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2006.01.31

企業教育研究会の紹介

1月28日の食育教育の発表会で会の運営の中心的存在が「企業教育研究会」だった。
代表は千葉大学助教授の藤川大祐先生。「授業づくりネットワーク」で縁があって以来、時々一緒のお仕事をさせていただいている。

企業と関わりを持って教育をすることに、違和感を覚える人もいるかもしれない。しかし、次のジャンルでは不可欠なものであろう。それは「キャリア教育」である。その道のプロと出会う授業は子どもたちにとっては、貴重である。企業教育研究会はそのような授業をプロデュースするNPOである。
食育発表会の時に1月発刊の新著をいただいた。「企業とつくるキャリア教育」(教育同人社)である。まだアマゾンにも反映をしていないできたてほやほやの本だ。読売新聞、京セラ、キッコーマン等、様々な企業と連携をして作った授業が紹介されている。子どもたちの学びは深かっただろうなと想像される。

私自身、2回本校に企業教育研究会に来ていただいて授業を参観していただいた。藤川先生以外は皆学生だ。学生といってもお手伝いではない。会の中心メンバーだけに、礼儀正しいし、きちんと仕事もする。塩田副理事長をはじめ、気遣いもすばらしい。指導案に対するコメントも研究会としてする。私の大学生時代とは雲泥の差。彼ら自身が大学生である今、いい「キャリア学習」をしているんだなあと感じている。

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2006.01.30

次のステップへ

今日は胆沢地区社研の研修会。
有田先生をお迎えをして、模擬授業&講演会&QAの内容で行った。60人以上の参加者で、いい時間を過ごせたと思っている。

さて、今回の研修会で自分は裏方なのであるが、提案や仕掛けをいくつかした。

1 模擬授業を体験していただくこと
 昨年は自分が提案授業をしたが、今回は模擬授業を提案した。それも研究会メンバーによる、10分間模擬授業だ。これは大成功だった。研究授業と同じ内容を教師向けに模擬授業をするということはあるが、10分間で学習内容が完結するような模擬授業はこちらでは珍しい。その点では参加者が体験するということだけでも貴重だった。授業者には面倒をかけたが、必ず本人の糧になっている。若手中心で行ってよかったと思っている。

2 MLで進行
 中心メンバーでMLを作成した。初めてという人もいた。事務局のIさんもそうだ。今日、MLのよさについて反省会で語っていた。これを体験していただいただけでもOK。

今回で、これらのことが当たり前になっていくのではないか。そう感じた。その意味では提案した甲斐がある。反省会でははや来年度のことが話に出ていた。またパワーアップした会ができそうだ。楽しみである。

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2006.01.29

教育実習の日々2

木曜日に続いての2です。

学級通信 ファンタジア 156号より

★気になる子

 考えてみると、私が教育実習に行ってからかなり経つが、子どもたちの名前はけっこうすらすら出てくる。担任の先生に「学級委員長がそんな態度でどうする!」とよく怒られていた大川君(仮名)。私の家庭科の授業で子どもがなかなか集中せず「まさとし先生がかわいそうだった」と言ってくれた仲田ヨシノさん(仮名)。いつも、ひょうきんなことを言って、実習生たちを笑わせてくれた西君(仮名)・・・・といったようにである。
 ところが逆に名前は忘れてしまったが、その子の発言や表情を特に覚えている子がいる。その女の子は、実習生の誰に対しても心を開くことがなかった。それどころか、何か話しかけると怒ったりするものだから、実習生の中には、「私、あの子は苦手・・・」と言う者も出る始末だった。
 その子はマラソンが得意だった。ちょうど実習期間中にマラソン大会があり、その子は2位に入った。
 廊下でその子に会った時に、私は「2位になってよかったね」と声をかけた。そうしたら、その子はニコリともせず、「(1位になれない)イヤミだ、イヤミだ」とつぶやいて怒るように走って行った。
 私もムッとしたが、その場はそれで終わった。 実習最後の日、子どもたちが実習生全員に書いた手紙をもらった。その子がどんなことを書いているか興味があった。読んでみると・・・。

 「マラソン大会のことで、声をかけてくれてありがとう。わたしはなかなか自分から先生たちと話ができません。だからとてもうれしかったです。」

 実習生に対するすねた態度は、「自分にも声をかけてほしい」というサインだったのである。
 子どもたちは、誰でも先生と話したがっている。そして、先生にどんな態度をとっても、子どもたちは教師の声がけを待っているものなのだ、ということを感じさせてくれた子であった。

★担任の思い

 中学校の教育実習はわずか1週間であった。
 そのころは「荒れる中学生」という言葉がマスコミをにぎわせ、校内暴力の嵐が全国に吹き荒れていた。大学の教官からは、「あなたたちが教壇に立つ頃は、小学校高学年で校内暴力があるかもしれない。」と脅かされたりしたものであった。
 さて、その中学校に校内暴力はないものの、あまりよいとは言えない状態であった。3年生の学級に配属されたが、まず担任の話を聞こうとしない。帰りの会など、平気で席を立ったり、変な声をあげたりしている。担任の女の先生が、「静かにしなさい!」と声をふりしぼっても、子どもたちには関係なし。日直の「さようなら」という声で、教室は飛び出すように出ていってしまう。私たちはビックリしてしまった。
 その様子を見た実習初日の放課後、担任の先生との打ち合わせがあった。
 さぞかし、「困ったものです」といった言葉が出てくるのかと思った。ところが、その先生は開口一番、次のように言われた。

「あの子たちは、一人一人見るととてもいい子たちです。ただ、集団になると歯止めがきかなくなるだけです。」

 確かに一人一人と話をするととても感じがよい。担任の言っている意味が、わずか1週間であったが、よくわかった。
 「子どもたちを信じる」・・・たとえ、どんな状況でも担任である限り、このことは大切にしなければいけない。そんなことを感じさせてくれた中学校の教育実習だった。

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2006.01.28

食育プロジェクト終了

プロジェクトには終わりがある。
今年、取り組んだ食育プロジェクトが今日終了した。
1回目の会議が7月。自分がトップバッターで提案授業を行ったのが9月。そして報告ならびに報告会開催が1月。そのつどそのつど取り組んだ単発型のプロジェクトだった。

いろいろな型のプロジェクトがあると思うが、これは9月の授業が全力投球の場だった。1回(といっても4時間)の授業に、東京・千葉から研究会ならびに企業の方、十数人が本校に来られた。かかる費用(時間も)は相当なものだと感じた。そのようなコストをかけて研究会も企業もプロジェクトに関わっている。マスコミへの注目度も高い。自分の授業の責任を感じた。

食育というテーマ、単発授業ということで授業は特別なものだった。単発でも子どもにとっては授業には変わりはないのだから、力をつけることをめざし、それなりの成果も得ることができたと思う。

さて、これで終わり・・・と思っていたら、「企業と連携する授業」ということで今回の報告会に参加していた、いくつかの企業の方とご挨拶をした。新たな仕事が生まれる可能性があることがわかった。同時に私が初めて本格的なプロジェクトにお世話になった方に、「仕事を選んだ方がいいですよ・・・」と言われた。
今まで「頼まれた仕事は断らない」をモットーにずっと仕事をしてきた。その気持ちは変わらない。しかし、かつてならあっさりと「いえいえ、頼まれた仕事は断らない主義ですから」と言っていたが、今回は言えなかった。ずっと走り続けるという気持ちには変わりはないが。

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2006.01.27

授業づくり研修会

今日は宮城県登米市立北方小学校での授業づくり研修会であった(主催は登米市教育委員会)。この会に講師として参加させていただいた。研究主任の皆川さんとの縁である。皆川さんに感謝。概要については、皆川さんがブログにアップしている。
私の今回の役目は次の3つである。

・研究授業のコメント(国語)
・講演
・Q&Aに答える

このようなフルコースで招かれたのは初めて。準備も授業分と講演のプレゼン、資料と時間をかけた。結果的にこれが自分の学びともなった。大きくは次の3つ。

1 社会の模擬授業ができた
 今回、講演の中に模擬授業を組み入れた。教科書の1枚の写真をもとに授業を組み立てるというものである。
 発問は4つ。プラスノート指導。聞き手の反応がとてもよく、楽しくできた。10分後、自分の発問を解説した。ここは、皆さんとてもうなずいたり、メモをとっていた。実感として発問のよさが入ってきたのだろう。
 これを講演を中で発問を解説しても効果はなかったに違いない。また、模擬授業のよさもアピールできたと思う。

2 自分の授業の特徴について振りかえることができた
 今まで自分の授業の特徴について改めて考えるということはなかった。一つ一つの実践やIT活用については、特色を分析していた。全体的なものは日常的には特色づけが難しいからだろう。その中で考えたのが次の8つ。
① 自分なりの授業原則を蓄積する
② ノート指導に力を入れる
③ 「お助けマン」(ツールやグッズ)の活用
④ 子どもにつける力と教師が深めるべきものを明確に
⑤ 活動をどう組み合わせるか吟味する
⑥ 子どもは最良の授業コメンテーター
⑦ 用語や原典にこだわる
⑧ 新しい型を作る
 今回は①②についてのみ話をした(①はさらに分類化)。このような振り返りの機会も大切と感じた。

3 自分の世代の役割
 ノート指導の内容で東井義雄氏の本から引用した部分があった。一番うなずいていたのが校長先生だった。あとでお話を聞くと学生時代には斎藤喜博氏とも縁があったということ(斎藤氏は宮城教育大学教授だった)。若い教師にとっては聞いたことのない名前かもしれない。
 しかし先人の仕事には学ぶ点が多い。それらを今に伝える役割も自分の世代はあるのだと感じた。

 授業のコメントやQ&A、模擬授業はふだん取り組んでいることだけに、自分のペースでできた。しかし、講演については難しなあと思った。経験不足もあるだろう。今までも「講演のしかた」については、いろいろな方の講演を聞く度に研究してきたがまだまだ研究不足だ。

 参加者の皆さんはすばらしかった。模擬授業にも積極的に子ども役になって参加してくださった。話し甲斐があった。だから時間もあっという間に過ぎた感じである。
 また皆川さんの研究主任としての働きにも感心した。一週間ほど前から、研修会に関わって本当に細やかに準備をしてくださった。さらに研修会の企画・運営にも学ぶ点が多かった。
 それらの点でも自分にとっては価値のある研修会だった。

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2006.01.26

教育実習の日々1

時々であるが、学級通信にエッセーを掲載する。50号や100号といった節目の号を突破した時等である。今回は3学期のスタートが150号突破ということで、今日(155号で)エッセーを掲載した。

学級通信 ファンタジア 第155号より

 ちょっと遅れましたが、この通信が150号を突破しました。区切りということで、今号と次号はいつもとは違った内容でお送りいたします。
 教え子(高校生)から最近メールをもらいました。「教師になりたい」という内容でした。私が強く教師になりたいと思ったのは教育実習に行ってからです。その時の思い出です。

★ 初日に教官に怒られる

 教育実習の初日のこと。
 誰が何の授業をするのか割り振りをすることとなった。同じクラスに配属された実習生6人で話しあうのである。
 そうじの前に、そのことについて放送があった。
「実習生の皆さん、授業計画用紙をできるだけ早く出してください。」と。
 目の前で子供たちは机を運び始めた。実習生6人は、そうじに行ったらいいのか、計画作りを優先させたらいいのか、わからなかった。
 そのうち一人が言った。
「実習生室に行って相談しよう。」
 そうじの時間に、授業計画はできた。そして、5時間目の授業に臨んだ。
 ところが放課後、担当のY教官に怒鳴られてしまった。
「子供たちのそうじも見ない実習生がどこにある!」
 (こっちにはこっちの理由があるのに!)と思ったが、教官が怒った真意をよく考えてみた。
 子供たちが学校にいる限りは、何事も子供たちのことを優先すべきという当然の原則がある。私たちはそれを間違えていたのである。何も「今すぐに」授業計画を出すのではない。「そうじを優先させるべきだった」・・・このことを悔やんでも後の祭りである。
 この件で実習生たちはがっくりしてしまった。アパートに帰ってからも怒鳴られたショックが尾を引いた者もいた。
 「いやだなあ」と思いつつ、翌日Y教官に接すると、昨日のことには全く触れない。それどころか、子供たちに接するのと同じ笑顔で私たちにも接する。
 「ふだんはやさしいが、怒るとこわい」・・・教師にとって大切な資質を私たちにも示してくれた教官だった。

★45分の説明が1分の授業に負ける

 怒鳴ったY教官は算数が専門であった。実習生の中にT君がいた。数学研究室である。当然実習授業も算数を選択した。
 そのT君が顔をゆがめる。平行四辺形の問題で、プリントを一生懸命説明するのであるが、子供たちは(わからない)という顔をしている。T君は、さらに説明や質問を加えるものの、説明をすればするほど、子どもたちは困惑したような顔をする。
 授業の原則の一つに「発問はやたら変えてはいけない」ということがある。発問がころころ変わったのでは、子供たちは混乱するばかりである。
 ところが、実習生の悲しさ、そんな原則など知るわけがない。
やがてチャイムが鳴る。次の授業もある。
やむを得ない。Y教官の登場である。その説明、わずか1分。子供たちが「わかった、わかった」と生き生きとした顔でうなずく。
その様子を見ていたT君。実習生の我々の席に戻り一言。「悔しい!」
この時ほど、プロとアマの違いを感じたことはなかった。(つづく)

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2006.01.25

デジタル仕事術 第2弾

いつもブログは夜にアップをしますが、今日は朝アップします。早く伝えた方がいいお知らせだからです。
仕事術セミナーの第2弾が3月に行われます。私も登壇します。定員は50名です。ご希望の方はお急ぎを。

~ 教師のためのデジタル仕事術セミナー 第二弾!!~

2005年12月に行われた「教師のためのデジタル仕事術セミナー」が
大好評だったため、急遽、第二弾を開催することになりました。
大好評の書籍「できる教師のデジタル仕事術」執筆者の先生方を囲んで、
仕事術の詳細を直接聞くことができるだけでなく、
教育委員会・教務主任の仕事術についてもご紹介します。
さらには、噂のTeacher'sDesktopの詳細なデモも致します。
定員になり次第締め切りとさせて頂きますので、お早めにお申込下さい!

詳細・参加申込ともにこちらをご覧下さい。

※12月25日に開催された「教師のためのデジタル仕事術セミナー第一弾」
に関してはこちらを 
大好評の書籍「できる教師のデジタル仕事術」に関してはこちらをご覧下さい。

【開催日時】
2006年3月26日(日)12:00受付開始、13:00スタート、17:00終了

【開催場所】
株式会社内田洋行 東京ショウルームC3
http://www.uchida.co.jp/showroom/accesstokyo.html

【定員】
50名(定員になり次第締め切りとさせていただきます)

【主催】
教育情報配信プロジェクト

【問い合わせ先】
株式会社内田洋行 教育システム事業部 営業推進部 e教育推進課
TEL:03-5634-6174

【セミナープログラム(予定)】

13:00-
*主旨説明「なぜ今,教師のためのデジタル仕事術第二弾なのか」 

13:15-
*講演「ここまできた!学校のデジタル仕事術 
     ~指導主事・教務主任の
現実的で挑戦的な校務IT化とその体制づくり~」
三木市立教育センター副所長兼指導主事 梶本佳照氏
柏市立土南部小学校教諭(教務主任) 西田光昭氏

14:00-
*ポスターセッション「できる教師と語るデジタル仕事術」
A:奥州市立水沢小学校教諭 佐藤正寿氏
B:大津市立藤尾小学校教諭 石原一彦氏
C:小牧市立光ヶ丘中学校校長 玉置崇氏

15:15-
*教師のためのお役立ちツール紹介「Teacher'sDesktop最新情報」
株式会社 内田洋行

15:45-
*代表者講演「教師に必要とされる情報とは」
メディア教育開発センター助教授:堀田龍也氏

16:15-
*懇親会

17:00
*終了

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2006.01.24

知的!10分間模擬授業

今日は来週30日の胆沢地区社会科研究会の事前打ち合わせ会だった。
昨年に続き、有田和正先生をお迎えしての研究会である。
前回は私が1時間の提案授業、そして有田先生のご講演という内容だった。長年の夢が叶うとあって、前日なかなか寝付けなかったことを覚えている。

さて今回は2回目。総会の席で「10分間模擬授業」を提案した。自分の地域では、研究会で模擬授業をするようなところは民間団体しかない(研究授業のための模擬授業はあるのだが)。そこで、ぜひ社研でもと考えた。しかもこれなら、伸び盛りの若手教師が有田先生の前で授業ができる。そう考えた。

今日は3人が10分間の模擬授業をした。3者3様でおもしろかった。それについて10分ぐらいずつ忌憚のない意見。これは知的である。模擬授業をその場でコメントするのだから、かなりエネルギーを使うし、その教師の力もわかる。わずか1時間あまりだったが、とても充実した時間だった。

このような会が研究会一発ではなく、定期的に継続的にできれば教師の授業力は間違いなくアップする。今回で布石はできた。来年度以降広めていくチャンスだと思っている。

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2006.01.23

雪をプラスのエネルギーに

小学メールマガジンの連載「私の教材開発物語」に執筆したものである。昨年、雑誌に雪エネルギーについて書いたが、内容を変えてメールマガジンに改めて執筆をした。

■ 雪国の人にとっての雪

 今年は連日のように大雪のことがニュースになる。
 確かに今年は尋常ではない。私の住む岩手でも年末年始とよく雪が降り、雪かきに追われた。冬休みの間は子どもたちに被害はなかったが、これから雪で狭くなった登下校での安全が心配である。
 このような状況は、まさに「雪害」である。

■ 雪をエネルギーにする

 それに対して「利雪」という言葉がある。雪を利用して産業や生活に役立てることだ。
 昨年の8月にその利雪施設を見学する機会があった。北海道赤井川村の雪氷室貯蔵施設(HIMUROS)である。
 概略を説明する。
 この農業倉庫では雪を冷熱源としている。赤井川村は冬にかなりの量の雪が降る。それを生かしたものである。その倉庫の中に入ると、雪氷庫に雪の塊があった。かなりの高さである。5~6mぐらいはあるだろう。聞けば春先の雪を300t以上も貯蔵しているという。そこから出る冷気で夏でも5度以下に保たれていた。施設を作るための初期費用は高価なものの、日々のコストは電気に比べたら格安(およそ6分の1ぐらい)というメリットがある。
 この環境の中でトマト、ブロッコリー、メロン等が貯蔵され、鮮度が保たれたまま出荷ができるようになったということであった。
 この見学で一番強く感じたのは人間の知恵である。雪国の人にとって、冬は大変な季節に違いない。今年のような大雪の年などは、まさに命がけで作業をしなければいけないこともあるだろう。もちろん、雪が降るからできることもある。スキーなどのスポーツはその典型であるだろう。
 その雪のエネルギーを産業に役立てる。その知恵に感心したのである。同時に、「これはぜひ授業をしたい」と考えた。

■ 授業「雪は大切なエネルギー」(小学校5年生対象・2時間)

★1時間目・・・雪のエネルギーに驚く
1 貯蔵施設と保管されているトマトの写真(取材の時に撮影をしたもの)を示し、夏の低温貯蔵の写真であること を説明する。
2 何を使って冷やしているのか予想させ、話し合わせる。
3 答えが雪エネルギーであることを教え、施設の様子を、図を使って説明をする。
4 このような雪エネルギーを使った施設が他にもある(住宅冷房、実験室等)を伝える。
5 感想を発表させる。

 ここでおもしろかったのは2の予想である。子どもたちは圧倒的に「倉庫自体が巨大な冷蔵庫になっている」と考えた。「違うしくみで冷やしています」と答えたら、子どもたちから様々な意見が出てきた。

「ずっと扇風機を回していると思います」
「でも、扇風機だけならそんなに低温にはならないと思います」
「北海道の写真だから、きっと雪を使っているのではないかと思います」
「えっ、夏に雪は解けるから無理です」
「寒い時期から低温にしておけば雪は解けないと思う」
「写真には金網がある。そこに雪を置いて空気が冷えて倉庫を冷やしていると思う」
「温度を考えたら雪しかない」

 このように話し合いの流れで雪派が多数を占めてきた。しかし、一部の子はまだ半信半疑である。「そんなに雪の力はすごいのか」という疑問である。
 ここで実際に「雪・氷室システム」という仕組みを説明する。「雪も電気と同じようにエネルギーになること」「春先に入れた雪でずっと秋まで低温が保たれること」「このような倉庫だけではなく、家庭の冷房にも使われているこ
と」等を話したら、子どもたちは感心をしていた。

★2時間目・・・雪エネルギーを使うよさを考えた
1 雪氷室貯蔵施設で雪エネルギーを使うよさについて考える。
2 雪氷室貯蔵施設は経済的な負担な大きいという事実を示し、ゆさぶる。
3 「費用がかかっても、このような施設を作るのはなぜか」と問い、雪エネルギーを使うよさについて再度深める。
4 感想を発表させる。

 子どもたちは今までの様々な学習で環境を守っていくことの大切さを学んでいる。この「雪エネルギーを使うよさ」についても、「自然を生かす」「電気をあまり使わないので環境にやさしい」というように気づいていった。
 しかし、このような「よさ」だけに触れて学習を終わりにしてしまうのは、現実的ではない。新たに施設を作るには多くの費用がかかる。また、その後の運営コストが安くても、最終的にかかるトータルコストは雪冷房の方が少し割高になるというデータもある。
 このような資料を示すと、子どもたちには「では、なぜ雪エネルギーを使う施設を作るのだろう」という疑問を持つ子も出てくる。
 そこで改めて「費用がかかっても、このような施設を作るのはなぜか」と聞いた。
 子どもたちからは「やはり環境のためになる」「雪エネルギーでできたという野菜でPRになる」といった考え方が子どもたちから出てきた。確かに、運営側では雪エネルギーによるPR効果もメリットと考えているようである。こ
れもまた社会の一面である。
 これらに、「利雪による地域の活性化」という視点を教師から付け加えた。

■ 「雪たんけん館」にアクセスを

 北海道の「雪プロジェクト」の研修会に参加したことが、この見学のきっかけであった。この「雪プロジェクト」では、「雪たんけん館」というホームページを開設している。

 子どもたちが雪について調べる時に役立つのはもちろんだが、教師が教材用として活用したい写真も揃っている。ぜひアクセスしてほしい。
 3学期最初の社会の単元で沖縄と北海道のくらしについて学習をする(5年生)。もちろん、この「雪たんけん館」のホームページをフルに活用するつもりである。

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2006.01.22

3学期初日

3学期が19日からスタートした。学級通信は日刊で発行をしているが、始業式の日だけは発行をしない。「前日までの子どもたちとのやりとりで通信の内容を考える」ということにしているからだ。

学級通信 ファンタジア 151号より

★「やはり子どもたちがいての学校だな・・・」と思いました。
 昨日、3学期がスタートしました。前日に「学校に来たら、提出物は出しておくように」と黒板に書いておきました。教室に朝行ってみると、さっそく「5年の完成」「がんばりノート」「生活カード」等の提出物をどんどん出していました。特にワークやがんばりノートは高くなっていました。子どもたちの冬休みのがんばりぶりがわかります。

★1時間目は子どもたちに3学期のイメージを伝えました。

 3学期は短いです。その中で一番大事なのは「しあげる」ということです。学力ではさっそく30日から学力テストがあります。その他、生活面でも5年生としてふさわしい行動をしてほしいと思います。また、大きな行事としては「6年生を送る会」と「卒業式」があります。特に6年生を送る会は5年生が企画・運営します。また、最高学年の準備の学期にもなります。修学旅行の準備もスタートします・・・・

 子どもたちは神妙な顔で聞いていました。「いよいよ6年生が近づいてきた」という思いでしょう。
 その後、2時間目の始業式をはさんで「漢字テスト」「算数テスト」をしました。しっかり取り組んで好成績を収める人もいれば、学習したことが抜け落ちて「わー、難しかった」という人もいました。いずれ、短い3学期なので、学習面ではすぐにダッシュです。

★4時間目は冬休みの一人一課題の発表です。今回は「工作・家庭」グループと「自由研究」グループが半分ずつです。昨日は工作を中心に発表をしました。一人一人の力作に見ている子どもたちも注目をしていました。

★3学期のスタートは午前授業で終了。43日という短い期間ですが、今までと同様に学級の様子をお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

★冬休みの子どもたちへの励まし、ありがとうございました。生活カードのお家の人からのコメントから抜粋します。

・夏休みに比べドリルのページ数が倍以上あり、多すぎる!といいながらも頑張って取り組んでいました。雪が多い冬休みで、日々かまくら作り、雪遊び、雪の上に大の字に寝ころんだりと元気に遊び過ごしました。
・夜の米とぎを毎日できるとは思っていませんでしたが、声をかけなくとも毎日してくれてとても助かりました。
・毎日手伝いをしてもらい、料理のうでもあがったかな?休みがおわっても毎日続けてもらいたいです。
・宿題を早めに済ませ、雪かき雪遊びに張り切ってくれました。
・がんばりノートはがんばってやったと思います。集中してやればできるという自信もついたのではないのかなと思いました。
・ダンスの練習がほぼ毎日あったので、忙しい冬休みだったような気がします。がんばりました。今回は勉強よりダンスに力を入れたね。お手伝い、たくさんありがとうね。

子どもたちの成長ぶりがわかりますね。

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2006.01.21

1カ月後は奥州市に

3学期始まってすぐの席替えでのこと。
いつも席替え後には次の席替えの日にちを予告している。
「では、次の席替えは1カ月後の2月20日にします」と言うと、子どもたちから「あっ、合併の日だ」という反応が返ってきた。水沢市は周辺の4市町村と合併して、6万人から13万人の都市となる。面積もかなり広くなる。

合併といっても「生活はあまり変わらないだろう」と思っていたが、広報等を見たり仕事をしていたりするとけっこう直さなければいけない。まず、学校名が「奥州市立水沢小学校」になる。今まで「水沢市立水沢小学校」と市名と学校名が同じだったので、気に入っていたが仕方なし。今年の3月に部分執筆の本が数冊発行されるが、それらに訂正お願いをした。住所は奥州市水沢区〇〇〇〇と長くなる。今年の年賀状には来年を見越して新住所を書いてきた方が10人ぐらいいた。短い現住所が気に入っていたが、これも仕方なし。
さらに、いくつか事務局をしているが、それらの基本データの修正も必要だし、来年度からの会の運営もあれこれ考えなければならない。
実際、合併をしてから、また修正をする部分も出てくるだろう。

でも、この合併は特色ある周辺の市町村が一つになるということでメリットも大きいだろう。
たとえば、「前沢牛」で有名な前沢町と一緒になる。時代劇のロケ地として有名人がよく来る「えさし藤原の郷」のある江刺市と一緒になる。温泉やきれいな星空で有名な町や村も奥州市になる。
これらを生かした新しい教材開発もできるのではないかと期待している。

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2006.01.20

授業成立メルマガ原稿

 メールマガジン「授業成立プロジェクト」に掲載した原稿です。

 授業成立プロジェクトリーダーである上條晴夫氏の著書が『子どものやる気と集中力を引き出す授業 30のコツ』(学事出版)です。
 その中に「授業づくりの基礎技術 10のアイテム」という章があります。この授業スキル号では,この10の基礎技術を「紹介プラス具体例」という形でお伝えしたいと思います。今回はその8回目。発言・発表です。

 上條氏は発言・発表には粗く言って次の3つの技術があると言っています。

1 まずノートに書かせる
2 発言は最初に結論を短くズバリと言わせる
3 理由はナンバリングをさせる

 「この写真からわかることは何ですか」と聞きます。挙手する子が数名パラパラといるだけ。それもいつも同じ子ばかり。仕方なく指名して、固定した一部の子だけで授業が進行する・・・・そのようなことはないでしょうか。
 発問をして、すぐに反応を求めるのであれば、反応の遅い子やじっくりと考える子たちにはなかなか発表できません。それを「ノートに書きなさい。時間は3分です」と指示をするだけで、状況はずいぶん変わります。発表する内容が子どもたちにできますし、「これ、いいね。発表してね」と教師が机間指導の時に言えば、心の準備もできます。

 発表の時に「結論から言う」ことと「ナンバリングをする」というのは効果的な表現をするという点で重要な技法です。同時にそれは聞き手に対する配慮にもなります。
 たとえば、二手に分かれて討論をしている時に、「私はごみを有料化するという意見に賛成です」というように言えば、「あっ、自分と反対の立場だ」と心構えができます。「理由は3つあります。1つ目は・・・」と言えば、友だちの発言もメモしやすいです。「話を聞く力を育てる」ためには、「発言力・発表力の向上」をセットにすると伸びるのです。

 このような発言・発表の指導のステップとして、上條氏は次の3点が必要と述べています。

・ズバリと短く言えること
・どんなに短くてもよいから理由が言えること
・その理由がナンバリングなどの手法によって整理されていること

 そして、指導が進むと「引用の指導も必要」と述べています。この場合の引用とは「〇〇くんが『〇〇』と言っていたように」というような友だちの意見が中心です。子どもどうしがお互いの意見をかみあわせることにより、話し合い活動は本格化します。そのためには、ここまで述べたような細かな技法、ステップが必要なのです。

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2006.01.19

今年度、NPO法人企業教育研究会・NHKエデュケーショナル・日本マクドナルド社が行っている「食育プロジェクト」に参加をしています。1月28日がその実践報告シンポジウムです。

どなたでも参加できるシンポジウムです。食育に興味のある方、お近くの方、大歓迎です。ぜひご来場ください。詳細は以下の通りである。

1 日 時 2006年1月28日(土)13:30~17:00

2 会 場 千葉大学西千葉キャンパス 教育学部棟5号館5102教室

3 内 容(敬称略)
  13:30~主催者より挨拶
  13:45~コンテンツを活用した食育授業の実践報告①
佐藤正寿教諭(岩手 水沢市立水沢小学校) 
糸井登教諭(京都 宇治市立平盛小学校) 
桑原朱美教諭(愛知 大口町立大口北部中学校) 
   14:30~休憩
   14:45~コンテンツを活用した食育授業の実践報告② 
古谷成司教諭(千葉 本埜村立本埜第二小学校) 
蔵満逸司教諭(鹿児島 名瀬市立名瀬小学校) 
   15:15~休憩
   15:30~シンポジウム
        テーマ「これからの食育の授業を考える~食育授業のポイントとは~」
         司会   藤川大祐教諭(NPO法人企業教育研究会)
         パネラー 越智利国氏(スポーツインストラクター)
               各教諭
   16:40~質疑応答
   17:00 終了

4 その他
 ・参加費は無料です。
 ・お申し込み、お問い合わせはinfo@ace-npo.orgまでお願いします。

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2006.01.18

デジタル仕事術セミナーが掲載

学びの場.comにデジタル仕事術セミナーの報告が掲載された。こちらである。写真がたくさん紹介されているので、セミナーの雰囲気がわかるであろう。

私のメッセージで「劣等生だったし、PCを始めるのも遅かった」というのは本当である。教師になってからも、できないことが多くて「本当に仕事が務まるのか」と初任時代に思った。絵は下手、歌もダメ、運動も得意な方ではない・・・等々。板書だって字が下手なので、研究授業では冷や汗ものだった。でもできないことが多かった分、「これではダメだ」と研修への意欲は高かったと思う。努力することも「できない自分は多くやって当然」という思いがあった。それは今も同じである。

思えば冬休みはこのセミナーからスタートした。今日が冬休み最終日なのに、もうかなり前のことのように思える。それくらいこの冬休みもいろいろなことができた。目標は達成できなかったが、8割はできたのでよしとしよう。明日から3学期、またがんばろう!

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2006.01.17

みちのく情報教育フォーラム

3学期もいくつかの発表の場がある。ありがたいことだ。1月は食育プロジェクトの発表を千葉大学で行う。
2月はみちのく情報教育フォーラムでプレゼンをする。みちのくにも熱い情報教育のメンバーがたくさんおり、自分にとって大切な場だ。下記の通り開催される。みなさん、いかがですか。

■期日  平成18年2月11日(土)
  10:00 開会(受付は9:30から) 17:00 終了(閉会行事まで)
■会場  
☆研修会…「南陽市中央公民館(えくぼプラザ)」
  〒999-2211 山形県南陽市赤湯791-1  TEL 0238(50)1140
 ☆懇親会…赤湯温泉 「上杉の御湯 御殿守」
  〒999-2211 山形県南陽市赤湯989番地  TEL:0238(40)2611 FAX:0238(43)3107
■講師
 ☆今回も、「スペシャルゲスト」をお招きします。
  金沢大学教育学部附属小学校教諭    八崎 和美 先生 ☆
  岩手県立大学ソフトウェア情報学部教授 鈴木 克明 先生 ☆
 
■日程   9:30       受付開始
 10:00~10:10 開会・日程説明
 10:10~10:40 みちのく情報教育フォーラムメンバーによる
          5分プレゼン&課題提示【30分】
  ○算数で鍛えるコミュニケーションスキル「実物投影機を使って」
                      (皆川 寛 宮城県北方小学校)
  ○社会で鍛えるコミュニケーションスキル「プレゼンテーションソフトを使って」
                      (佐藤正寿 岩手県水沢小学校)
  ○国語で鍛えるコミュニケーションスキル「映像コンテンツを使って」
                       (金 隆子 山形県南原中学校)
  ○総合で鍛えるコミュニケーションスキル「3校での交流学習を通して」
                      (竹田 洋 山形県鮎貝小学校)
  ○朝の会で鍛えるコミュニケーションスキル「デジカメを使って」
                          (鈴木 誠 山形県犬川小)
 10:40~10:50 ワークショップ説明
 10:50~12:00 グループ顔合わせ&授業づくり 【70分】
 12:00~13:00 昼食(グループ毎) 12:40~企業ブース紹介
 13:00~13:10 講師の先生からの応援メッセージ
 13:10~13:40「ジグソー」でポスターセッション 【30分】
  *A4一枚レポートでプレゼン(募集)+企業アピール
 13:45~15:15 発表に向けて話し合い(授業づくり2)【90分】
 15:20~16:20 授業発表 【10分×5】
 16:20~16:50 ゲストトーク 【30分】
      岩手県立大学ソフトウェア情報学部 教授 鈴木克明先生
      金沢大学教育学部附属小学校    教諭 八崎和美先生
 16:50~17:00 閉会・諸連絡
 17:30~18:30 移動・チェックイン
 18:30~20:30 懇親会
■参加費  ■研究会 3,000円(昼食代含む)
       ■懇親会 7,000円
       ■宿泊費 5,000円(1泊・朝食・税込)  ※フル参加で、15,000円です。
■定員  50名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
■主催  みちのく情報教育フォーラム(代表:成瀬 啓)
■後援  山形県教育委員会 米沢市教育委員会

申し込みはこちらから。

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2006.01.16

〇〇の大家

今日は胆沢図工研のセミナーだった。
講師は同期採用の先生。内容のあるいいセミナーになったと思う。

さて、講師の先生が話されていたことで印象的なことがあった。それは、「初任の学校に図工の大家がいて、その先生に教えていただいたことは・・・・」という話を何度かされたのである。聞きながら、「ああ、あの先生か」と20年くらい前のことを思い出した。
そして、「そういえば、あの頃は『社会のことなら〇〇先生に』『生活指導のことなら〇〇先生に』と言われていたなあ」とふと思い出した。もちろん校内ではない。地域のそういう「大家の先生」を若手でも知っていたのである。
その先生方は、校内で様々な研究をしても、「自分はこの教科を極める」という志があったと思う。野口芳宏氏が「校内でどんな研究をしていても、自分の片手は国語を握りしめていた」という話を思い出した。

それが今はどうだろう。残念ながら、自分の地域で「〇〇の教科だったら〇〇先生に」という様子はなくなっている。自分たちの世代が突き詰めていないという反省ももちろんある。同時にお互いに熱心に行っていることが知られなくなっているのではないか、自主研究会が不足なのではないかという気もする。
その点で自分が貢献できることは、やはり地区でセミナー等を仕掛けていくことだろう。この図工セミナーはこれで5回目。有田先生の社研のセミナーも2回目だ。
地域の教師力をアップさせるために、次は何ができるか。考えていこう。

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2006.01.15

テレビより

テレビだけを見ているということは自分にはほとんどない。
たいていは何かをしながらだ。
さて、今日は家にいる日なので、気に入った番組をいくつか視聴した。

まず朝、「がっちりマンデー」。以前このブログでも紹介したことがある。今日はアマゾンだった。
昨年のデジタル仕事術のセミナーで「アマゾンの書籍売り上げ」の話を聞いたことがあった。日本の大手書店で言えば4位ということだった。これは凄いことだとつくづく感じた。放送されたアマゾンの工夫はすでに自分がふだん見ていることだったが、倉庫の中がおもしろかった。「効率よく本を取り出すための仕組み」があった。そのために倉庫の本棚は違うジャンルの本が平気で並んでいる。同じ作家の本も一カ所にまとめられているわけではない。本屋さんとは違う、倉庫ならではの仕組みである。

午後からはローカルの再放送で小田和正のSPライブが流れていた。自分の大学時代にはオフコースは欠かせぬ存在だった。58歳にして現役。コンサートのゲストの星野仙一氏が「まだ現役でこうやってわかせるのはすごい」と番組で語っていた。ふと、「教師の現役」ということを考えた。

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2006.01.14

WPPP会議

今日はWPPP(Wireless&Poratable Projector Project)会議。
お台場にあるパナソニックセンターに向かった。

ここは自分にとって思い出の場所だ。3年前、今の学校に赴任して思うような実践ができなく、また情報教育担当でありながら、何をすべきかわからないまま過ごしていた。やはり自分から出掛けなくてはと思い、あちこちの情報教育に関係する研修会に出ようと決意をした。そこで、この研究会に参加した時の会場がパナソニックセンターだった。とても刺激的であり、「やはり本格的に情報教育に取り組まねば」と決意したものだった。その時に見たパレットタウンの大観覧車の美しさも印象に残っている。

さて会議である。広い会場に参加者が50人ほど!。実践者は若手からベテランまで、しかも担任はもちろんだが、管理職・社教主事と本当に様々。まさに多種多様な実践が集まるだろうと予想されるメンバーだった。それは個性のある自己紹介を聞いてもよくわかる。北から順番に座るので、北海道・東北メンバーは知っている方ばかり。地区ごとの会議もある予定なので楽しみ。

最初に堀田先生の趣旨説明のあと、5人の実践者の報告。これもまたバラエティだった。図工、音楽、1年生、模擬授業、まとめ・・・どの方の実践も「自分がしたくなるような」ものだった。この点が今回の実践のポイントだと思う。自分の実践を振りかえる。同じように「他の人がしたいと思うような実践をしよう」という考え、同僚の前で授業をしたり、話したりしてきた。しかしその考えにあった内容だったか。これから自分の考えていく点だ。

その後、松下電器さんによる機器説明。聞きながら、「こんな機能もあるのか!」と驚きの連続だった。しかも、強力なバックアップ体制。結果を出すことは当然の義務だ。それにしても担当者の皆さんの一つ一つの言葉に、自社製品への誇りを感じ取ることができた。会議自体にも事務局の皆さんの細やかな心遣いを感じた。自分が大好きな漫画に「課長 島耕作」があるが、主人公に通じるものがある。こういう会議に出て、いろいろな方の振る舞いを学ぶのも大事なことだ。

このプロジェクトは昨年から行われている。その成果はこちらに出ている。これを見るだけでもプロジェクタ活用の工夫を学ぶことができる。次回の会議は8月の大阪。3学期からダッシュで結果を出していきたい。

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2006.01.13

「学習情報研究」

教育雑誌はかなりの範囲で知っているつもりだった。
しかし、今回縁があって「学習情報研究」の1月号が送られてきた。「学習ソフトウェア情報教育研究センター」の発行である。

この5月号に関わりがあることは知っていた。しかし、具体的にどのような雑誌なのかは知らなかった。送られてきて、「情報教育関係でこのような雑誌があったのか!」という思いだった。1月号に限って言えば、国の重要な施策が文科省の担当者や教育工学関係の著名な先生の報告が書かれている。もちろん、情報教育関係の実践も掲載されている。
これは「研究会員制」の雑誌ということで今まで全く知らなかった。今回の縁をきっかけにさっそく購読することにした。

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2006.01.12

反響

できる教師のデジタル仕事術」が発刊されてから、ほぼ1カ月がたった。

この本の反響が大きい。
まず、私がふだん見る方々のブログに紹介されていたこと。これはセミナーともタイアップしていたことも関連する。そして、個人メールで感想が届くということ。知人はもちろん、未知の方からも数は多くはないものの何通か届いている。今まで出した本ではこのようなことはなかった。やはり、インパクトが強いということがわかる。
「情報教育を後ろ向きに考えていたが、がんばろうという気になった」「一気読みをした」というようなメッセージを読むと、著者の一人としてこのうえない喜びを感じる。
改めていい仕事に携わらせていただいたと感謝したい。

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2006.01.11

プレゼンの視点で見れば・・・

今日は市の教育研究発表会。個人研究を6人が発表をした。まずもって、冬休み返上で準備にあたった発表者の先生方に敬意を表したい。発表者を支えた方々にも同様である。このような発表の機会を経て若手教師は成長していく。かつての自分もそうだった。実に貴重な機会だ。

しかしながら、プレゼンの視点で発表を聞くと、思うことがいくつもある。毎年の発表を見て、「プレゼンとはこういうもの」という思いこみがあるのかもしれない。
そのような中で、今日のプレゼンで光っている先生がいた。特徴を記す。

・「原稿を読み上げる」というタイプではない。時々原稿は見るが基本的に聴衆を見ている。
・実物を持ち込んで紹介をしていた。
・スライドの文字が大きくてわかりやすい。
・効果があった事例だけではなく、効果のなかった事例も率直に報告していた。
・そして何よりも、「資料のまま言う」のではなく、「自分の伝えたいことをわかりやすく伝える」工夫をしていた。

これらはそのまま研究発表のプレゼンの基本につながるであろう。
研究発表の資料作りまではがんばっても、かんじんのプレゼンのスライドや発表については適切な指導がなされないことが多い。これではせっかくの研究の意図も上手には伝わらない。研究と同様にプレゼンにも時間と労力をかけるべきだと改めて感じた。

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2006.01.10

沖縄旅行メモ3

今日はひめゆり平和祈念館に行った。
これは自分自身が希望していたところだ。長女も小6の時の社会の学習を覚えていて、「ひめゆりの塔には行きたい」と話していた。その時の担任の先生に感謝。

ひめゆり部隊が看護したという壕の入り口や数々の資料を見る。その重さに全く言葉が出なかった。
戦争で200人以上亡くなったと言っても、ピンとこないことが多い。「戦争ってそんなもの」と慣れてしまっているからだ。
しかし、その200人以上の顔が展示室一面に張りだされると別だ。しかも一人一人にどのような性格だったか、何をがんばっていたか書かれている。間違いなく、亡くなった人たち一人一人に人生があったことを物語っている。この一人一人の人生が一瞬して失われるのが戦争だ。重い事実だ。

教研の中でも、周囲の影響から20代で平和教育の実践をずいぶんと行った。その後、いろいろな本を読んで自分の行ってきた平和教育は果たしてよかったのか・・・という疑問を感じたのが10年ぐらい前。現在は実践からも疑問からも遠ざかっている。
戦争について、いろいろな考えがあるのが現実だ。ただ、このひめゆり部隊の事実を長く伝えていくことに異論はない。60年以上前の日本にあったこの事実。平和についていろいろと考えた日だった。

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2006.01.09

沖縄旅行メモ2

今日は昨日と違って好天。暑さが心地よかった。
南国の海岸線のドライブも心地よかった。岩手でいえば9月下旬~10月上旬の気候。そんな気候で木々を見ながら思い出したことがあった。

前任校があった宮古市は沖縄の多良間村と交流をしていた。遭難したところを助けた縁である。沖縄の一行が11月に宮古に来た時のこと。引率の教師が「初めて紅葉というのを見ました。こんなに美しいものだとは思いませんでした。沖縄ではこのような紅葉はありません。今まで音楽で「もみじ」のイメージ化がうまくいきませんでしたが、これでよくわかりました」と話した。なるほど、そのようなものなのか、と感じた。

また、今朝新聞を読んでいたら、このようなコラムがあった。「独立」という発想。本土と比較しての社会的な条件。聞いたことはあったが改めてこの地で読むと感じ方がまた別だ。今回は観光地としてのみ訪れた沖縄。これからは興味を持って学ぶ対象となりそうだ。

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2006.01.08

沖縄旅行メモ1

今日から3日間、沖縄である。
本当であれば、教材開発で調べたいこともあるが、それは一カ所だけにとどめて、家族でのんびり過ごす予定である(でも公設市場でさとうきびを超安価で購入できた。教材で買っているさとうきびがいかに高いかよくわかった)。今日から3日間は、ちょっとしたメモである。行程は仕事日記で。

1 意外と寒い、日没がゆっくり
 「今日の沖縄は16度」と聞いて、毎日0度前後の世界にいる者にとって「これは相当暖かい」と思って沖縄に来た。コート類は仙台空港に置いてきた。そうしたら意外と寒い。これは失敗。明日は20度になるいうことで期待しよう。それにしても5:30でも明るいのには子どもたちもびっくりしていた。岩手は今の時期でも5時だと真っ暗だ。

2 安い、安い
 観光地だから高いのだろうと思っていたら、けっこう安い。タクシー等は初乗りが450円だった。晩ご飯も家庭料理風のものばかりだったから、ふだんの外食より安かった。

3 ちょうど成人式
 国際通りを歩いていると特徴的な羽織袴の若者軍団。気勢をあげている。今日が成人式だったようだ。今までのニュースで、各学校ごと特徴的な衣装を着て街で気勢をあげる・・・というのを見ていたので、「これか!」と思った。もっとも警官がピタッとそばについていたので、大きなトラブルはなくホッとする。

4 お人好し
 この間、お人好しランキングは岩手が1位だったが、2位が沖縄だそうだ。市場にいると、「あれっ、国際通りは?」とつぶやいていると、「右だよ」とお店の人。こういうことが数回あった。「積極的なお人好し」という感じだった。

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2006.01.07

原点を見直す

国際的な競争という視点から、日本の将来に不安を持っている。
たとえば経済的な視点からすれば、これからは中国やインドなどが伸びると言われている。「自分は日本が繁栄した時代に一生の大半を生きたのに、我が子は・・・」と時々思ってしまう。

今日届いた学研「NEW教育とコンピュータ」の中で、陰山先生が中国の視察に行った話を書かれていた。
・「教師の仕事は子どもを伸ばすこと以外何があるんだ」 教師が教師としてあたりまえに悩める国
・教育は国内問題じゃない!国を支える産業として、教育を考えよう!
というキャッチコピーが目をひく。

内容は割愛するが、「世界のどこに出しても恥ずかしくない子どもを育てるための教育を一刻も早くはじめるべきなのではないでしょうか」というくだりには同感である。自分のHPの出発点もここだった。
しかし、このHPのテーマで「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」と言っているわりには、その類の実践がこのごろ少なすぎる。自分の原点なのに。
今年はこの原点を改めて見つめていこう。そして、自分の実践で終わりということではなく、戦略的に実践を考えて何かしらの提言ができるようにしていこう。そう感じた。それが日本の将来にほんのわずかでも役立つのなら嬉しいことではないか。

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2006.01.06

編集の仕事を学んでいる

今、社会科関係の本の編著者としての仕事をしている。
「編著者」は2回目。前回のITミニネタ本は上條さんとの共同編著者で助けていただいたが、今回上條さんは監修ということで、「判断」という仕事も入っている。ただ、他教科も同時進行で本作りが進んでいるので、その分「ああ、算数も同じようにしているなあ。よかった」というように安心できる面があるのが幸いだ。

さて、「編集」といっても「原稿を依頼し、集めて、チェックして終わり」というように単純ではない。
全てメーリングリストで仕事をしているが、方針を立てたり、案にコメントをしたり、現状を報告したり、メンバーに声がけ(メールがけ?)をしたりというように、実際に原稿を書き始めるまでいろいろなことをした。そして、今日は見本原稿と留意点を作成した。まさに「編集の仕事を学んでいる」段階。新しい仕事をするにはエネルギーが必要だが、今回は学びが大きいのでそれが意欲になっている。

さて、「編集の仕事は担任の仕事と同じでは?」と今日ふと思った。先に示した例は、学級経営で担任がすることと似ている。以前、「プレゼンは授業と似ている」という話を伺ったことがある。となると、学級経営の仕事・授業の仕事とも、一般の仕事術に応用できるものなのでは・・・と思う。この点、今後も追究していきたいところだ。

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2006.01.05

お人好しの県民性

TBS系で「都道府県ランキング」という番組(正式番組名は違う)をしていた。
ランキングから県民性を考えるというものだ。しかも、それを証明する実験もしている。

最後の「お人好し」ランキングを見ていたら、何と岩手県が1位だった。しかも実験でも証明済み。街角におばあさんが立って道を聞くという設定。盛岡で試したら50人中37人が教えてくれた。しかも、親切に「一緒に駅までいきますよ」とか、使い捨てカイロをくれたりとか、声をかける前に若者が心配して「どうしたんですか」と声をかけたりとか・・・とにかく「人がいい」というシーンが続出だった。これは盛岡のデータだけど、宮古だったらもっと比率は上がるんだろうなと思った。

これは誇っていい岩手の県民性だと思った。この県民性は学校でも子どもたちに伝わっているはずだ。

ただ、これを別の面からみれば、「オレがオレが・・・」という自己主張をする人は少ない・・・ということの裏返しになるかもしれない。それは時にはマイナスとなる場合もあるだろう。そんなことも思った番組であった。

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2006.01.04

雑誌の効用

年間購読している教育雑誌が十数誌ある。20年間の習慣である。
必要があって購入をしているのだが、我が家にとっては一つの問題がある。場所をとってしまうという問題である。
「処分しよう」と思っていても、なかなかできない。というのも、通常のビジネス誌と違い、教育雑誌は古いものでも活用できるものがあるからだ。たとえば、20年前の雑誌でも「集団作りゲーム」「家庭学習の方法」といったものなら、今でも通用する。

今、社会関係の本に関わっている。自分も41本のネタ原稿を書くのだが、20年間購読している「社会科教育」が役立っている。購読を続けていた効果である。同時に社会科教育の流行も、変わらぬ部分も特集テーマから感じ取ることができた。

しかし、近年、雑誌が売れないという話も聞く(本当かどうかはわからない)。雑誌に求めるものが、インターネットで代用できるからというのもあるだろう。役立つものが少ないということもあるかもしれない。私自身、実際に雑誌を購入して、軽くパラパラとめくって終わりというものもある。
それでも購入する価値があると思っている。先に述べた理由の他に次のようなことがあるからだ。

・トレンドを定期的に知ることができる(編集者の感覚はやはりすごい)
・あまり本を買わない分野は入門書的に活用できる(私の場合、道徳はその典型例だ)
・特定分野のキーマンが見つかりやすい(雑誌1冊の中に「この人の原稿はいい」というものが必ずある)

十数冊購入しても雑誌代は1万数千円。得られる情報にしたら安いものである。
(そう思っても、創刊号から購入していた某雑誌が休刊・・・という話を聞いた。思い入れがあり、自分も執筆することが多かったので残念である。)

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2006.01.03

今週の本棚

年末年始はふだんよりゆっくりと読書ができた。

1 「挑戦!教育実践練習問題」(家本芳郎著・ひまわり社)
知っていそうで知らないことが満載の本。家本先生ならではの本である。たとえば、「ほうきでの掃き方」などに種類があること(それも何種類も!)など全然しらなかった。消しゴムの使い方やチョークの歴史も知らなかった。知らなくても実践には影響はないのだが、それでも知っておいた方が確かに役に立つ。その他にも、
・「先生、大嫌い」といわれたら
・居眠りへどう対応するか
・居眠りしたとき、どう指導してもらいたがってるか
・保護者からの贈答品への態度
といった誰も教えてくれないようなことをしっかりと教えてもらった感じだ。

2 「「できる子」の親がしている70の習慣」(七田眞著・PHP文庫)

わけあって家庭教育の本を数冊読んだ。その中で一番ためになった本がこれである。
印象に残ったのが「勉強の3つ目的を教える」という項目。偶然にも今日移動中にカーラジオのCM(公共広告機構だったかな?)で「なぜ勉強するの?」と子どもが問いかけるものがあった。「どう答える?」と家内に聞かれたばかりだった。皆さんならどう答えるだろうか。
①自分の成長のため②人生の成功のため③社会貢献のためとここでは書いてある。これは今の自分の学びの目的にぴったりと当てはまる。日本では「社会貢献」という視点が薄い感じがする。自分もあまり話していない。でも大事だよなあと改めて感じた。

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2006.01.02

元旦の新聞

毎年元旦の新聞は楽しみである。ためになる特集が書かれている(知人では、元旦の新聞を買い集める人もいるくらいだ)。
今年の朝日新聞には「ジーコ監督の談話」が掲載されている。自分の仕事にも通じることが書かれている。

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(1998年のW杯で)学んだのは、どんな問題が起きても、すぐに決断できる状況に自分を置くこと。世界トップの選手を集めても、勝てるわけじゃない。組織力がないと勝ち抜けないことも知った。
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「即決断」は自分のモットーだ。そのためには、日常的に自分の核となる考えがなければ決断はできない。今の自分の決断の基準は何か。再考してみよう。
また、「組織力が必要」というのはどんな組織でも同様だと共感。学級担任の学級の組織力がないと、子どもたちに力があっても学級はよくならない。職員集団も同様である。

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選手には、何を社会に還元できるかを考えてもらいたい。それを伝えることが監督の仕事だと思う。
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選手を「子どもたち」、監督を「教師」に変えて読んでもそのままよい。あるいは「教師達」と「管理職」に置き換えてもいいだろう。自分がこのごろ特に意識しているのは「社会貢献」である。

こういう談話ができるというのは、やはりジーコ監督が一流だからであろう。


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2006.01.01

2006年の夢

元旦。今日はのんびりとあれこれと夢を考えた。これはあくまでも夢であり、現実的な目標とはまた別である。教師の元旦は新しいポジションで始動する4月1日だと思っているからである。

1 社会科教育と情報教育の実践と理論化
 昨年から社会科と情報教育を集中して実践・記録化している。それを今年は深める。理論化したい。アウトプットの形はいろいろ考えられるけど、本格的に学会で発表(今年は2本)したいなあ。

2 プロジェクトで結果を出す
 今、関わっているメディア力プロジェクト、情報配信プロジェクト、WPPプロジェクト等に全力投球。さらに、自分での一つのプロジェクトを主宰し、成果をアウトプットしてみたい夢がある。そのためには経済的裏付け必要だけど。

3 発信・発信また発信
 現在、社会科関係の本の編集を依頼されている(自分も4割執筆)。また、3冊目の単著を今年執筆することも決まっている。連載も新たに家庭教育関係のもの、情報関係のもの(隔月)、今まで5年続いているメルマガの教材開発物語は今年も継続。他にも単発での雑誌原稿・本の原稿も来るであろう。授業成立メルマガの編集もある。「そつなくまとめる」のではなく、何らかの「問題提起」ができる内容としたい。
 学級通信・仕事日記・ブログの毎日更新は今年も続ける。その他に、新たな発信を構想中。

4 日常をしっかりと
 当たり前だが、自分の本務はきちんと行いたい。子どもたちに基礎的な力をつける。担任と子どもとのよき関係を築く。分掌や事務局の仕事をしっかりと行う。チームとして学校の研究活動を深める・・・等。これらの活動から「誰でもできる仕事術ネタ」が増えるといいなあ。

5 大いにインプット
 昨年経済的なことで大きな前進があったので、今年はインプットのチャンスと思っている。読書量を1.5倍に。大学時代のように映画を観る(といってもレンタルビデオ中心だが)。ビッグな家族旅行をする。一般教養を受講する(テレビで)。皆、自分のエネルギーになるだろう。

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