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2006.03.18

授業成立の基礎技術・評価

メールマガジン「授業成立プロジェクト」第37号の原稿である。もうすぐ1000部に達しようとしている。まだ購読されていない方はぜひ!

 授業成立プロジェクトリーダーである上條晴夫氏の著書が『子どものやる気と集中力を引き出す授業 30のコツ』(学事出版)です。
 その中に「授業づくりの基礎技術 10のアイテム」という章があります。この授業スキル号では,この10の基礎技術を「紹介プラス具体例」という形でお伝えしたいと思います。今回は10回目。最後です。テーマは「評価」です。

 上條氏は評価の方法について次の3つを紹介しています。

1 診断的評価
2 形成的評価
3 総括的評価

 診断的評価は、指導の計画を立てるために子どもの実態を把握する評価です。形成的評価は指導の過程において実施するもので、学習活動の改善に利用するものです。総括的評価は、主に学期末や学年末などで総括的に行うものです。

 この中で、総括的評価は教師にとってなじみの深いものだと思われます。単元ごとや学期末・学年末に子どもたちの成績を評定し、通知表や指導要録に記入します。

 しかし、授業成立の観点から言えば、診断的評価と形成的評価を重視していきたいと考えます。
 たとえば、算数でわり算の学習に入る前に既習のテストを行ってみます。そうすると、どの段階でどの子がつまずいているか一目瞭然でわかります。授業で工夫する観点がわかるわけです。それが授業成立につながるのは確かです。

 また、最近は評価規準項目の設定により、形成的評価が重視されるようになってきました。これは授業成立にとって大事な要素と考えられます。学習すべき知識・技能がきちんと習得できているか、一人一人を診断することにより、子どもたちへの対応方法が明確になるからです。むろん、全時間行うのは教師にとっては大変です。ただ、単元のポイントとなる時間に行うことによって、子どもたちへの対応はこめ細やかになります。その点では、定期的に行うべき評価であると言えます。

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