菅原先生のわくわく授業
菅原弘一先生の「わくわく授業」を見た。
3年生の社会。
「消防しょ見学の計画を立てよう」という課題。
課題に向けての手立てが明確ないい授業だった。たとえば、学校放送番組で共通の素地作りをする。「疑問の出し合い」→「質問の話し合い」→「質問を書く」→「質問を選択する」というように、細かなステップを踏んでいる。さらに質問の練習で、教師が指導すべき点はきちんと指導をしている。見学の事前指導として参考になる授業であった。さすがである。これらの指導の手法は中学年だけではなく、高学年でも応用できるだろう。
さりげなくIT活用もしていた。教科書をプロジェクタで拡大投影。話し合いの時に効果的であった。この時に黒板の右側にスクリーンを貼っていたのが印象的。自分は左側だ。とある研究会で、この貼る位置が話題になった。今度、右側で試してみようと思う。
それにしても、「わくわく授業」も変わったと感じた。時間が放送時間が45分になったことはもちろん、授業の経過が右上にテロップで出るようになったこと、最後に「授業のポイント」が出るようになったこと、子どもたちの発言がテロップで出てくるのでわかりやすくなったこと、ナレーションは少なめにしていること・・・等。教師にとって授業研究の対象として有難い番組になった感じがする。
来月も山下先生@石川、白江先生@富山というように知っている先生が登場する。楽しみである。
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