本だ」と感じ、今日は意図的に子どもたちの名前をふだんの2倍ぐらい呼んだ。子どもたちにとってどうだったかわからないが、自分の中では積極的に子どもたちにアプローチする構えができる。やはり効果があるのだ。子どもたちも親しみをより感じるのは間違いない。これも検索から役立ったことである。

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2005.11.20

情報テキストの開発2

小学MMの原稿。昨日の続きである。

■ 中心題材はコンビニエンスストア

 テキストの中心事例として5年生でコラム的に掲載されているコンビニエンスストアを選んだ。「POSシステムは情報社会のしくみの特徴をよく表していること」「コンビニエンスストアは児童にとって身近な存在であり使った経験も多いこと」「見学が可能であり学習活動としても取り組みやすいこと」がその理由である。
 社会科の教科書での単元展開は、典型的な一つの事例を深める内容になっている。テキストで1単元を深く追究させるのなら、同様の形式で構成すべきと考えた。ただし情報社会について理解を深めるには、コンビニエンスストアの一つの事例だけでは不足である。他の事例や情報社会の特徴(よさと問題点)も内容として挿入した。

 これらの学習内容をもとに目標を設定した。単元の目標の他に「関心・意欲・態度」「思考・判断」「知識・理解」の3項目の下位目標を決めた。

【単元の目標】:情報社会においてコンピュータの情報がどのように活用されているか理解し、そのよさと問題点について考えることができる。
【下位目標】
[関心・意欲・態度]
・情報社会における情報のしくみに興味を持つ。
[思考・判断]
・情報社会でのコンピュータによる情報のしくみと働きについて考えることができる。
[知識・理解]
・コンビニエンスストアではコンピュータの情報を効果的に活用し仕事に役立てていることを理解できる。
・情報社会でのコンピュータ活用の例を知り、その便利さと問題点を理解できる。

■ テキスト作りの留意点

 内容を決め、目標が決まってようやくテキスト作りである。
 次のような点に留意をして作成した。

・学習に効果的な写真や資料を対象施設に直接取材をして収集する。不足分はWebで検索し準備をする。
・基本的なテキストのスタイルは社会科教科書(今回は教育出版5年生)に準ずる。
・写真や図から児童が課題を持ち、それを話し合いや参考資料で解決するという問題解決型で1時間を構成する。
・コンビニエンスストアは事例に過ぎない。児童の思考を情報社会のしくみの内容に一般化できるように記述する。

 このように作成したテキストであるが、現在プロジェクトで製本途中である。残念ながらここでは具体的な内容をお伝えすることはできないが、テキストとして公開された時にぜひお手にとっていただければと思う。情報について学ぶ関わる画期的な単元開発が行われたテキストである。

 このテキストを用いて授業をした時、子どもたちからは「情報社会のことを今まであまりよくわからなかったが、よくわかった」という支持を得ることができた。テキストの有効性についても確かめられた。その点では、開発したか
いがあったと思ったものである。

 この「逆向きの設計」の手順は他の単元開発の時にも有効であった。他にも「情報社会とわたしたちのくらし」「チラシ広告の工夫と利用」という2つにテキストを開発している。
 このように、今後の私の教材開発に「情報社会に関わるテキスト開発」というジャンルが入って来た。これはこれで楽しみである。

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2005.11.19

情報テキストの開発

小学MM連載 「私の教材開発物語」 第53回より

■ 学会での初の発表

 私が今年叶えたい夢の一つに「学会の発表」があった。その夢が今月12日に実現をした。
 第31回全日本教育工学研究協議会全国大会で発表したからである。

 教師として研究大会での発表や公開授業は数多く行ってきた。しかし、学会での発表は未経験だった。
 学会での発表となると、一般的な研究会での発表とは違った要素がいくつか入ってくる。まず論文を書くということ。当然そこには、研究の価値・先行研究との違い・検証の方法の明確さといった学術的・研究的な要素が必要となる。単なる「実践報告」とは大きく違うわけである。
 また発表も限られた時間で自分の言いたいことをどう伝えるか、工夫しなければいけない。よく見られるような「レジュメの順番に沿って・・・」という形式では、聞き手にはなかなかアピールしない。その点も初めての経験で実に大きな学びがあった。
 今回はその情報テキスト開発の物語である。

■ 情報テキストの開発の必要性

 今回私が発表した論文名は「情報社会のしくみを学ぶ情報テキストの開発」というものである。
 昨年末から「情報テキストプロジェクト」というものに関わらせていただいている。プロジェクトの主宰は堀田龍也氏。メディア教育開発センターの助教授である。堀田氏のご指導のもと、情報テキストの開発を行ってきた。
 情報化が進む社会で児童に情報社会のしくみを教え、その見方を深めることは重要であると考えている。現代の情報社会について一定の理解や見方を身につけることがもととなって、今後の情報社会の創造に参画する態度が育つと思われるからである。しかし、小学校の教科書において情報社会のしくみについて記述をしている例は、国語と社会を中心に断片的にしか過ぎない。先行実践にしても、広くその情報社会のしくみのよさや問題点までは考えさせてはいない。
 そこで、児童に情報社会のしくみについての理解と見方を深めるために情報テキストの開発を試みたわけである。
 テキストという形式は「指導内容がイメージできる」「どの教師も活用できる」いうよさがある。それは児童にとっての学習しやすさに通じ、ひいては普及するための大事な要素と考える。
 これが情報テキスト開発の発端である。

■ 「逆向きの設計」が開発ポイント

 今回テキスト開発の研究を次のような形にした。

1 現行の社会科教科書より情報社会に関わる内容をリストアップする。
2 リストアップした内容をもとに、学習内容・対象学年を決める。
3 学習目標を決定する。
4 学習目標・学習内容からテキストを作成する。
5 テキストの内容に基づき、指導書を作成する。
6 テキストを活用した授業を行い、その効果を検証する。

 従来、テキストを作成する時には目標を決定してから学習内容を考えるという方法が一般的である。番号で言えば、3→1→2の順番になるであろう。しかし、今回は目標より先に学習内容を決めている。いわば「逆向きの設計」である。これが今回の開発の大きなポイントである。
 テキストの開発自体も研究に成果であるが、同時に「開発手順を明確にする」ということも論文の重要な柱である。
 では、この逆向きの設計によるよさは何か。次のような点があげられる。

・目標に学習内容が制約されたり、規定されたりすることはない。幅広い素材から内容を選択することができる。
・そこで教科書から関連内容をリストアップし、それらをベースにして学習内容や題材を決めることはきわめて妥当な指導内容になる。

 これらは魅力的なテキストを作る点で重要と思われる。
(つづく)

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2005.11.18

授業成立の基礎技術 指名

授業成立メールマガジンに掲載した原稿です。

 授業成立プロジェクトリーダーである上條晴夫氏の新著が『子どものやる気と集中力を引き出す授業 30のコツ』(学事出版)です。
 その中に「授業づくりの基礎技術 10のアイテム」という章があります。この授業スキル号では,この10の基礎技術を「紹介プラス具体例」という形でお伝えしたいと思います。今回はその6回目。指名です。

 上條氏は指名の種類を次のように分けています。

■教師による指名
  □挙手による指名
  □挙手なしによる指名
     ・ランダムな指名
     ・意図的な指名
■子どもによる指名

 大きくは「教師による指名」と「子どもによる指名」の2通りがあります。教師による指名は「挙手」と「挙手なし」に分かれます。さらに挙手なしには細分化した指名があるということです。
 このうち最も一般的なのが挙手による指名です。教師の発問後に挙手した子どもを指名する方法です。発言の意志を持った子どもたちが挙手するわけですから、授業をスムーズに流すには都合がいい方法です。

 ただし、この方法だと発言が得意な子だけが発言するという構図になりがちです。「自分の考えを持っていても挙手しない」という子は学級の中に必ずいます。そこで、「挙手なしの指名」を組み合わせる必要が出てきます。その「挙手なし指名」は「ランダムな指名」と「意図的な指名」があります。

 「ランダムな指名」には、「この列、起立!」といった列指名や「最初に4班の人から」という班指名などがあります。私はよく「数指名」をします。「この写真からわかることを書きなさい」と作業をさせた後に、「一つ書いた人、起立」というように数ごとに指名をします。そうするとふだん挙手をなかなかしない子にも発言させることができます。最終的にはより多くの子が発言をします。「『どの子も発言することが自然』という雰囲気を作る」ことは授業成立の大事な要素です。

 「意図的な指名」は、たとえば机間指導で考えをチェックしておいて、「ではこれについては、優実さんがいい考えを書いているよ。みんなに「紹介して」というように指名をします。私は机間指導の時に、あらかじめ「いい考えだね。発表してほしいから準備しておいてね」と小声でささやくことがあります。これでふだん「失敗がいやだから発表はいや」というような自信がない子も安心することができ、いい発表となります。授業に意欲的に参加させるためにはこのような教師のアプローチが大切です。

 「子どもによる指名」は子どもが子どもを指名する方法です。「自分と同じ考えの子を次に当てる」といった何かしらのルールを決めておくとこの方法の効果が出ます。

 また、授業によっては「指名なし」という発表方法もあります。私は討論やどんどん子どもたちに発言してほしい時には「では指名なしで」とよく言います。すると子どもたちは次々と立って発言をします。「同時に立った場合には発言の少ない方にゆずります」と決めておけば、子どもたちはすぐに慣れます。教師の指名がない分、授業にスピード感が出ます。子どもたちの「発言したい」という強い意志も感じることができます。

 次回取り上げるのは「グループ指導」です。

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2005.11.17

教師力再生

今月号の教育雑誌をようやく今ごろ読んでいる。14日あたりに毎月届く。職場に地元の本屋さんから届くのが十数冊。郵送されてくるのが5冊だ。職場の雑誌を持ち帰る時に向かいの席に座っていた同僚から、「それ全部先生のですか?」と言われた。まあ、ほとんど毎月斜め読みだ。現在の教育のトレンドは何かを知るにはやはり教育雑誌である。

このごろよく見かけるのは「教師力」という言葉だ。ここ1~2年ぐらいは「教師力」をキーワードにした特集が多い。今月号の「現代教育科学」誌は「教師力の再生への戦略を糺す」である。
注目したのが東京の小学校校長・向山行雄氏の「管理職としての実践」だ。6つの内容が紹介されている。校長のリーダーシップのもとで授業の力をつけるための戦略がわかりやすく紹介されている。
たとえば模擬授業。夏期休業日を利用して行われる。7名による10分間の模擬授業には指定者のコメントと校長のコメント。民間サークルならば珍しくないが、一小学校で行われるのはやはり貴重である。このような授業研究ができる学校にしたいと私も思う。
さらに研究授業の前の校長との教材開発の相談や校長による授業観察記録の合本等、まさに授業者の先輩としての校長の姿が全面に出ている。

それにしても、向山氏の「社会科教育に限って言えば教材開発の意欲や能力は、確かに低下していきているのではないかという危惧をもっている」という言葉には考えさせれる。
管理職ではない自分が何ができるか。社会科教育で何ができるか。走りながら考えていこう。

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2005.11.16

中学生来校

 今日、この春卒業した子どもたちが中学校の総合的な学習の一環として、「職場体験」を行いに来た。6人のうち担任していた子は1名。「将来小学校の先生になりたい」と文集に書いていた子だ。わずか8カ月前までは小学生だったのだから、まだまだ職業に対する意識は強くはないようだが、これからの刺激にはなったようだ。

学級通信 ファンタジア 124号より
 
 今日学級に6人のお客さんが来ました。この春、水沢小学校を卒業した中学1年生の子たちです。
 中学校では総合的な学習の時間に「職場体験」をします。市役所、福祉施設、保育施設、お見せ、会社等、市内のあちこちの職場で働いている人の様子を見たり、時には自分で体験したりして学習を深めるものです。
 実はこの6人、私が6年生担任だったこともあって、よく知っている子たちです。

 1・2時間目は男の子チームが1組の様子を見学しました。せっかくの機会です。中学校と小学校の違いを話してもらい、さらに質問にも答えてもらいました。たとえば次のようにです。

「クラス回りとはどのようなものですか」
「応援の練習で、学級に上級生の応援団がまわってきます。声を出さないと厳しいときもあります」
「帰る時間はどうですか」
「夏は部活が終わるのが7時ごろで帰ると7時30分になります」
「休み時間は何をしていますか」
「休み時間は10分です。教室で友だちと遊ぶことが多いです。給食は、15分ぐらいで食べます」

 このようなやりとりをしました。中学生の予想しなかった話に「エーッ」と驚いたり、「いろいろな授業が楽しそうだなあ」と感想を持ったりしました。
 せっかくの機会なので、私は授業を少しさせてみたり、がんばりノートを見てもらったりしました。
 授業は音楽です。中学生も小学生も知っている曲である「歌よ、ありがとう」を教えてもらいました。また、がんばりノートには「ぎっしり書いていていいですね」「これからもがんばってください」といったコメントを書いてもらいました。

 中学生は4時間で参観は終了です。その後、教師の仕事についてインタビューを受けました。たとえば次のようなことです。

・どうして教師になろうと思ったのですか。
・やっていて大変なこと、難しいことは何ですか。
・どんな時にうれしいと思いますか。
・授業で工夫をしている点は何ですか。

 どれもこの仕事に関わる者として大切な質問でした。教師としての原点も確認できたと思います。その点でも有り難い職場訪問でした。

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2005.11.15

集中力

正直な話、年を重ねるのはやはり残酷だと思っている。
かつての写真を見て「やっぱりふけたなあー」とつくづく思ってしまう。
この間の教え子の結婚披露宴で10年ぶりに会った教え子から「先生、ふけましたね」と言われて、「お前なあ~」と言いつつ、「10年前の記憶しかなければ、そう見られてもしかたないよな・・・」と思った。

まあ、外見のことはしかたがない。しかし、困るのは体力と集中力のことだ。睡眠不足が続いてもかつてのように平気で動き回ることができなくなった。同時に「集中して何かをする」という時間が減少していることを感じていた。

しかし、今朝の原稿書きではずいぶん集中して行った。二女が起きてきて、ようやく「もう、こんな時間か!」と思ったほどである。ということは、自分の中で集中力が減少していると思いこんでいただけではないか。集中力を持続させれば、もっともっと生産性を高めることができる。
ビジネス雑誌である会社が「がんばりタイム」という、打ち合わせもちょっとした話もしないで事務に専念する時間を作っているのを読んだことがあった。自分にとって5:00~6:30はまさに「がんばりタイム」だ。そしてここでどれだけ集中力を高めるかが、これからの仕事で重要だと感じた。

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2005.11.14

過去の自分に励まされて

このごろはインターネットでの原稿のやりとりが圧倒的に増えて、送った原稿もメールマガジンなら即掲載される。そんな中、雑誌原稿はメールでは送るものの、掲載まで2カ月近くかかる。

今日「授業のネタ 学習ワーク」誌(明治図書)が送られてきた。「私の教材発掘」というコーナーで「雪は大切なエネルギー」を書かせていただいた。夏の雪プロの時に見に行った北海道赤井川村の雪氷室貯蔵施設の取材をベースにした授業である。
書いたのは2カ月近く前。改めて原稿を読み返す。自分の思いが伝わって来る。過去の自分に励まされる思いだ。雑誌の原稿はこのようなよさがある。

さらに、このコーナーの特色は編集長の有田先生がコメントをしている点である。

・有田先生が日本で最初にできた雪冷房を見に行っていること
・2月に見た私の授業について
・発問や問題の投げかけについて
・雪冷房の特色について

限られたスペースであるが多くの価値ある情報ばかりである。このコメントに励ましをいただいた。これも実践を提供したからこその幸せである。
雪プロジェクトのMLでもこの原稿のことが紹介された。これも励ましになる。

一つの原稿がこのように自分を励ましてくれる。これから3本の原稿に取り組む自分が元気になる励ましだ。

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2005.11.13

学会発表のプレゼン指導2

昨日の続きである。

3 プレゼンの原則を常に確認
 「一番伝えたいことを明らかにする」というのが指導の中でのキーワードだった。これがプレゼンの柱となるわけだから、重要だ。今回は「テキスト開発の手順を明確にしたこと」ということだ。その手順のキーワードは「逆向きの設計」。これは堀田先生にご指摘いただいた。一番伝えたいこととキーワードが出てくれば、それを中心に肉付けすればよい。

4 データの採り方と表し方の工夫
 テキストの評価のために自己評価の平均値をプレゼンで出していた。「もっといい方法がある」ということで、さらにくわしいデータの採り方とその表現のしかたを教えていただいた。実際にその方法で行ってみると、確かにデータで特色ある結果が出てきた。データを新たにまとめると言っても、シンプルな表だ。でもこのシンプルさが聞き手にとっては「わかりやすさ」につながる。重要なことだと感じた。

5 ちょっとしたスキルも必要
 「見せる技能と工夫」も教えていただいた。「プレゼンは聞き手のため」という点を意識している様子がうかがえた。

6 個のプレゼンの実態から「スピードが大切」
 プレゼンのシートができても、表現スキルがなければ意味がない。「佐藤さんのプレゼンは・・・・」と私自身の実態を教えてくださった。自分が自覚している点もあり、自覚していない点もあった。個に応じたコメントはやはりズシンと心に入る。「スピードが大事」ということも言われた。この点、授業と同じと感じている。

7 プレゼンは場数
 指導後、「今まで何百というプレゼン指導をしているから、このように瞬時に指導できるのですか?」と聞いたら、「自分も講義でプレゼンをしているから」ということだった。つまりプレゼンが日常なのだ。私も授業でプレゼンソフトを使った授業をしているが、1時間丸々と使うことはない。ほとんど学会とは関係のない場数だ。場数が必要というのなら、積極的にその機会を作る必要があると感じた。

 これらの他にも細かな点をいくつも教えていただいた。指導してくださったのは20分あまり。しかし、情報量としては数時間分に値する内容だった。
 修正したプレゼンシートはとてもすっきりしたものとなった。あとは表現スキルを磨くだけ。ホテルで何度も何度も練習をした。こんなに発表で練習をしたのは本当に久々だった。その結果、本番では落ち着いてできた。
参観してくださった方々がブログに私のプレゼンについて書いてくださっている。「伝えたいことが明確だった」「聞きやすく、スーッと入ってくる感じ」というように評価していただいた。
 もちろん、今回は堀田先生の懇切丁寧な指導があったからこそ。まだまだ自分の中で磨いていかなければいけない。その意欲はいつも持っている。今度は12月1日にCEC(仙台)がある。また自分を磨こう。

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2005.11.12

学会発表のためのプレゼン指導1

学会発表が終わった。3年前、「情報教育を学ばねば」という思いで参加した日本教育工学会長岡大会。現場教員で堂々と発表する人を見て「いつか自分も・・・」と思いながら3年。今年、ようやく夢が叶った。当時は情報教育の先生方での知り合いはほとんどいなかったが、今回の学会では多くの先生方・企業の方とご挨拶。これが3年間の自分の歩みの場なんだ・・・と感じた。

さて今回発表できるのは、すべて堀田先生のおかげである。発表テーマが「情報社会のしくみを教える児童用情報テキストの開発」である。これは情報テキストプロジェクトに参加させていただいたからだ。しかも連名発表ということで、論文指導、プレゼン指導とも本当にお忙しい中、時間を割いていただいた。しかも今日の発表の質疑では私の答えのフォローまで。「学会の発表は初めて」ということで、本当に丁寧に教えていただいた。感謝してもしきれないほどである。
たとえてみれば、自動車学校の仮免で路上を初めて走る自分に、十分に練習をさせ、さらに隣の席に座ってこまめに教えてくださったようなものだ。まだ何回か仮免で走らなければいけないが、本免が取れるための努力が必要だ。

さて、自分が一番学会発表で準備しなければいけないのは、プレゼンだと思っていた。自分の苦手分野。セミナー等で発表する時にも何かうまくいかない。学会はわずか10分の発表だ。万全を尽くしたいという思いで、3日前の仙台でお会いした時に、時間をとっていただいた。「視界がスーッと開ける」ようなプレゼン指導を受けた。学会で満足感を得るプレゼンができたのは、まさにこの指導による。そこで、印象に残る指導部分を紹介する。

1 全体構成をどうするか
 プレゼン指導の場はスターバックス。PCではなく、スライドを印刷した紙で説明をする。その時間は3分ほど。終わった時、すぐに全体構成は「テキストの内容」「開発手順」「評価」の3つと言われた。自分は「つかみ・結論+論文の順番」と考えていた。しかし、どうしてもダラダラした感じになると思っていた。
 確かにこの3つだと伝えたいことが整理されると感じた。同時に自分のプレゼンが今までうまくいかない理由もわかった。「レジュメの順番通り」という点が悪いのだ。だったらレジュメを読み上げるのでよい。あくまでもプレゼンで、聞き手はプレゼンを見て聞くのだ。
 それにしても瞬時に全体構成を言われたのには驚いた。これは構成力・編集力がなければできないことだ。ポイントとなるものがどれか。それをどう並べるか。これをまず第一に考えることだと感じた。

2 思い切りよく捨てる
 一度自分が作ったスライドは「自分でも多いなあ」と感じていた。堀田先生に見せると「14分30秒ぐらいになる」と言われた。どれを捨てるか。「教師用の指導書作成」「意欲等を測った事後アンケートの結果」等を捨てることとなった。これらはこれらで自分として取り組んで一定の成果が出たものであった。
 しかし、その意識がよくないのだと感じた。そうだから伝えたい。ところがそうすると「伝えるべきもの」が多くなり、本当に伝えたいことの印象が薄くなってしまう。つまり「精選」ができないのだ。「他を目立たせるために思い切りよく捨てる」ことが大事と感じた。
(つづく)

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2005.11.11

「目指さないもの」も必要

第31回全日本教育工学研究協議会に今日から参加。長野に来ている。子どもたちに告げると「信州そばですね」と言われたので、到着してから駅前の戸隠そばのお店へ。味は私好みだった。

発表は明日ということでゆっくり来てもよかったが、文科省の岡本薫氏がご講演ということで間に合わせてきた。以前に著書に共感をして、この日を楽しみにしていた。

ご講演自体は1時間20分あまり。しかしながら、もの凄い情報量の講演だった。つくづく「頭のいい人とは、こういう人のことなんだろうなあ」と感心した。
ご著書に書かれていた「マネジメント」をメインにお話をしてくださった。その中で一番印象に残ったのは「『これを目指す』と言うのなら『これを目指さない』ということも必要」ということだった。確かにそうだ。「これを目指す」と言っていて、「でも他も大事」ということで結局何でもやはりできるようにならなければ・・・というのが多い。

今年の自分は実はこの路線ではないかと思う。社会科と情報の実践での量産を目指している今年。「他は今までの財産を有効に使っていこう」と考えている。いわば「集中と選択」だ(これは上條晴夫さんがよく言われている)。そしてその方法は「重点化」という点ではうまくいっていると思う。

ただしこれは個人レベルの話。今日の「マネジメント」の話は本校で検討していきたい内容だ。本校で目指すべきものがあるのなら「目指さないもの」も公言する必要があると感じた。

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2005.11.10

星野さんから学んだこと

取材授業の星野富弘さんの授業からの学びを全員分、学級通信に掲載している。通信は実名入りである。

学級通信ファンタジア 第121号より

 星野富弘さんの授業についての子どもたちの感想です。

□最初は小さい人が書いた字だと思っていたけど、大人の人でびっくりしました。でも体にハンディがある人が口で書いたと聞いた時はもっとびっくりしました。富弘さんはすごくがんばったと思いました。

□ぼくは手で書いているけど、星野さんは口で書いてすごいなと思いました。あとあきらめないで練習をするとこんなに書けるんだなと思いました。

□最初は点しかかけなかったのに、今はちゃんと字を書いてすごいと思いました。どんなことでもあきらめずにやればできるとわかりました。ぼくも夢をあきらめずにがんばろうと思います。

□体が不自由でも一生けん命努力をすれば、やりたいことが必ずできることを学びました。いくら一人でも一生けん命に生きて、何事も「一歩を踏み出す」ということを学びました。

□星野富弘さんは口で書くことを絶対にあきらめないで、今ではとてもきれいな字を書いていてとてもすごいと私は感じ、信じられませんでした。私も富弘さんみたいに夢を叶えたいです。

□大きなケガをしてから手と足と首が動かなくなって、口で字をかいていてすごいと思いました。今はいろいろなことをしたりしていて、びっくりしました。あきらめないでやれば何でもできると思いました。

□星野さんは、人の手でも書けないような字や絵を口で書くのはすごいと思いました。最後まであきらめないでやれば成功することを学びました。

□最初は、思った通り字が書けなかったけど、何回も練習してがんばって絶対あきらめないということを学びました。私が口で書いたらめちゃくちゃで分からなかったけど、星野さんはすごいなあと思いました。

□きれいな絵を口でかけるなんてすごいなと思いました。星野さんは、群馬県の何市なのかなと思いました。星野さんご本人に会ってみたいです。

□この話を聞いて、あきらめないで一生けん命がんばれば、何でもできるということがわかりました。ぼくは星野さんに一度会ってみたいです。

□星野富弘さんは、手足が不自由なのに字をかきたいという気持ちがすごいと思います。私だったら、生きたくたくなったりしていやだと思うからすごいと思いました。

□ぼくが星野富弘さんを知って、あきらめないで努力をすれば何でもできることがわかりました。口だけで書くことをやってみて、たいへんだと思いました。

□星野さんは口で字などを書くのがとてもむずかしいのに、ぼくたちよりもうまく書けるので、とってもすごいと思いました。何でこんなにできるなんて不思議に思いました。

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2005.11.09

教師のためのデジタル仕事術セミナー

教師になった時から「仕事術」に興味を持っていた。
わずか一年間だったが、会社に勤めていたことがそのベースにある。
ビジネス書も月に1~2冊程度であるが、定期的に購入している。教育雑誌に「仕事術」が特集になると(あまりなかったが)貪るように読んだものだった。
そして、いつか仕事術の本を書いて、話をする機会があればいいなあと夢想していた。

その夢が現実となった。
12月25日「教師のためのデジタル仕事術セミナー」が開かれる。
堀田龍也先生、玉置崇先生、石原一彦先生と日頃尊敬している先生方と共に登壇させていただけることとなった。しかも共著まで。
以下、案内です。定員があります。申し込みはお早めに。

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~「教師のためのデジタル仕事術セミナー」のご案内~

忙しい教師の皆様に「教師のための仕事術」、とりわけITを使った仕事術をご紹介します。独自の優れた仕事術を持った3人の教師の方々から、単なるITの使い方ではなく、教師ならではの仕事術やその裏に隠された思考法を語って頂きます。忙しい先生にこそ見て欲しい、教師のための仕事術セミナーです!

詳細・参加申込ともにこちらをご覧下さい。

【開催日時】
2005年12月25日(日)12:00受付開始、13:00スタート

【開催場所】
株式会社内田洋行 東京ショウルームC3 地下1階 CANVASホール

【主催】
教育情報配信プロジェクト

【問い合わせ先】
株式内田洋行 教育システム事業部 営業推進部 e教育推進課
TEL:03-5634-6174

【セミナープログラム】
13:00~ *代表者挨拶
「なぜ、今、教師のためのデジタル仕事術なのか」
メディア教育開発センター助教授:堀田龍也氏

13:15~ *基調講演
「ビジネス界から学ぶデジタル仕事術」
日経ソリューション編集長 桔梗原富夫氏

14:30~ *リレー発表「できる教師のデジタル仕事術』
「カリスマ授業屋の仕事術 ~ITで授業づくりと教師人生を楽しむ~」
水沢市立水沢小学校教諭 佐藤正寿氏

「カリスマIT達人の仕事術 ~子どもも自分も鍛えるIT活用術~」
大津市立藤尾小学校教諭 石原一彦氏

「カリスマ管理職の仕事術 ~ITを学校改革推進ツールとして使いこなす~」
小牧市立光ヶ丘中学校校長 玉置崇氏

15:45~ *パネルディスカッション
「できる教師を支えている思考法がわかる座談会」
コーディネータ:堀田龍也氏
パネリスト:玉置崇氏・石原一彦氏・佐藤正寿氏

17:00~ *懇親会
講演者とご参加いただいた皆様で意見交換をして頂きます。

【書籍販売】
当日は、本セミナー講師陣(堀田・玉置・石原・佐藤)が執筆した書籍『教師のためのデジタル仕事術』(時事通信社より12月15日発売予定)を、特別価格にて販売致します。なお、書籍ではそれぞれの先生方の日ごろの仕事ぶり、ITとの付き合い方、教育活動におけるこだわりについて、さらにはシチュエーションごとの仕事術を具体的に語って頂き、できる教師達の秘訣に迫る一冊になっています。

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2005.11.08

星野富弘さんの授業2

学級通信 ファンタジア 119号

 前号の続きです。

 星野さんは「練習をすればいつかきっと字が上手になる」と話しています。この後、星野さんはどうなったと思いますか?

と聞きました。
 みんな「字が上手に書けるようになった」と言います。
 そこで、「星野さんは努力をして、このような文字を書くようになりました」と言って、右の作品を見せました。
 子どもたちから驚きの声が上がりました。「さっきの字と違う」「上手」という声です。
 さらに私は付け加えました。

文字だけではありません。この花も星野さんが描いたものです。

「エー!」と驚きの声が一斉に出てきました。それはそうです。文字だけと子どもたちは思っていたのですから。
「ふつうに絵をかくよりはるかに上手!」
「口でかいたとは思われない!」
という感嘆の声が次々と出てきました。
 そして、星野さんの展覧会が全国各地で開かれてきたこと、今は海外でも展覧会が開かれていること、水沢小の先輩が小学生の時に実際に星野さんにお会いしていること等のエピソードを話しました。
 さらに他の作品も紹介しました。「そういえば見たことがある」「おばあちゃんの家にあったと思う」という声が聞こえてきました。確かに絵はがきやカレンダー等で市販されています。

 今群馬県に星野富弘さんの美術館があります。これからみんなで見に行きましょう。

 「どうやって?」「あ、わかった。インターネットだ!」と子どもたち。
 さっそく「星野富弘」でキーワード検索をして「富弘美術館」にアクセスしました。(これは子どもたちにものちほど見てほしいと思ったからです。)
 最後に「学んだこと」について感想を書かせて終えました。「あきらめないということを学んだ」「努力することの大切さを感じた」といった発表が続きました。子どもたちの感想については次号で紹介をします。

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2005.11.07

星野富弘さんの授業1

 2日の取材授業の中で行った道徳の授業記録です。資料や一部の発問は「子どもが本気になる道徳授業12選」(明治図書)をもとにしています。

学級通信 ファンタジア 第118号より

 11月2日に教室に6人のお客様を迎えました。「学研NEW」の編集部の方3人、鳥取大学附属小学校の先生、カシオ計算機の方2名です。6時間、めいっぱい子どもたちの学習を参観されていきました。
その6時間の中で子どもたちが一番印象に残ったのが道徳の授業でした。ハンディを持ちながらすばらしい詩や絵を描く星野富弘さんについて授業をしたものです。紹介をします。

 最初に右のカタカナを子どもたちに見せました。(資料は略)

 何歳ぐらいの人が書いたものでしょう?

 子どもたちからは、「2歳」「3歳」「6歳」といった反応が続きます。見た感じ、確かに小学校入学前の子の字に見えます。

 どんなことを思いましたか。

 正直な反応として「下手です」という言葉が真っ先に出てきました。確かに子どもたちがふだん書いている字よりは下手です。多くの子も同じことを考えました。
 別の考えとしては「何か障害を持っていた人が書いたのでは?」という考えが出てきました。この考えに触発されて、「そうだったらかわいそう」と関連する発言も出てきました。

 これは星野富弘さんという人が20代の時に書いた文字です。
と答えを教えると「エー!」という声が上がりました。「何で?」「わけがあったのかな」というつぶやきが聞こえてきました。
 「それはこのプリントを読めばわかります」と言って、プリントを読み始めました。「子どもが本気になる道徳授業12選」(明治図書)の中から抜き出した資料です。

・小さな頃から体操が好きだったこと。
・大学を卒業して念願の中学校教師になったこと。
・教師になってすぐに体操で大けがをして首から下が動かなくなったこと
・絶望的になったが、何とか字を書いてみたいと思うようになったこと
・口にペンをくわえて何とか読めるような字がかけるようになったこと

 このような話を具体的に資料で読みました。
「もしみんなが星野さんの立場だったら、どんなことを思いますか」という問いに子どもたちは、「つらい」「大変」「何もかもいやになると思う」と話していました。そして、実際に星野さんと同じようにペンを口にくわえて写真のように書いてみました。
 もちろん子どもたちはうまく書けません。全然字にならないと言った方がいいでしょう。
 しばし書かせてから、改めて先の文字を見せました。
「これは星野さんがそのように練習をして書いた字です」と紹介すると、「口で加えたのだったら上手!」「そんな字は書けない」と言う声が出てきました。これは、体験したからこそわかったことです。

 星野さんは「練習をすればいつかきっと字が上手になる」と話しています。この後、星野さんはどうなったと思いますか?

と聞きました。この後、子どもたちから予想以上の大きな反響がありました。それについては次号で。

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2005.11.06

名人でも・・・

有田和正先生の「わくわく授業」を見た。
スペシャル版ということで授業以外の場面が入った。有田先生の仕事部屋、教師になってから苦労した話、教材開発をしているところ等である。実は今回、これが一番心に響いてきた。

有田先生の教師としての人生は「名人への道」(私が最初に読んだのは日本書籍発行)等でいろいろ読んでいた。今日改めて今までのエピソードを聞いて、「がんばらねば・・・」と思った。意外と思ったのは「教師を辞めたい」と有田先生が何度も思ったこと。先の本にも、「教材研究のノートにうまくいかず、ぼろぼろと悔し涙をこぼした」というエピソードがある。そして努力を重ねた。
授業の名人でさえそうなのだ!凡人の自分はもっともっとがんばらねばと思うのだ。

30年間で800のネタ。その数字に驚くが、有田先生の本格的な教材開発は40歳を過ぎてからだ。自分もまだまだ教材開発できる。そう励まされたわくわく授業であった。

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2005.11.05

わくわく授業再放送!

今日の深夜、「わくわく授業 ~立場を変えて歴史を見れば・佐藤正寿先生の授業~」が再放送(正確には4回目の放送)されます。
本来であれば先週放送される予定だったのですが、都合によりとりやめになっていました。

6日(日) 1:05~1:30(感覚的には土曜日の深夜) NHK教育テレビ です。

見逃した方はぜひご覧ください。
宮崎先生@富山が先日の放送の詳細な分析をしています。ここまで見ていただけると本当に有り難いです。

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2005.11.04

専門性を高める

毎日インタラクティブニュースに「教員の社会的地位が高いフィンランド」の記事が掲載されていた。OECD「生徒の学習到達度調査」がトップというフィンランド。その結果が出てから、いろいろなアプローチで学ぶ点がニュースされている。

今回は教員になるシステムの厳しさが出ている。なるほど、このようなレベルを乗り越えた人が教員になるのならやはり社会的地位は高くなるだろう。教員採用試験2回ぐらいで決めるのとは違う。管理職試験はどうなのだろうか。ちょっと知りたくなった。

さて、この記事の中で唸るエピソードが二つあった。
一つ目は大村はま先生が教室に入ると生徒の目が輝くという話。教師としてのオーラが出ているのだろう。こういう経験は私もある。私がオーラを発したのではない。今年の2月、有田和正先生が私の授業のコメントを言い始めた時のことだ。子どもたちの目が有田先生に集中した。背筋もすっと伸びた。しかも話の最中、誰も微動だにしない。その様子に驚いた(あとで写真を見たら、全くその通りだった)。
もう一つは専門性の話である。私も社会科教育をメインにしている教師として社会科学についての専門性を深めたいと思っている。しかし、現実にはなかなか深められていない。教育方法関係の本は購入するものの、一般社会科学についての本は新書が中心だ。せめて放送大学の講座を聞いて教養を高めようと思って、1年前に受信できるようにしたのだが、それもスタートすらしていない。

改めて、この二つのエピソードに近づけるようになりたいと感じた。

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2005.11.03

ビジネス雑誌

ビジネス書は月に1~2冊だが、読んでいた。しかし、ビジネス雑誌となると縁がなかった。
今年、某プロジェクトに関わるようになってから本屋さんでよく立ち読みするようになった(セコイ話だが)。そのうち気に入ったのはやはり月に1~2冊は購入している。今日は「日経ビジネスAssocie」を買った。特集は「すぐやる技術」。

改めてビジネス雑誌を読んでみると、いろいろなことを感じる。たとえば、「人の魅力」が伝わってくる。「30代の仕事術」がどんどん登場してくる。セミナー等の費用は数万円が相場等々。こう考えると教師のセミナーがいかに安いのかがわかる。だから、「情報はお金をかけて得るもの」という意識が教師には乏しい。
会社独自のルールもおもしろい。「18:30以降残業をすると罰金」「12:30~14:30はがんばりタイム(業務に集中する)」という会社がある。教員の仕事の特殊性から学校では応用はできないものの、個人レベルではこの発想は生かせるのではないかと思う。

このような仕事術に関する専門教育雑誌はない。時々特集で組まれるだけだ。しかし、教師の仕事術についてはもっと話題になってもいいと思う。校内でも会議で取り上げた方がいい。効率的に仕事をして節約した時間が子どもたちのために還元されるのだから。

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2005.11.02

「学研NEW」取材・対談

今日は「学研NEW」誌1月号の一日取材・対談だった。
お話を受けたのが1カ月前だったが、実際の授業の準備は一週間ほど前から。テーマは「日常的なIT活用」である。丸一日の取材は初めて。マクドナルドの食育授業の取材授業は2日間だったが、同じ総合を4時間だったのでそれほど大変ではなかった。しかし、今回は6時間を全て違う教科で、IT活用の目的を考えて、さらに進度と調整しながらということでぎりぎりまで指導案に取り組んだ。
実際の授業については、これから書いていきたいと思う。(学級通信の転載になる思うが)

夜は対談。お相手は皆川先生。皆川先生は同じ岩手在住ということで一関で対談だった。
すでに皆川先生がブログにその様子を書かれている。私が話をリードしたように書かれているが、皆川先生の話は実に具体的であった。そして「自分が語るべきものをどれぐらい持っているか」ということを痛感した。
その点では、自分の経験はまだまだ不足だと思っている。特に、IT活用の実践を意図的に行ってうまくいった事例はもちろん、失敗した事例も「語るべきもの」になりえる。そういう話の在庫を増やしたいと思った対談だった。

なお、掲載されるのは雑誌中ではなく、10ページほどの小冊子である。皆川先生と私の授業、そして対談が掲載される。1月号は12月上旬の発売。楽しみである。

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2005.11.01

有田先生、わくわく授業に

今度の日曜日のわくわく授業は有田和正先生です。通常が25分の番組ですが、スペシャルということで55分もの放送です。有田先生は今までもわくわく授業に出ていましたが、今回は長時間ということで楽しみにしています。時間と内容は次の通りです。

11月6日(日)の放送は、わくわく授業スペシャル 
「はてな」ではふくらむ好奇心~有田和正先生の社会科~」です。
内容時間は、55分です。

本放送:11月6日(日)午前7:40~8:35NHK教育テレビ
再放送:11月13日(日)午前0:40~1:35NHK教育テレビ

○内容
全国の先生が注目する様々な授業実践を提案してきた有田和正先生。
長い間、筑波大学附属小学校で教え、現役を退いた今も、全国の小中学校から招かれ出張授業や現役教師へのアドバイスを続けている。その数は年間100回以上になる。
番組では、静岡県藤枝市立高洲南小学校4年生に「地図の見方」を伝える授業を軸に伝える。
たった1時間で、初めて地図帳を手にした子どもたちを地図の虜にしてしまう名人の技。
徹底した取材と子どもの心理を知り尽くして作り上げられた教材開発の様子。
そして、有田先生の教師としての歩みを描く。

とても楽しみです。
さらに翌週は情報教育で有名な石原一彦先生(滋賀県)です。プロジェクトでご一緒させていただいて、そのコメントのすばらしさにいつも感服しています。楽しみが続きます。

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