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2005.11.13

学会発表のプレゼン指導2

昨日の続きである。

3 プレゼンの原則を常に確認
 「一番伝えたいことを明らかにする」というのが指導の中でのキーワードだった。これがプレゼンの柱となるわけだから、重要だ。今回は「テキスト開発の手順を明確にしたこと」ということだ。その手順のキーワードは「逆向きの設計」。これは堀田先生にご指摘いただいた。一番伝えたいこととキーワードが出てくれば、それを中心に肉付けすればよい。

4 データの採り方と表し方の工夫
 テキストの評価のために自己評価の平均値をプレゼンで出していた。「もっといい方法がある」ということで、さらにくわしいデータの採り方とその表現のしかたを教えていただいた。実際にその方法で行ってみると、確かにデータで特色ある結果が出てきた。データを新たにまとめると言っても、シンプルな表だ。でもこのシンプルさが聞き手にとっては「わかりやすさ」につながる。重要なことだと感じた。

5 ちょっとしたスキルも必要
 「見せる技能と工夫」も教えていただいた。「プレゼンは聞き手のため」という点を意識している様子がうかがえた。

6 個のプレゼンの実態から「スピードが大切」
 プレゼンのシートができても、表現スキルがなければ意味がない。「佐藤さんのプレゼンは・・・・」と私自身の実態を教えてくださった。自分が自覚している点もあり、自覚していない点もあった。個に応じたコメントはやはりズシンと心に入る。「スピードが大事」ということも言われた。この点、授業と同じと感じている。

7 プレゼンは場数
 指導後、「今まで何百というプレゼン指導をしているから、このように瞬時に指導できるのですか?」と聞いたら、「自分も講義でプレゼンをしているから」ということだった。つまりプレゼンが日常なのだ。私も授業でプレゼンソフトを使った授業をしているが、1時間丸々と使うことはない。ほとんど学会とは関係のない場数だ。場数が必要というのなら、積極的にその機会を作る必要があると感じた。

 これらの他にも細かな点をいくつも教えていただいた。指導してくださったのは20分あまり。しかし、情報量としては数時間分に値する内容だった。
 修正したプレゼンシートはとてもすっきりしたものとなった。あとは表現スキルを磨くだけ。ホテルで何度も何度も練習をした。こんなに発表で練習をしたのは本当に久々だった。その結果、本番では落ち着いてできた。
参観してくださった方々がブログに私のプレゼンについて書いてくださっている。「伝えたいことが明確だった」「聞きやすく、スーッと入ってくる感じ」というように評価していただいた。
 もちろん、今回は堀田先生の懇切丁寧な指導があったからこそ。まだまだ自分の中で磨いていかなければいけない。その意欲はいつも持っている。今度は12月1日にCEC(仙台)がある。また自分を磨こう。

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Comments

長野大会、お疲れさまでした。初めての学会であれだけの発表をされるとは、恐れ入るばかりです。
「逆向きの設計」が今回のキーワードでしたが、それを自分に取り入れ、自分の言葉で語っているのが、すごいと思いました。
来年は、自分もがんばろうと思います。

Posted by: Sasa | 2005.11.14 at 22:38

コメント、ありがとうございます。今回の発表は、「情報テキストプロジェクト」があってこそのものです。堀田先生はもちろんSasaさんにもお世話になりました。ありがとうございました。

それにしてもSasaさんのブログの長野大会特集、迫力満点ですね。皆さん、トラックバックの「情報教育紀行」、ぜひクリックしてください。

Posted by: サトマサ | 2005.11.14 at 22:50

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