地区の仕事
今日は子ども会関係と地区自治会のことで、二つの会議があった。
子ども会のポートボール大会が毎年5月のGWにある。今年で4年連続の監督を務めている。指導が上手からというわけではなく(まあ、小学校の体育の指導はできるが)、教師で子どもたちと接点があること、練習場所が小学校の体育館なので便利であることから考えて、確かに監督にはもってこいの立場だ。実際、勤務時間が過ぎてすぐに体育館で練習をして、終了後また仕事に戻っている。子どもたちとも、学校のクラブの感覚で接している。これは、通常のお勤めをしている人には厳しいことであろう。その点で、勤務校=自分の学区というのはメリットだ。
もう一つ。今年は地区自治会の理事と班長をしている。先週も会議があったが、今週もだった。
参加してみて、初めて知ることも多かった。たとえば、水路にU字溝を付けたい場合、自治会と農家の代表の要望があって、初めて行政が動き出すということ。市民の願いが行政に届くには、「要望」をしなければいけないということだ。むろん、その「要望」はその地区の皆の同意が必要ということ。以前、要望を出したが、実施段階で地区の一人の反対でできなくなったそうだ。日頃の地区の人間関係が大事だなあ。
さらに、地区の行事の参加者がどんどん減っているとのこと。これはどの地域も同じだそうだ。自分たちの世代の意識の薄さが原因の一つではないかと推測する。
10年近く前も監事や班長の仕事をしていたが、その時には初めてということもあり、あまりあれこれ感じなかった。今は、勤務校の学区であり、我が子たちも子ども会のお世話になっている。立場が違うと、地区が身近になってくる。いろいろなことで時間が必要となるが、これはこれで大事な役目。しっかりと仕事を全うしようと思う。
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