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2005.12.02

水沢自慢のキャッチコピー

 総合的な学習「水沢の自慢番組を作ろう」の授業である。水沢テレビから一つの番組として取材させていただきたいという連絡が来た。自分の実践が映像記録として残るのは本当に有り難いことだ。

学級通信 ファンタジア 134号より

 自慢番組を作る時に一番大切なのは「伝えたいことは何なのか」を明確にすることです。それを明確する方法の一つとして「キャッチコピーを作る」という方法があります。
 NHK教育テレビに「体験!メディアのABC」という番組がありました。これはメディアに関わる学習をするための番組で、その中にキャッチコピーの回があり、これを活用してキャッチコピー作りをすることにしました。
 方法は次の通りです。

① 取材や調査した中でキーワードになる言葉を抜き出す。
② その中から2~3個ぐらい、伝えたい内容にふさわしいキーワードを選ぶ。
③ それらを組み合わせて効果的なキャッチコピーにする。

 方法が分かれば子どもたちは意欲的に活動に取り組みます。取材や調査をしたので、どんどんとキーワードをカードに書き込んでいきました。「『歴史』はいいよ。長い歴史があるから」といった会話をしながら、子どもたちは重要なキーワードを選んでいました。
 ただ難しかったのが選んだ後のキーワードをつなげる場面です。ただ単に言葉を合わせただけではインパクトは強くなりません。様々な並べ方を試したり、他の重要な言葉を入れたりして、20分ほどでキャッチコピーは完成しました。画用紙に書いての発表です。
 紹介をしましょう。

★ 後藤屋チーム 季節を感じる手作りの味

★ 武家屋敷チーム 歴史がいろいろ、武家屋敷

★ 日高神社チーム 樹齢900年、文化がある神社!

★ 文化財・及川家チーム 謎がたくさん!及川家の深い歴史!

★ 青い目の人形チーム 戦争を乗り越えた青い目の人形

 それぞれのチームが「自分たちが伝えたいこと」を的確に表すことができたと思います。
 次の段階はいよいよシナリオ作りです。子どもたちは熱中して取り組んでいます。ただし、ビデオ作品になるまではちょっとした「壁」があるようです。それを乗り越えるのもいい勉強だと思っています。

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