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2006.01.03

今週の本棚

年末年始はふだんよりゆっくりと読書ができた。

1 「挑戦!教育実践練習問題」(家本芳郎著・ひまわり社)
知っていそうで知らないことが満載の本。家本先生ならではの本である。たとえば、「ほうきでの掃き方」などに種類があること(それも何種類も!)など全然しらなかった。消しゴムの使い方やチョークの歴史も知らなかった。知らなくても実践には影響はないのだが、それでも知っておいた方が確かに役に立つ。その他にも、
・「先生、大嫌い」といわれたら
・居眠りへどう対応するか
・居眠りしたとき、どう指導してもらいたがってるか
・保護者からの贈答品への態度
といった誰も教えてくれないようなことをしっかりと教えてもらった感じだ。

2 「「できる子」の親がしている70の習慣」(七田眞著・PHP文庫)

わけあって家庭教育の本を数冊読んだ。その中で一番ためになった本がこれである。
印象に残ったのが「勉強の3つ目的を教える」という項目。偶然にも今日移動中にカーラジオのCM(公共広告機構だったかな?)で「なぜ勉強するの?」と子どもが問いかけるものがあった。「どう答える?」と家内に聞かれたばかりだった。皆さんならどう答えるだろうか。
①自分の成長のため②人生の成功のため③社会貢献のためとここでは書いてある。これは今の自分の学びの目的にぴったりと当てはまる。日本では「社会貢献」という視点が薄い感じがする。自分もあまり話していない。でも大事だよなあと改めて感じた。

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