« 映画視聴 | Main | 模擬授業で学ぶ(上) »

2006.02.27

ピンチの時の通信作成法

学級通信を日刊で発行をしている。ここまでくれば年度内は最後まで日刊を続けたいと思っている。
しかし、今日は事前に書いておくネタはないし、学校で書かなければいけない。ピンチ!
でも、そのような時にも書く方法がある。

・その日の出来事を時間順に書く。
・隙間時間にこまめに書いていく。
・写真を2~3枚入れる。

以下が3~4分ぐらいの執筆を6回繰り返してできた通信である。年に1~2回、このような日がある。

学級通信 ファンタジア 177号より

 今日2月27日の一日を振り返ります。

★朝活動。国語の漢字テストです。漢字スキルの後ろに一年間の漢字の復習をするテストがあります。2週間ほど前から、子どもたちは取り組んでいます。
 90点以上が合格です。子どもたちは家庭学習で練習をしてきていますので、難しい数字ではありません。だいた8割の子が合格です。合格しない子は休み時間、もう1回チャンレンジです。いずれ5年生で学習した漢字をしっかりと覚えてほしいと思っています。

★朝の会。このごろ歌に力を入れています。特に明日は「6年生を送る会」なので、その中で披露をする「マイ・バラード」を練習しました。でも、朝一番ということもありなかなか声が出ず・・・。「あと何回歌えば6時間目の練習の時に100%の声になりますか?」と聞いたら、「5回」という答え。連続5回歌うのは大変だし、効果も薄いので各時間で歌うことにしました。

★1時間目。社会です。公害の学習です。水俣病をはじめとするかつての4大公害とそれを克服していった取り組みについて学習をしました。かつての悲惨な現実と公害を克服する努力について、「公害は繰り返してはいけない。自分も環境のことを考えていきたい」と子どもたちは自分たちなりの感想を持つことができました。

★2時間目。図工。ステンシル版画の続きです。子どもたちは色をぬるところをカッターで切っています。細かな作業にイライラする子もいましたが、次の時間には多くの子が刷りに入ります。刷りあがった時の出来上がりのすばらしさが版画の楽しさです。どのようになるか、楽しみです。

★3時間目は国語です。長い物語「大造じいさんとガン」を学習しています。この単元では自分たちで課題を作り、その課題を自分で読み取って解いていく方法で学習をしています。
 今回は3の段落を中心文をもとに課題作りをすることにしました。この中心文を探すのが面白かったです。子どもたちは様々な文章を「中心文」と出してきます。それを話し合いで絞りこみ、二つが残りました。そして最後に一つにしました。実はみんなが選んだのは最初に一人しか「中心文はここ」として言っていなかったものです。少数派の考えが話し合いによって多数派になる・・・学習のおもしろさです。

★2:30から体育館で6年生を送る会の最後の練習です。明日がいよいよ本番ということで今日は気合いも入っていました。明日の本番が楽しみなのは子どもたちもそうですが、私も同じです。
 だいたい出し物がOKになった後、今度は体育館の飾り付けです。他学年の似顔絵、横断幕や会のテーマ等を壁に貼っていきます。

自分たちが準備をした6年生を送る会。成功をするといいです。どのような様子だったかは明日お伝えします。

|

« 映画視聴 | Main | 模擬授業で学ぶ(上) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ピンチの時の通信作成法:

« 映画視聴 | Main | 模擬授業で学ぶ(上) »