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2005.12.03

またもや犠牲者が

マスコミの今日のトップニュースは栃木県の小学1年生の殺人事件だ。学校現場に身を置く者として、また小学生の子どもを持つ者として、ご家族のお気持ちを考えると本当に切ない思いである。

かつて日本は「安全な社会」と言われたが、今や都会・地方と関係なく「危険な世の中」になった。本校でも月1~2回ぐらい不審者対策の指導と通知をしなければいけない。「人を信じることが大切」と言いつつ、「人を疑うことも大切」と言わなければいけない世の中。自分が小さい頃とは本当に変わってしまった。

今回の事件で思い出したのが、12年前のアメリカ研修だ。オレゴン州ポートランド市のアインソワーズ小に1カ月研修に行った。子どもたちのほとんどがスクールバスか自家用車で登校していた。徒歩は本当に学校のそばの子のみ。私はホームスティ先から徒歩(30分ほど)で通っていたが、通学する子どもたちとは全く会わなかった。そのことを教職員に聞いてみたら、「安全確保のためには当然」ということだった。この小学校が特別ではない。スクールバスが普通の社会だった。
「こんな社会はいやだなあ。日本はこういうふうにはならないだろう」と思っていたら、12年後にはこうだ。

悲劇が再び起こらないように、思い切った対策が今必要だと思う。アメリカの例からも学べるだろう。自分の立場でできることは限られている。何かの場で話題にしたいものだ。

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Comments

小学1年生が犠牲になる事件,同じ年代の娘を持つ身として人ごととは思えません。先月,ソウルで下校途中の小学生を見ましたが,ほとんどが保護者等が同伴していました。

Posted by: みなかん | 2005.12.04 at 13:07

韓国でもそうなのですか!外国と比較してみて日本にも必要なシステムなら、いつかはスクールバスや保護者同伴(交代で)を導入すべきだと今回の事件で感じています。行政と地域の協力が不可欠と思っています。

Posted by: サトマサ | 2005.12.04 at 13:52

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