« 集中力 | Main | 教師力再生 »

2005.11.16

中学生来校

 今日、この春卒業した子どもたちが中学校の総合的な学習の一環として、「職場体験」を行いに来た。6人のうち担任していた子は1名。「将来小学校の先生になりたい」と文集に書いていた子だ。わずか8カ月前までは小学生だったのだから、まだまだ職業に対する意識は強くはないようだが、これからの刺激にはなったようだ。

学級通信 ファンタジア 124号より
 
 今日学級に6人のお客さんが来ました。この春、水沢小学校を卒業した中学1年生の子たちです。
 中学校では総合的な学習の時間に「職場体験」をします。市役所、福祉施設、保育施設、お見せ、会社等、市内のあちこちの職場で働いている人の様子を見たり、時には自分で体験したりして学習を深めるものです。
 実はこの6人、私が6年生担任だったこともあって、よく知っている子たちです。

 1・2時間目は男の子チームが1組の様子を見学しました。せっかくの機会です。中学校と小学校の違いを話してもらい、さらに質問にも答えてもらいました。たとえば次のようにです。

「クラス回りとはどのようなものですか」
「応援の練習で、学級に上級生の応援団がまわってきます。声を出さないと厳しいときもあります」
「帰る時間はどうですか」
「夏は部活が終わるのが7時ごろで帰ると7時30分になります」
「休み時間は何をしていますか」
「休み時間は10分です。教室で友だちと遊ぶことが多いです。給食は、15分ぐらいで食べます」

 このようなやりとりをしました。中学生の予想しなかった話に「エーッ」と驚いたり、「いろいろな授業が楽しそうだなあ」と感想を持ったりしました。
 せっかくの機会なので、私は授業を少しさせてみたり、がんばりノートを見てもらったりしました。
 授業は音楽です。中学生も小学生も知っている曲である「歌よ、ありがとう」を教えてもらいました。また、がんばりノートには「ぎっしり書いていていいですね」「これからもがんばってください」といったコメントを書いてもらいました。

 中学生は4時間で参観は終了です。その後、教師の仕事についてインタビューを受けました。たとえば次のようなことです。

・どうして教師になろうと思ったのですか。
・やっていて大変なこと、難しいことは何ですか。
・どんな時にうれしいと思いますか。
・授業で工夫をしている点は何ですか。

 どれもこの仕事に関わる者として大切な質問でした。教師としての原点も確認できたと思います。その点でも有り難い職場訪問でした。

|

« 集中力 | Main | 教師力再生 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 中学生来校:

« 集中力 | Main | 教師力再生 »