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2005.12.17

グループ指導

 「メールマガジン・授業成立プロジェクト」25号の原稿である。

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 授業成立プロジェクトリーダーである上條晴夫氏の著書が『子どものやる気と集中力を引き出す授業 30のコツ』(学事出版)です。
 その中に「授業づくりの基礎技術 10のアイテム」という章があります。この授業スキル号では,この10の基礎技術を「紹介プラス具体例」という形でお伝えしたいと思います。今回はその7回目。グループ指導です。

 上條氏はグループ指導を粗く次の二つのタイプに分けています。

1 ドリル的な課題を効率的に作業する
2 自由なアイデアを協同して考え出す

 1はたとえば縄跳びで課題別にグループで練習をする場合です。これは、同じ課題を持つということで子どもたちに仲間意識が生まれます。そして、競争意識よりも教え合ったり、助け合ったりするような雰囲気ができます。
 それに対して2は、一つの課題を解決するために自由に話し合い、考えるようなケースです。この場合には異質メンバーによるグループ作りが行われることが多いです。そうすることで、グループに様々なアイデアが出てきます。一人一人の「違い」が学習にとって価値があるのです。

 1は「助け合い」、2は「違いによる活性化」がキーワードです。どちらも授業成立のためには重要な要素です。学習のねらいによってどちらを選ぶかが違ってきます。ただ、このキーワードを知っていれば子どもたちへの声がけも違ってきます。

 たとえば、1だったら「(縄跳びで)目標をクリアーした人はできない人にコツを教えてください」と言えます。そうすれば、まだ目標を達成できない子たちも「ねえ、ねえ、どうやればできるの?」と友だちに気軽に聞くことができます。
 2だったら、「お互いの考えが違ってこそ、グループとしていいアイデアが出てきます」と言えば、安心して違う考えをグループで話すことができます。

 どちらも子どもたちが安心して学習に取り組める声がけが可能なのです。

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