その場の質問の方がいい
昨日の仕事術セミナーの続きである。
パネルディスカッションは玉置先生、石原先生、私の3人に堀田先生が質問をするという形で行われた。この特徴は、「質問についての打ち合わせをしていない」という点である。この意図はよくわかる。その場で質問した場合の答えの方が、人間性や本音がより表れるのである。さらに、頭もフル回転する。その方が表現としては豊かになる。
ゲストティーチャーとの授業の時、よくこのことを実感する。その場で質問をした時は、それまで説明をしていたGTとは違った話し方や表情になることが多いのである。
昨日もそうだった。一つ一つの質問に即応答できる場合もあったし、他の先生方から話していただいてから答えたいと思うものもあった。その点では、笑顔だったりちょっと悩んでいたりと質問によって違った表情になっていたと思う。これは他の先生方を見ても同様であった。
これをわかっているから堀田先生もこのようなスタイルにしているのだろう。これは仙台でのNEEの時も同様であった。もっとも、質問が価値あるものでなければ意味がないことは当然である。
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Comments
あべたかさん、コメントありがとうございました。全く同感ですね。かつて上條さんが「質問がメインの授業」と名付けましたが、本当に有効です。もっとも子どもたちからどんどん質問が出るように鍛えなければいけないのですが・・・。
Posted by: サトマサ | 2005.12.27 05:44
>ゲストティーチャーとの授業の時、よくこのことを実感する。その場で質問をした時は、それまで説明をしていたGTとは違った話し方や表情になることが多いのである。
これ、よくわかります。
やっぱり、ライブ感覚っていいですよね。
予定調和はいけません。
ゲストティーチャーを招く授業は、以下に限られた時間の中で(どちらかというと)「子どもたちのための」時間をもつことができるかということです。
ですので、ゲストティーチャーに長々と話させるのは禁物(例外もありますが)。
子どもたちの質問中心で授業を進めます。
そのときの子どもたちとゲストとのやりとりがとっても楽しくて、おもしろいんですよね。こちらとしては。
Posted by: あべたか | 2005.12.27 05:27