モデルをいつ見せるか
総合で「水沢の自慢番組」を作っている。
今日はシナリオ作りの時間である。
この番組作りには一つのモデルがある。前任校での「宮古の自慢CMを作ろう」である。二十数時間の実践が特番になって45分間にまとめられている。その中に実際の作品ももちろんある。
それを子どもたちにいつ見せるか考えた。
・シナリオを作る前に、モデルとして見せる。
・シナリオを一回作り、レベルアップのためのヒントとして見せる。
・一回は見せるが細かい分析はせずイメージ化だけにとどめておいて、必要なチームが必要な時に何度も見せる。
等々、いくつかの選択肢が考えられた。
自分が選んだのは最初の作る前に見せてしまうという方法だった。「時間が限られているのでシナリオを早く完成させたい」「モデルを見せることによって活気づく子どもたち」という理由があったからだ。
子どもたちはそのモデルに「いいなあ。こんなの作りたい!」という共感の声。「よし!」と思ったが、いざできたシナリオを見ると、そのモデルの表面上の発想だけをまねて、かんじんの自慢の内容が薄いチームが多いのである。完成作品のモデルのインパクトは大きい。ただし、それが固定イメージになったらマイナス面も出てくる・・・今日はそのことがよくわかった。まさにモデルの見せ方のミスである。
ということで、明日作戦変更でシナリオを修正させようと思っている。
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